短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
君は私を恨むだろう
君は優しい子 君にはなによりも大切な人がいた ある日君の家族は殺された 何者かによって 愛する妹さえも 君はそれを見た瞬間 がくんと膝を落とした 泣き叫ぶ君に私は言う 「かわいそうに。頑張って生きよう?家族の分も。」 それを聞いて君は泣いた 君は一生私を恨むだろう 家族を殺した私のことを
氷の女王様 (ホラー注意)
わたしの名前は、氷見小雪(ひみこゆき)。どう考えても、冬が好きそうな名前。 こんな名前、大っ嫌いだ。 それに。 生まれつき、魔法も使えてしまった。 親はもともと魔族だから、わたしが、魔族の血を引いちゃって魔法が使えるみたい。 便利とか、そんなのじゃない。 魔法と、名前のせいで。 だから、わたしは―。 わたしの周りには、どことなく冷たい空気が流れていた。だから、みんなわたしを避ける。 風邪で休んだコもいた。 氷みたいな空気を持つわたしは、いつしか「氷の女王様」と呼ばれるようになった。 先生が唯一の頼りだったけど、先生はエンリョしているみたいだった。 先生も、友達も、親も、自分も全部全部、大っ嫌い。 自分が氷の女王様って呼ばれたらどうよ。 イヤなら、他人にしないでよ…。 今のわたしに、そこまで言い返す勇気はない。 早く大人になりたい。 それか、高いところから飛び降りて、いっそ死んじゃっても…。 ―いいのかもしれない。 わたしなんて、誰もいらない。誰も必要としないから。 わたしになんかに、生きる価値なんてない。 汚れた、汚い命なんだ。 学校では、いつも独りぼっちだった。 当たり前だけど、みんなわたしを怖がっているんだ。 ただ名前と、冷たい空気が流れてるだけで。 魔法なんて、使う気はない。 氷見小雪って名前だけに、氷の魔法しか使えない。 サイアクだ。もう死にたい。 教室のスミでは、いっつも、同じことを考えていた。 くだらない授業が終わって、みんな帰っていった。わたしは帰る気がしなかった。 だから、外を眺めていた。 すると。二人のカゲが差した。 「ねぇ、氷見さんってさ。いっつも一人だよね」 「わっかる―。あたしらのグループに入んない?寂しそうだしさ」 「あ、でも氷の女王だよ。あたしら凍っちゃうかも」 「あー、あるわーww」 ケラケラとわたしの顔を見て笑う、女子二人組。 顔を見たらすぐに分かる。どう考えても嫌がらせだ。 わたしは無視をした。外の景色をひたすら眺める。 こんなヤツらと絡んだって、なんもいいことはない。結局、いじめだ。いじめと同じだ。 「…………」 「ちょっと。返事くらいしなさいよ」 「あたしらがせっかく誘ってくれてんのに。ありがたくノっとけばいいのよ」 それでも、わたしは無視をし続けた。 「…あー、くっそ腹立つ。ねぇ氷の女王。アンタ、本当に魔法使えちゃうんじゃない?」 「!」 「あ、図星?w本当に使えるならさ。使ってみてちょーだいよ!そしたら、今度は氷の神様ってあだなつけてやるわーwww」 バカにするように、笑う二人組。 …………あー、もう頭にきた。 ガマンの限界だ。 わたしは、イスをはねのけて立ち上がった。 手袋を外して、わたしはニッコリとほほ笑んだ。 二人が、怯える顔をしている。 わたしは、氷の笑みを浮かべるのがトクイだ。 「分かった。見せてあげるよ。魔法を」 ぺたり。両手を、二人の頬に当てた。 「トクベツだよ?他の誰かに言ったら、殺しちゃうかもね」 ゾクリ、二人が震える。 わたしの手は超冷たい。キンキンに冷えている氷みたいに。 「あ…あ……ごめんなさい、もうやめるから、許して…」 ガタガタと、一人が震え出した。 「イヤだよ。アンタらが先に言ってきたんじゃんか」 事実だから。わたしは悪くない。 アンタらが、魔法見せろっつったんだよ。 二人が怯え、震える中、わたしは氷の笑みを貼り付けた。 お腹のソコからチカラを振り絞って、手に集中させる。 それから、ニッコリとほほ笑んだ。 「バイバイ」 ―パキン!パキパキ… 翌日。氷漬けになった二人の遺体が見つかった。 今後、誰も一切話題にしないことであろう。 今日も授業を受ける。くだらないな、と思いながら。 そして、今日も笑う。氷の笑みを貼り付けて。
なんてことないけど、かけがえのない会話
