短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
レジェンド島と、ラジェンド島。
わたしの名前はホコ。 レジェンド島の島民だ。レジェンド島は、島民が650人いて、ラジェンド島には、島民が450人いる。レジェンド島と、ラジェンド島は、繋がっていて、どちらも島民が少ないので、助け合って暮らしていくことは法律になっていた。レジェンド島のほうが、学校もスーパーも色々合ったので、レジェンド島の島民はこっそりといつも、ラジェンド島を見下していた。けれど、ラジェンド島は、美しく観光地として人気だったので、レジェンド島の島民はちょっとは住んでみたいよねwwと言っていた。 そんなとき、レジェンド島の学校に、ラジェンド島の女の子のレカちゃんという子が引っ越してきた。 レカちゃんは恥ずかしがり屋で皆からなかなか話しかけてもらえてなかったけど、私が話しかけると、ニコニコしていろんなことを話してくれた。自分の家は、ラジェンド島の海の中にある神殿で、とても広いということ。家族はお母さんとネコしかいないということ。 私とレカは仲良くなって、毎日登校も下校も遊ぶときもずーっと一緒だった。 しかし、事件は起きた。 レジェンド島で火事が起きた。レジェンド島の家は全部焼け焦げた。もちろん私の家も。 そして皆、ラジェンド島に逃げていった。けれどもラジェンド島はとても小さいので、避難所など1つや2しかなかった。 いつ、繋がっている橋から火の手が渡ってくるかわからない状況だった。 しかし、レカの家は違った。海の中にある神殿が家だから。火は来ないから、皆レカの家に泊まりがたった。 「ラジェンド島の子だーww人はいいけど住んでるところラジェンド島だしぃ?ロナ、仲良くしなーい。」 と言っていたロナちゃんまでもが、 「わーっ!海の神殿きれぇい!レジェンド島とラジェンド島は助け合うんだもんねぇ?避難所人多すぎてキモいし、泊めてよ?」 と言っていたの。けど、レカのお母さんはロナちゃんがバカにしていたことを知っていたから、 「助け合いません。ラジェンド島のことをバカにする人をうちに泊めるのは、都合の良いときだけ利用されているのと同じなだけ。泊めません。」 と言い放った。私には、レカのお母さんが輝いているように見えた。 「あ、ホコちゃん一家は泊めるわよ!もちろん!」 といってくれた。 「はぁ?ロナは泊めてくれないのになんでホコなんて泊めるのよ??いっみわかんなぁい!!!」 ロナちゃんちは大金持ちだから皆ここでハイッ!!って言うけど、レカのお母さんは言わなかった。 「タ・ス・ケ・ア・イでしょ??」 と明らかにマウント取り過ぎ行動をロナちゃんに取った。他の子にも。 そしたらロナちゃんは、 「法律忘れたのっ!?パパッ!コイツ刑務所ォうぇぇぇぇん。」 とまさかの泣き出した。 「、、、、、、」 その瞬間だった。一瞬だった。ヴァァァァァァァァァァン! レカのお母さんが手錠をさせられ、銃で胸のあたりを打たれた。 バタッ。レカのお母さんはその場に倒れ込んだ。レカちゃんは呆然としていたが、神殿の中からナイフを取り出し、胸のあたりに刺した。 「やった!海の神殿の持ち主が消えた!泊まれる!泊まれるよ!パパ!」 え、、、、。ロナはまだそんな事を言っているのか。なんと罪深きレジェンド島の島民。なんと痛々しきラジェンド島の島民。
初恋のあなたといつまでも隣にいたいんです。
私の彼氏はとても優しい。 中学生の時,私は初めて人を好きになった。いわゆる「初恋」。 初恋相手があなたみたいな優しい人でよかったと今でも呟いてしまうのは,「初恋」だからって分かってる? 私があなたを好きになったきっかけは,本当に些細な事からだったよ。 私が運動会で1位をとって喜んでたら,あなたも一緒に喜んで笑ってくれた。 「見てたら俺も嬉しくなってきちゃった~」 ちゃんと人の気持ちを考えて寄り添ってくれる。そんな優しい人が将来隣に居てくれたら,私は幸せに過ごせるんだろうなって考えてました。 運動会で,初恋するとか少女漫画みたい。 あまり男子と関わっていなかった私には,これから素敵な毎日が来るのかなって舞い上がってた。 でも,現実はそんな甘くないって知った。 あなたは,優しいしカッコいい。そのせいか,あなたは人気者だったね。 いつも連れが多くて,真ん中にいて,休み時間になればすぐ人が集まってくる。 男子と関わっていなかった私がその輪に入ったら駄目だなって落ち込んでたら「一緒に話そうよ」って,輪に入れてくれたよね。 あなたのおかげで,他の男子とか女子とかともいっぱい話せるようになってやっぱり素敵な毎日が来たんだって,また,舞い上がりました。 あなたが学校を休んだ日は,勇気を振り絞って私がプリントを届けに行った。 それは,あなたが初恋の人だから。 周りからどう見られてもいいから,あなたを振り向かせたいから勇気を出したんだよ。 その日は直接会えなかったけど,元気になって学校に来た時は,私が来てくれてよかったって喜んでくれたよね。 私が行って嬉しかったんだ。 