学校の昼休み――。 私は莉央(りお)、中2。 ごく平凡な、普通の中学生だ。 突然だけど、私には好きな人がいる。 その人の名前は、星太(しょうた)っていうんだ。 すごく運動神経が良くて、イケメン。 人見知りな私は友達が少なくて、学校に行くのが毎日嫌だった。 だけど、星太くんに片思いし始めたときから、学校に行くのが楽しくなったんだ! あと、私にはゆういつ1人だけ、大の親友がいる。 その親友の名前は佑香(ゆうか)だ。 佑香は運動も勉強もできるし、クラスの人気者。 それに、優しくて人付き合いがめちゃくちゃ得意だから、私とも仲良くしてくれるんだ! で、今は学校の昼休み。お昼ご飯を食べてますが‥‥。 「えーっ!莉央、星太が好きなの?」 佑香が叫ぶ。 私は、信頼できる佑香にだけ、星太に片思いをしていることを話したんだ。 そしたら案の定、佑香はすっごく興奮した。 「星太が好きなんだ!!」 「しーっ、大きい声で言わないでよ‥‥」 私があせって言うと、佑香はハッとして、「ごめん‥‥」と苦笑した。 「確かに、星太ってイケメンだし、優しいよね!」 佑香がそう言って、私は勢いよくうなずいた。 ちなみに私のお昼ご飯は、自作のお弁当。佑香のお昼ご飯はカツサンドだった。 すると佑香が突然立ち上がった。 「ねえ莉央、星太に手作りのお菓子とかをあげたらどう?仲良しになれるかもよ?」 「え!?なんで手作りなの?」と私が聞く。 「だって莉央は料理上手いでしょ」 私は、恥ずかしさで顔を赤くしながら、ミニトマトを口に含んだ。 すると、佑香が何かを思い出したように手をパンとたたいた。 「思い出した!あのね、莉緒、星太は莉央が好きなんだって、星太の友達が言ってたんだよ!」 それを聞いた途端、私の恥ずかしさは頂点を超えた。 「ありえないよ!」と言おうとしたけど、から揚げを口に頬張っていたからしゃべれない。 ____________ なんてことない会話。でもかけがえのない会話。 だって、佑香といつお別れになるのか分からないんだもん。 1日1日を大切に生きて行かなきゃだから――。
また、会いにいくから。
ピピピ…カチャッ。 「はぁ…朝か」 私の名前は白星 凪。(しらほし なぎ)、14歳だ。 今日も朝が来た。 そして学校に向かう。 「学校、やだなぁ。」 そう呟いていると、後ろからいつもの声がした。 「なーぎっ!おはよー!」 後ろから私の背中を元気よく押してきたのは、黒月 結衣。(くろつき ゆい) 彼女は私の一つ年上、いわゆる先輩だ。 いつもこうやって話している。 結衣先輩は笑顔で話しかけてきた。 「そいえば凪ちゃんって、彼氏とか作らないのー?」 純粋な笑顔が逆に私を傷つける。 「作れる身分でもないので…」 苦笑いを作り返事をする。 「いや、江戸時代!?」 思わずツッコミする結衣先輩。 ていうか、私のこと好きになる人なんているわけ… そう考え事をしていると、その時。 気がつくと私は横断歩道を渡っていた。 そして目の前には叫ぶ結衣先輩と、トラック!? 「もう、無理だ。」 走馬灯が見えかけたその時、目の前が真っ暗になった。 「よっ、と!あぶねー!」 私は目を覚ました瞬間、知らない人に助けられていた。 「ほんっとに危ないぞ、お前ー」 呆れながらこっちをみてきたその人は、佐野 風馬。(さの ふうま)というらしい。 「相変わらずだよなー、お前w」 私はその言葉に耳を疑った。 ん?んん?? 「相変わらず、?」 前に出会ったことあるっけ、、 すると結衣先輩は、 「久しぶりだよね、風馬と出会ったの!」 「えっ、、出会ったことありましたっけ?」 思わず私は問う。 「あそっか、記憶が戻ってなかったのか…」 先輩はハッとした表情で口籠もる。 私は頑張って風馬の顔を思い出した。 「風、馬、、?」 思い出しそうになったその時。 「男の子が車に轢かれたらしいぞ!!」 大きな声が聞こえた。そして思わず私は走り出した。 「風馬、、風馬!!」 思い出した。小さい頃、好きだった男の子。 「私は、交通事故にあって、記憶が、、!」 走り終えた途端、 目の前に見た景色は、地獄だった。 「風馬?なんで倒れてるの?ねえ、返事してよ!」 …起きない。 「私、思い出したんだよ!?風馬のこと!好きだったから!」 …何も、返してくれない。 「轢かれたって、風馬、?」 思わずその場で泣いてしまう。 すると、目の前で声が聞こえ、顔に風馬の手の温もりを感じた。 「凪、やっと会えたね…。ありがとう。そして、ごめんな。」 手の温もりが、消えていった。 「俺も、好きだったから。またあの場所で待ってる。いつまでも。」 泣くのが抑えられなかった。 次の日。 「では、次のニュースです。」 「14歳、白星 凪さんがビルから落ちて亡くなったとのことです。」 ニュースキャスターは言う。 「今、そっちに行くからね、風馬。」 テレビから離れて、私はお母さんの元へ行く。 泣き崩れたお母さんを私の半透明な手で包んだ。 「お母さん、ごめんね。でも大丈夫。待ってるから。」 そう言い残し、私は消えていった。 風馬を探さなきゃ。 終わり!最後まで読んでくださってありがとうございました!