そんな無邪気なあなたの笑顔を見たら,胸がトキメキでいっぱいになって好きが増しちゃった。 その後も,私があなたに何かをしてあげると喜んでくれた。 脈アリかも…と自信がついた私は,あなたに告白する事を決意した。 あなたは人気者で,手に入りにくいモノだって分かってる。あなたに告白する決意をしたのは,私が勝手に脈アリだと自信をつけただけだ。 色々分かってても,あなたの隣にいたい。 そういう私の気持ち,伝えたかったんだ。 いよいよ告白当日。 女子トークをする程,仲の良い女子友がいる訳じゃなかったから自分で自分を落ち着かせて,言い聞かせた。 失敗してもいいんだ。 私のこの気持ちが,伝わればいいんだ。 「私がずっと隣にいたいと思うのは,あなたが初めてでした。好きです」 あなたの顔を見るのは気まずいから,目を瞑っていたんだ。 もし,あなたが私の事を好きじゃなくて告白されちゃって,困ってたらそんな顔を見なきゃいけなくなるでしょ? でも,目を瞑っているのも不自然かもしれない。 そう思って,私は目を開けてあなたの顔に視線を動かした。 そしたら,あなたはニコッと笑ってくれたよね。 「俺も同じ気持ちだよ」 あなたは私の気持ちを分かってくれたよね。 ああ,やっぱりあなたは人の気持をしっかり分かってくれる。 優しいな。 こんな初恋のあなたが,今隣にいるのは夢を見ているのかっていうぐらい幸せなことなんだ。 この話,私はあなたに何回話したかな? でも何回話したっていいんだ。 あなたのその喜んだ顔,私が好きになった瞬間のあなたと同じだから。 いつまでも,隣でその顔を見ていたいと私は思っています。 あなたも同じ気持ちで,隣にいてくれたら嬉しいです。
エイプリルフールの悲しい嘘
今日は4月1日。1ヶ月前に余命1ヶ月と言われた僕は、幼馴染の麗花に別れの挨拶をしに行った。 春休み。驚くほど人がいなくて麗花の家に行くまでに誰にも会わなかった。 麗花になんて言おう。そう考えているうちに家の前まで来てしまった。 インターフォンを押すとすぐに麗花が出てきた。 「陽太、久しぶり。元気?」麗花に聞かれ、胸がドキドキした。僕は麗花に片想いしている。だから咄嗟に嘘をついてしまう。 「うん。元気だよ。」本当は今日死ぬのに元気だって言ってしまった。麗花は笑う。 「そっか。よかった。突然ごめんね。私、引っ越すの。パリに。」麗花は神妙な顔で言った。僕が驚いていると、 「パリは嘘よ。でも、東京へ引っ越すわ。」悪戯っぽく笑う麗花は悲しげな顔をしていた。 「麗花、俺、余命宣告されてんだよね。」勇気を出して本当のことを言った。やっと言えたのに。 「えぇ~?嘘でしょー(笑)」ってエイプリルフールだから嘘だと思われちゃった。今日にしなきゃよかったな。でも、もっと早く言う勇気もなかったし、明日はもういない。麗花にだけはと思って言ったけれど、麗花にも伝わらなかった。 エイプリルフールに本当のことを言ったら悲しい嘘をついたと思われただけ。僕が悪いっちゃ悪いもんな。
嗚呼、また運がない。
私は運が悪い。だから神仏や勘などを信じていない。どうせ外れる。 そのためじゃけんなど運任せのことは大嫌いで避けてきた。 昨日もそうだった。 公園で友達三人とお菓子を食べていたら奇跡的に私にだけボールが飛んできて頭に当たっている。 一昨日だって席替えのくじ引きで五回連続同じ席。 家だってそう。 おやつのプリンじゃんけんで弟に三回勝負で全て負け。おやつは小さなゼリーだけになった。 てか今日、じゃんけんで家族旅行でいきたいところ決める日だ。私、島根県行きたいな。勝ちたいなぁ。 でも結果は負け。 嗚呼、また運がない。 不運人として生きていく。 でもそれが私の特色。 嗚呼、今日も運がない。きっと死ぬまでないのだろう。 運よ行かないで、行かないで。 _______________逝かないで。 *終り*
ふとんの日々
私は華という女の子のおふとんです。あたたかい、やわらかい、おふとんです。夜の間、華さんをやさしく包んであげるのが私のつとめであります。華さんが快適にねることができるように、いろいろと気をつかいますが、華さんのあどけないねがおを見ると、やる気が出るのです。たまに、華さんは私のことをけとばしてねることがあります。 昨夜がそうでした。 ・・・ 昨夜、私は華さんにけられて床に落ちてしまいました。初め、イラッとしましたが、寒そうな華さんの顔を見ているうちにかせをひいてしまわないか心配になってきました。と中、華さんはふるえなから起きて、床にはじきだされた私を拾ってかけると、すぐさまねてしましました。すやすやとね息をたてはじめたのを見て、私は、ほっとむねをなでおろしました。 ・・・ 朝、華さんは、元気よく起きると、私を抱いて、ベランダに行きました。そして、物干しににかけました。 朝のおひさまががきらきら輝いています。 青いお空が澄み渡っていて、 小鳥がにぎやかに鳴き交わしています。 風がそっと吹いて私に触れました。 ああ、なんてよいきもち。 私は、 爽やかであたたかな、春の風にゆられて、 うたたねをはじめました。 桜の花びらがひとつ、 私に舞いおちました。 ・・・ おしまい。
ガリ勉は互いに恋をする
ほんのりと甘い風を漂わせていた春は、あっという間に過ぎていき、今ではセミの暑苦しい音に、夜はコウロギの静かですずしい合唱が聞こえるようになってきた夏。 そんな中、私は今、一人でのんびりと勉強をしていた。 真夏でギラギラと暑苦しい太陽が輝いている外に比べ、冷房により涼しくなっている部屋はカーテンも閉められており薄暗く、唯一机を照らしている小さなライトだけが一生懸命に部屋に光を放っている。 かれこれ4時間も勉強をし続けていた私は、シャーペンを握って痛み始めている右手の中指を見て、流石に息抜きをしようと図形や表、文章でまとめられたノートから目を離し、カレンダーを眺める。特に予定も書き込まれていないカレンダーには、とある日にちだけ赤マルで囲まれており、『入試!』と大きな文字でその日の枠はいっぱいいっぱいに埋まっていた。 現在中学3年生、星野綺羅羅(ほしの きらら)。勉強は得意でもなければ苦手でもない、普通だ。好きなわけでもなければ、嫌いなわけでもない。とはいえたしかにめんどくさいのは事実である。それでも私がこんなに勉強に打ち込む理由。それは彼、新海優夜(しんかい ゆうや)と同じ高校に入るためだった。 別に彼とは恋仲なわけでもなければ、親しい友達なわけでもない。 特別仲良く話したこともなければ、一緒に遊んだこともないし、そもそも彼が私のことを認識しているのかすらわからない。 それならばなぜ、私がこんなにも彼に執着しているのか。 それは、私が彼を一方的に好いているからだ。まぁ一目惚れというやつである。 一目惚れをしたのはいいものの、結局その後全く話しかけることすらできずに、あっという間に中学3年生になってしまった。 特に入りたい高校もなかったため、せめて同じ高校に入ったら見てもらえるようになるだろうかと思い、たくさん聞き耳を立てたりして情報を集め、ようやくわかったと思えば、その名前に驚愕してしまう。 △△高校。誰しもが聞いたことのある偏差値70超えの超名門校。 彼は元々勉強面が優秀だったし、きれいにノートを取っていたため、よく廊下に掲示されたりしていた。彼なら十分な学力があるし、入学するのも簡単だろう。 ここで諦めてしまえばもう彼には会えないかもしれないと思い、両親に△△高校に行きたいと意思表示をしてから5ヶ月、毎日勉強をし続けている。先生からも成績が上がってきていると褒められるようになってきたし、私のノートも廊下に掲示されるようにもなった。 テストの点数は毎回60から70点くらいだったのが、85から100点までぐーんと上がり、△△高校も夢じゃないと言われるようになった。クラスの人に勉強を教えてほしいなどと頼まれるようにもなって、学力は順調に伸びていったのだが…。 最近、何故か私よりも頭のいいはずの彼が、私に勉強を教えてほしいとねだってきたのである。 もちろん私は彼に好意を抱いているため、すぐにOKをして、放課後の解放された図書室で教えるようになったわけだが、私がいちいち教えなくても、彼はスラスラと問題を解いていく。勉強を教えてほしいとねだる必要性が一ミリたりともわからなかった。 それに加えて、私のシャーペンの動きが止まったら、すぐに見つけてわかりやすく解説をしたり、簡単な暗記の仕方などを教えてくれた。私が彼に教えているのではなく、彼が私に教えているという方が正しいのではないかというレベルだった。 それでも彼は何も言わず、スラスラとまた問題集をとき続ける。 一目惚れで同じ高校に行こうと思っている私が言えないが、変わった人だなと思った。 一体彼は何がしたいのだろうか。でもまぁもう少しだけでも一緒にいたいなぁと思う。 そんな今までの一連の流れを思い出した私は、何も言わずにまた勉強に取り組み始めた。 〈優夜視点〉 俺には一目惚れをした女の子がいる。 その子の名前は星野綺羅羅。気がつけば自然と目で追っていた。 特に目立つようなことをしているわけでもないけど、なんだか目を引かれるんだ。 勉強だけが取り柄で授業中に取った俺のノートが廊下に掲示されたとき、一生懸命に俺のノートを見ている彼女を見たときすっごく嬉しかったんだ。 でも一目惚れしたにも関わらず、なかなか話しかけられずに3年。 そんな中、彼女が俺と同じ高校を目指すと聞いて、チャンスだって思った。 勇気を出して彼女に勉強を教えてほしいと頼み、放課後に一緒に勉強をする機会を作ることができた。 一緒に勉強をすることで俺の学力を上げるのはもちろん、彼女の学力も上げられるので、一緒の高校に行くために色々教えてあげたりした。 俺の思いを伝えるのはもっと後になるだろうけど、いつか言えたらいいな…。 そんな事を考えながら、またノートに目を向けた。
1日だけの推しカレ
「よ、よ、よよよ、よろしくおねがいしますっ…!」 私の彼氏は私の推しだ。今日、一日だけの。 私はあるアイドルを推している。 「悠くん今日もかっこいいー!!」 大人気5人組男性アイドルグループRIのリーダー、大宮悠くん。私の推し。 かっこよくて、かわいくて、歌がうまくて、ダンスも上手。 喋りもうまいし、バラエティでも天然を発揮してギャップ萌えだし、演技力もある。 ある日、そんな完璧な推しと、とあるテレビ番組でデートをできるという情報を耳にした。 私は早速応募した。当たらないとはわかっているけど、少しの可能性を試したかった。 当たらないと思っていたけど、当たった。 「ご当選おめでとうございます。4/21にΟΟまでお越しください。……ってえ!?まじっ!?!?」 推しとデート。推しとデートっ。推しとデートっ!!!!! これ以上の幸せはないかも。 そして、4/21。デートの日がやってきた。 時間通り着き、メイクさんに髪型を整えてもらう。 そして、背後から推しの声がした。 「こんにちは。今日のデート、よろしくね。」 ひっ!!!生の声もイケボじゃんっ!!!やばい、尊い。破壊力っ……。 「よ、よ、よよよ、よろしくおねがいしますっ…!」 思いっきり声が裏返ったし、噛みまくったし、変なやつだと思われたっ………!! 「ああははっ!かわいい。行こっ、今日ね、水族館に行きたいんだー!」 手をいきなり掴まれて、頬が赤らむ。 デビュー時のハイタッチ会が当たらなかったのに、今手をつないでるっ………!! こっちを向いてクシャッと笑う笑顔も、たまに鼻歌をする高い鼻も、深い焦げ茶色の瞳も、全てが愛おしい。 沸騰しそうな頭で、推しのことをぼうっと見つめることしかできなかった。 デートも終わりの時間。私は押しがプレゼントしてくれたぬいぐるみを見つめる。 ……やだな。まだこの夢の時間でいてほしい。 そう思いながら推しを見上げると、バチッと目があった。 「終わってほしくないね。いやだな、別れるの。」 「私も、嫌です。離れたくないです。」 ぎゅっと推しの手を握る。 握り返してくれる推しは大好きな笑顔で見つめ返してくれた。 5時の鐘がなる。そろそろ終わりの時間。 「大好きです。これからもこんなふうにファンのこと、大事にしてください。」 涙をこらえていたのは秘密にしよう。 こんにちは、うみです。感想くれるとありがたいですっ!
2分後にゾクッとする話
不思議な人(これは、実際の話ではありません) これは、私が中学校のころに体験したお話です。私は、学校に行くために家に出ました。 「行ってきま~す。」 と近所のお婆さんに言うと、 「あら、春ちゃんじゃないの。今日も学校?頑張ってね。」 と返してくれました。 私は、意外と近所の人とは仲がいい方だと思います。近所の人の顔や名前はだいたい覚えています。 お婆さんと別れた後、私はいつも通りの道を歩いていた時のことでした。 見かけたことのない人を見かけました。 「こんにちは~。」 私はその人に挨拶をしました。 すると、その人はにこっと笑い、手を振ってきました。 私は少しゾックとしました。見かけたことのない人だったから?それとも顔が不気味に見えたから? いいえ、どちらも違います。その人が私に手を振ってきた時、手の甲に向けて手を振っていたからです。 私は、よくこんな噂をきくのです。手の甲を向けて、いわゆる『逆手』で手を振る人はこの世の者の仕草ではない。 あの世のひとはこの世の人がする仕草を反対向きにすることがあるのです。 だからもしかしたら、その人は・・・・。
変身の魔法
私の名前は、日比谷明(ひびやあかり)。尤も、こんな名前が似合うような人間じゃないけどね。学校での私は、空気と同じと言ってもいい。前髪も後ろ髪も長くて、眼鏡で、いつもマスクをして、目立たず、ただ教室にいるだけの、幽霊みたいな存在。部活も入っていないから、私は帰宅部。休日のコンビニバイトも、機械のようにレジ打ち、掃除・・・。この前先生にこう言われた。「日比谷さん、もうちょっと周りとのコミュニケーションを取ったら?高校生活楽しくないよ?」 バイト先の店長にも、「日比谷さん、もうちょっと愛想よくしてくれないかなぁ?店の売り上げにも支障がでるんだからさ、ね。」自分が根暗で、コミュ障で・・・所謂「陰キャ」なのは分かってる。 でも・・・・・・家での私は違う。 「よし、今日はこれにしよう。」 鏡の前に立ち、魔法道具・・・メイク道具を持つ。さあ、魔法をかけよう。邪魔な眼鏡は外して、変わりに目元はキラキラ、ほっぺは桃みたいなピンク色に、鮮やかな赤い口紅を塗ったら・・・・・・あーら、不思議。世界一可愛い顔のできあがり。可愛い服も着よう。柔らかいピンク色のワンピース。ふわふわのレース生地に、たくさんのリボン。地味なあの子はどこへ行ったの?ここには、こんなに可愛い子しかいないよ? そしたら、写真を撮ろう。ネットの世界に上げれば、みんなが誉めてくれる。私のこと、「可愛い」とか「好き」とか言ってくれる。ほら、味方なんてたくさんいるんだよ? 朝が来たら魔法は解けて、またいつもの日常に戻るけど、この時間だけ、私は最強。「世界一可愛いくなれる魔法」がかかっているからね! 〈あとがき〉 自分を変える魔法を使う、強く生きる女の子を書きました。この話を読んだそこのあなたも、自分なりの「魔法」を見つけて、使いこなして、強く生きてほしいな・・・。
人魚姫
出てくる人 可奈 花〔2人は同い年のお友達です) 「楽しいねー!可奈!夏祭りなんて久しぶり、」 「そうやね花。楽しいわ!」 今日は2人で夏祭りに来ました。 可奈は小さい頃からの自慢の友達です 「今日も今日とて平和だn…」 キャァァァァァ! 突然悲鳴が聞こえた。 何かと思ったら風船を取ろうとした男の子が 川に転落した。このままだと溺れて死んでしまう。 「可奈。私助けにいってくる!」 「え!?ちょっと待って…」 可奈が戸惑っている間に私は川へ飛び込んだ。 (急がなきゃ私も死んじゃう!) 私は男の子を急いで陸へ運んだ。 しかし、急に川が深くなって私はそこへ沈んでしまった。 (誰か!!助けtー。) 「花ー!」 (どうしよう…助けたいけど私の足を見られたら… いや。私ったら何思ってんだ、唯一の友達だ助けよう) 私も川へ飛び込んだ 「あ、あれ?私、川で溺れかけて…可奈ぁ…」 起き上がると可奈がつけていた眼鏡が隣に置いてあった。 ん?なんだろう。あのピカピカしてる奴 少し近づくと、可奈の様な茶色の綺麗な髪の毛がなびいていた。 可奈?にバレないようにそーっと見ると、人魚の足をした可奈が 座っていた。 すっごく美しくて見惚れてしまった。 まるで人魚姫みたいだった。
ある魔法界の話
私、リア・アルセ。 リアが住んでいるのは、魔法界。 魔法界といっても魔法使えたら一役有名になるだけですけど・・・ そしてリアは魔法が使えるの!! 普通なら1種類だけど。 私は2種類使える!! でも親の遺伝です。 親の家のほうはみんな魔法は2種類使えるんです。 だからリア、ずっといじめられてました。 "ずるいぞ!!お兄ちゃんだって10年頑張ってやっとできたんだぞ!!" "世界そんな楽に生きてけぇぞ。" "きっと楽な家に生まれたのよね。" "普通じゃないよな。" "絶対に性格的に努力できないよね!!" リア、嫌でこの高校に入学したの。 勉強とかそんなの関係ない。魔法の力で入学できるんだ。 そんなある日 幼馴染のラウスが連れていかれてたの。 眠いけどついていこぉ~!! な、なに・・・この、扉・・・ ひ、開かない・・・!! 開けろ開けろ開けろ開けろ開けろ開けろ開けろ開けろ開けろ開けろ 開いたぁ!! バァァァァンン!! 「ようこそ・・・僕の楽園へ。」 嫌な~予感・・・ 「・・・君は・・・?誰?」 嫌な気がするのって大体当たる・・・ 「あぁ!!2種類使える子で有名な子か。」 もう、こんなところまで広まってる・・・ 「クソクソクソクソクソクソクソクソクソ・・・」 えぇっ!! 「なんでだよ!!なんでこんな小娘に!!僕が持ったほうがいいじゃないか!!ーでもいい。戦え!!」 「・・・はい。」 嘘でしょ?!あの時の、ラウス?! ラウス君、世間を思い通りに動かせるんだった・・・ じゅ、重力を傾けさせた?! 「いいぞいいぞいいぞいいぞいいぞいいぞいいぞ!!あいつから魔力を吸い取れば!!僕は一役有名になるんだ!!」 「・・・や、やめてください!!」 「何がわかるんだ!!ずっと楽に暮らしていた奴なんかに!!僕は、魔力は持ってたけれど、少なすぎて親に捨てられたんだ!! "こんなやつは必要ない!!"とな!!」 ポロッ 「・・・みんなって・・・人と違うことは認めてくれませんよね。」 「急になんだよ!!」 「・・・私も昔から、努力のない奴だ、楽に生きすぎだと罵倒されていました。 ―私だってこんな姿で行きたいだなんて思ってもませんのに。」 スッ 「な、何をする気だ!!」 「・・・あなたの心に、聞きます。なにを、あなたはしたいのですか。」 周りには聞こえない、私だけの魔法。 特には使えないけどたまに使える。 今日も、退治成功。 「おい!!楽野郎!!」 あ? ババババババ 「な、なんだよ!!」 「・・・私、言いましたよね?そのあだ名。滅茶苦茶嫌なんですけど。」 「はぁ?楽してる―」 「・・・これ以上、強くしてほしい?」 「す、すいませんでした。」 トン バタッ はぁ。私ってついてないな。 今日も、夕日。綺麗だな。 私の目は真っ青からオレンジ色に染まる。 「・・・リア。」 この声は、ラウス。 「・・・リア。変わってないな。」 「ラウスこそ、」 「・・・リア。―」 今日は目だけじゃなくて頬もオレンジ色に染まった。 魔法界のお話は今日も続く、 ーあとがきー ども、しまえなが。です!! 感想送って下さい!! {感想・誤字指摘◎・辛口×~×} でわ♪
妹の余命は3ヶ月 妹はお姉ちゃんになった
わたしは、「加賀美 菜の花」みんなには、「なの」って呼ばれてる。 わたしには今年で4歳になる妹がいる。名前は「加賀美 木の葉」こっちは「この」って呼ばれてる。 でも、このは病気。小児がんで闘病中。余命は経ったの3ヶ月。 「この、もう死ぬの?もう二度とお姉ちゃんに会えないの?」 わたしは、そのことをまだこのに入っていない。ショックで悪化したら困るから。 「この、ごめんね。まだ、お姉ちゃんにもわかんない」 「なのねえ大っ嫌い!もう二度と話さなくていい!」 「あっこの!はあ(;´д`)」 このは、今3歳。4歳までもつかもたたないかのところらしい。 「なのねえ、ごめんね。」 モニターの警告音が鳴った。 「この!!!!」 その後、このは静かに息を引き取った。4歳の誕生日まで、後1日だったのに。 せっかく3ヶ月持ったのに、、、 「このは、もう無理しなくてもいいからね。お姉ちゃん、いつでもそばにいるよ。」 「ねえ、これ、わたしのお姉ちゃんだったの?もういなくなったの?へえ」 そう3年目の命日に木の葉の妹が、言った。この子は、今3歳。ちょうどこのが亡くなった年に生まれた。 名前は、茉の花。 「このは、お姉ちゃんになったんだよ。そう小さな写真に話しかけた。」
あいつさえいなければ、私は人気者になれたのに…
「ひなちゃーん問い3教えてー」 「ひなちゃーんこっちきてー」 「ひなちゃーんわからないところ教えてくれない?」 「ひなちゃーん私センスないから服選ぶの付き合って。」 「ひなちゃーん側転教えて!」 憎い憎い、あいつが憎い! 全てあいつが一番。だってあいつは、 知力・体力・運動神経・センス・美・優しさ・信頼をかねそろえている。 私もそれを全部かねそろえている。だが、いつもあいつには負ける。 親友のゆいにそのことを話せば、 「見苦しいよ。やめなよ?」と言われる。 見苦しいのはわかっている。だけど納得いかない。 ゆいに「みゆよりひなちゃんの方が可愛いよ?」 って言われた時からもう私の素顔を見せるのはやめた。 前髪を伸ばして他の人から私の目が見えないようにした。 マスクをして鼻から口までは見えないようにした。 私の顔全体を隠した。 そして誰からも褒められなくなった。 どれだけ勉強してもひなには勝てない。 どれだけ体力をつけても、運動神経をよくしてもひなには勝てない。 どれだけセンスがアップする本を読んだって、努力したってひなには勝てない。 私もみんなが見たことないだけで結構顔面偏差値高いのに… どれだけみんなに優しくしても、みんなひなのところばっかり行く。 どれだけ先生からの信頼度をアップさせたって、誰も気づいてくれない。 誰も私の存在なんかどうでもいいと思っている。 ひなの本名は髙橋 ひなた。悔しいけど、名前も可愛い。 私の名前は、松崎 美優(みゆう)みゆって呼ばれてる。 私の名前も結構可愛いと思うんだけどな… みんな二位の私なんか存在にすら気づいてくれない。 また前みたいに顔を出したってどうせひなにはかてない。 こんな平等じゃない世界、もう嫌だ。 あいつさえいなければ、私は人気者になれたのに… あいつがいるから、誰も振り向いてくれない。 あいつを殺っちゃえば私は人気者になれるのに… あいつなんか、死んじゃえばいいのに… あいつなんか生まれてこなければよかったのに… 「みーゆちゃん!どうしたの?最近元気ないよね。」 「ぎゃーっ!って、ひなちゃんか…」 「みゆちゃん、私、知ってるよ。みゆちゃんが私のこと嫌ってること。」 「え?」 「だけど、私諦めないから。だから、友達になってくれない?」 「え、で、でも…私とひなちゃんは釣り合わないよ…」 「大丈夫!だって、釣り合わないって言ってもテストとか みゆちゃんと一点差くらいしかないじゃん? しかも、釣り合わないって思うのこっちの方だし。」 「え?」 「だーかーら!私よりみゆちゃんの方が可愛いし…」 「そ、そんなふうに思ってくれてたの?嬉しい! あと、嫌っててごめんね。それは、ひなちゃんが羨ましくて…」 「そうだったの?てっきり私が何か悪いことしたんだと思ってた!」 「で、どう?みゆちゃん。友達になってくれる?」 「もちろん!これからよろしくね、ひなちゃん!」 「よろしく!」 _____五年後_____ 「ねーねー、ひな!服ってどれがいいと思う?」 「えーわかんない。センスみゆの方がいいから みゆが決めたほうがいいと思うよ!」 「ち・が・ う!ひなに決めて欲しいんだって!」 「うーん、じゃあこれかな!」 「じゃあこれにしよ!」 「ねえねえあの2人ってモデルなのかな?」 「思ったー可愛いよねー」 「あ、あの。モデルさんですか?」 「違います。」 「あ、ごめんなさい!間違えました!」 「でも、間違ってはなくない?」 「そうだよね。私たち、明日オーディション受けるんです。」 「そうだったんですか、頑張ってください!」 「友達なってくれますか?」 「全然いいですよ。むしろ、嬉しいくらい!」 「あの、名前聞いてもいいですか? 他の友達にモデルの友達ができたって自慢したいんで!」 「ひなさんとみゆさんですか?」 「違うよ?ひなたとみゆうだよ!」 「仲良くなったのっていつですか?」 「仲良くなったの?結構最近だよね~」 「ね~」 あの時あいつさえいなければ、私は人気者になれたのに… なんて思ってたのが嘘みたいに仲良くなった私たち。 これからどんな試練が待ち受けてても、 2人なら乗り越えられられる気がしてきた! END
意味がわかると怖い話
私(ハル)は1ヶ月前、遠足に行った。 そして今日、学校で遠足の写真が届いた。その写真を見ていると、母が話しかけてきた。 「ハル、誰?この人」と笑うように言った。するとそこには少しハゲているおじさんが写っていた。 「あ~、カメラマン!」私はそう答える。私と母はカメラマンを見て笑っていた。気づくと寝る時間になっていた… 「お母さん、おやすみ」私は布団に入った瞬間、顔が真っ青になった。 「じゃあ、あの写真を撮ったのは、誰?」
奪われる
なんで。 私の頭の中からは「なんで」が離れない。 なんで私から希望を奪うの? なんで私をいじめるの? なんで私をバカにするの? なんで私を普通に生きさせてくれないの? いつもそうなんだ。 頭悪くて運動音痴の私は、特技なんて何もなかった。 そんな私だけど、頑張ろうって思ってバレー部に入ったけど、 先輩に「下手すぎ」って睨まれて、追い出された。 なんでだろう‥‥精一杯頑張ってたのに。 自主練だって何時間もやってたのに。 やっぱり、下手な人はどれだけ頑張っても意味ないのかなぁ‥‥。 希望、奪われてしまった。 長所が1つもなくて、むしろ短所ばっかりある私を、 クラスメイトは面白がっていじめた。 私が嫌がるほど楽しそうだった。 なんでだろう‥‥仕方なくない?頑張っても長所ができないから。 いじめられた、バカにされた。 そんな私がゆういつ幸せになれるのは、 音楽を聴いているときだった。 好きな歌い手さんの曲を聴くと、心がやすらぐ。 だけど、私のお父さんは、私が音楽を聴いていると「うるさい!」と怒鳴って、 音楽を聴くのを禁止された。 あーあ、またダメ。 幸せはどんどん離れてく。 いや、奪われてくのかな? それとも、自分で幸せを追い払ってる? こうやって幸せがなくなっていく日々。 これは、私のせい? それか、周りの人のせい? それとも、これって普通のこと?
僕の友達(ちょっぴりホラー)
僕には友達がいる。人生で初めて作った友達だ。名前は忠成 翔太(ただなり しょうた)。僕と同い年で同じクラス、明るくてスポーツ万能、勉強もできて面白い、そしてめちゃくちゃ優しくて僕の話を最後まで聞いてくれる。1人ぼっちで運動と勉強嫌い、誰とも話せなくて自分勝手、おまけに空想好きな僕と友達になってくれた翔太にはとても感謝している。修学旅行も遠足も楽しかった。 僕らはいつも一緒に帰った。一緒に遊んだ。色々なことをした。僕はそれだけでよかった。他の人とは友達にならないのと聞くと翔太はいつも 「お前がいいんだよ!俺のことを一番わかってくれるからさ!」 と返してくる。僕はその度にわかってくれているのは翔太の方でしょ?と思っている。それさえも楽しくて仕方がない。僕はこの時間がずっと続いていくんだなと思った。僕と翔太はずっとずっと友達だ。 春、夏、秋、冬…そして春になった。 新学期、僕はまた翔太と同じクラスだった。僕はほっとした。僕らはやっぱりずっと友達だ。 しかし、そんなことにはならなかった。 ある日のことだった。教室で2人で喋っていたら先生に呼ばれた。 「なあ、悩んでいることはないか?」 急に聞かれてびっくりしたけど僕は冷静に答えた。 「いいえ、僕は翔太がいるから毎日が楽しいです。」 「そうか…」 先生は絶望したように答えた。僕にはなんなのかさっぱりわからない。 「今日の放課後、少し残ってくれないか?」 「あっ、はい…」 なぜ残らないといけないのだろうか。はやく帰って翔太と遊びたい。なのに…どうして?僕は不思議すぎて放課後までずっと落ち込んでいた。 放課後。翔太には教室の外に待っていてと話して教室に残った。僕の前には大人が数人いた。その1人は先生だ。先生は大人のことを紹介してくれた。 「こちらスクールカウンセラーの先生、そして心療内科の先生だ。」 「どうも…」 僕は怖くて小声で挨拶しかできなかった。 「早速だけど…翔太くんっていう友達がいるのよね?」 「はい…今日も遊ぶ予定があるので早く帰りたいんです。」 「わかったわ…あの、今から話すことはあなたにとっては辛いことよ。でもよーく聞いて?」 僕は頷いた。すると空気が急に冷たくなった。 「あのね、翔太くんはもう…いないのよ」 「え…?」 わからなかった。いや翔太はいるだろ?だって昨日も一昨日もこの前もいつも一緒に遊んだりしていたんだよ?いやいるんだろ? 「翔太くんは…」 ーー冬のことーー 「じゃあねー!」 翔太は走って横断歩道を渡った。しかし、暴走したトラックが突っ込んできた。ブレーキもかけずに。 ドッゴ! 鈍い音が聞こえた。翔太は僕の前で飛んでいた。 救急車のサイレンが聞こえる。大丈夫か?っていう周りの声も聞こえる。でもそんなのどうでもよかった。 翔太は僕の友達だ。なんで?なんで?こんなことに… 「思い出した?」 「はぁはぁ…そんなことはない!だって、そこに翔太はいるんだ外に翔太は…」 僕は廊下に飛び出した。しかし、どこにも翔太の姿はない。 「翔太…?ねえ翔太!隠れてないででてきなよ!」 体が熱くなるのがわかった。心臓の音が早くなるのがわかった。 「なんで…?翔太は昨日も一昨日もいたんだよ?なんで…」 廊下に出てきたスクールカウンセラーの先生は話した。 「それは多分“あなたの中で作った翔太くん”なんだと思う。だから…もう…」 違う違う…!絶対違う…!そうだこれは夢だ!そうだ…悪夢だ!目が覚めろ!覚めろ! だって翔太は…ずっと… “僕の友達”でしょ?
初恋~私が余命1週間の人を好きになった話~
ー私が初めて好きになった人は余命1週間の人だった。これは嘘のようでホントのお話ー 白い天井、白い壁、堅いベッド、点滴…この光景にはもう慣れた。私・陽菜乃(ひなの)は幼い頃から原因不明の病気で入院している。病室は退屈なのでフリースペースで本を読んでいると急にある男の子が話しかけて来た。「ねえ、いつもここで本読んでるよね…あっ廉っていいます。廉ってよんで」「じゃあ私のことは陽菜乃って呼んで…」急すぎて少し動揺してしまった。廉が描いている絵を見た。「うわあ…」思わず声が漏れた。一面花畑で入道雲が浮かんでいる絵で白いワンピースを着て白いリボンのついた麦わら帽子をかぶっている女の子のイラストだった。男の子も描かれていてその子はすぐに廉だわかった。「この女の子は誰…?」「僕の好きな人…」「えっ?誰誰~!?」「陽菜乃には100年早いよw」「サイテー」教えてくれなかった。私は廉に惹かれていった。「今度からフリースペース集合ね」と言われて廉と別れた。次の日から私は廉と毎日会うようになった。その次の日も。でも今日は一向に廉は来ない。いつもは私より早いのに。看護士さんに聞くと「昨日廉くんは意識不明になっていた集中治療室にいると言われた。」昨日まであんなに元気だったのに…。持ってきた本も廉のことで読み進めることができなかった。次の日、廉は虹の橋を渡った。廉の亡骸を見て途方に暮れて泣いていると看護士さんがあるものを渡した。それは一通の手紙と絵だった。 「陽菜乃へ この手紙を読んでくれてありがとう。陽菜乃には沢山話したけど2つ言い忘れていたことがある。余命1週間だということを伝えることができなかった。陽菜乃とあう前は死ぬことは怖くなかった。でも陽菜乃と出会ってから死ぬことが怖くなった。こんなに人に夢中になったのは初めてだった。陽菜乃を悲しませたくなかった。本当にごめん。2つ目は陽菜乃のことが好きだった。いつかは終わってしまうと分かっていた。でも気づいたら無意識に目で追っていて話しかけていた。生まれ変わったら陽菜乃のことを幸せにするから僕の彼女になってね。彼女にするから長生きして待っててね。僕、廉は陽菜乃のことが大好きです。」 絵は初めて出会ったときの絵だった。あのときの会話を思い出す。この女の子は私なんだ。廉はこんな風に私と再会したいのかな…。「廉のばか…私も廉のこと好きだし…絶対に絶対に彼女にしてよっ…!ずっと長生きしとくからっ…もうこれ以上悲しませないでねっ…」私は今まで泣いたことのないくらい泣いた。
勇者と魔王の戦いww
(面白い系です) 魔「なんでそうなるん?」 勇「どういうことだ!」 魔「なんで勇者しか抜けない剣の台座ごともってきてんの?」 勇「抜けなかったからめっちゃ筋トレして持ってきた!」 魔「いやいやいや待て待てwだからそんな上腕二頭筋ヤバいのねww」 勇「嗚呼そうだ!だからどうした!」 魔「そもそも勇者じゃないって自覚してんでしょ?」 勇「嗚呼!」 魔「じゃあなんで来たの?」 勇「なんか民にゲーム設定的にあんた勇者だからって言われたからだ!」 魔「裏舞台。裏舞台言うな。」 副魔「どうされましたか魔王様!」 魔「あんたこの光景見てわからんか!」 勇「何も可笑しくないよな!な!」 副魔「ええ、いつも魔王様を倒しに来て魔王様がフルボッコされる時と同じ光景です!」 魔「流石に気づいて!」 副魔「そうだ魔王様あれを使っちゃいましょう!」 魔「そうだな!」 魔副魔「闇の友情ビーム!」魔「射程みっっっっじっっっっっっっか」 勇「…」「グハァッ」魔「なんか気使って倒れてる!?」副魔「魔王様!見てください!このゲームの監督です!」 魔「いやだから裏舞台!言うな!」監「おい魔王と副魔王と勇者!ちゃんとゲーム設定通りに戦えやああああああああああああっ」 魔「裏舞台、裏舞台を言うなああああああああああああああ」 この話が永遠と続き、勇者と副魔王と魔王と監督が老いて死に、村は平和になったとさ。おしまいw