天狗と水の精霊と狐の少女
あるところにお金持ち夫婦に双子の姉妹が生まれました。夫婦は双子の妹だけ愛し、姉は毎日蹴ったり殴ったり。食事も与えない。 とうとう捨てられました。すると天狗がやって来ました。天狗は女の子を助けました。天狗は女の子に名前をくれました。 天狗本当の家族の様に育て、愛しました。でも、女の子友達が出来ませんでした。いつもすみっこにいました。 ある晴れた日。女の子に手を差し伸べてくれた人がいます。その子はユミと言いました。 ユミは太陽の様に笑い、女の子の心を優しく溶かしていきました。ユミと女の子はすぐに仲良くなり、今日も遊ぶ約束をしました。 女の子はユミを迎えに行きました。家の前にユミが倒れています。白く積もった雪が赤く染まっていました。 その日から、女の子は感情を失ってしまいました。これはいかんと思った天狗は弟子の水の精霊の元で暮らす様に言いました。 水の精霊は無口で不器用な人でした。でもとても優しい人でした。水の精霊と暮らすうちに女の子は感情を取り戻していきました。 ある晴れた日。女の子は一面に花が咲き誇る丘の上で昼寝をしていました。すると グサッ 綺麗な花が赤に染まっていきます。女の子は思いました。 そうか。私はもう少しでこの世界からさよならなんだ。 私生まれた時から愛されなかった。だからずっと誰にも愛されずに 生きていくのか。と思った。だけどそれは大きな間違い。ほら。私を愛してくれた人はいっぱいいるじゃないか。 天狗さん 助けてくれてありがとう。 水の精霊さん 感情を取り戻してくれてありがとう。 ユミ 親友になってくれてありがとう 感想よろしくお願いします。
付き合ってください!ホラー?
「付き合って下さい!」 僕は今告白をされた。凄く可愛いくて、モデルみたいな子だった。でも見たことのない子だった。 それに僕には、3年間片思いしている子がいる。だから、「ごめんなさい」そう断った。 そうするとその子は別のひとに 「付き合って下さい!」といった。 結果はOKだった。 「誰でもいいのかよ、」そう呟いた。 その後、そこの道にはお花が備えてあった。 何があったか、聞いてみると、あの子に告白されたひとが亡くなったみたいだ。 それを知って、背中がゾッとした。 付き合って下さい、あれは、死ぬのに付き合うと言う意味だったのだ。一見告白に見えた光景がこうなるなんて、勘違い恐ろしい、そう感じた時だった。 どうでした?初めて書いたんですけど、 長文すみません、よれば感想お願いします。
10年後の私へ
10年後の私へ 今…この手紙を書いているのは、小学校の卒業式の日です。 この手紙を書いてるのは12歳の私だから、もし、生きているなら、10年後の私は22歳だと思います。 10年後の私は、 幸せですか? 夢は叶っていますか? 家族は元気ですか? 小学校の頃から絶えない友情はありますか? 世界は平和ですか? 私の大切な人とは、再開できましたか? 12年間生きるのに、たくさん辛いことがありました。 いじめられたり、仲間外しにされたり、お姉ちゃんと喧嘩したり、たくさん泣いたり… 大人になっても、もっと辛いことがあるともいます。 でも、きっとこれまで頑張ってきたなら、幸せになれると思います。 10年前の私、あさひより。
恋【意味が分かると怖い話】
私は桜。 私には好きな人がいる。 よく分からないけど。 あ!きた!!! ここはさくら公園。 いつもここで待っているんだ。 彼は碧人君。 とってもかっこいいんだぁ! 碧人君が私の目の前で止まった。 私を見ている。 「綺麗」 きゃああああああ! そんなこと言わないで~(#^^#)。 碧人君はいつも私に話しかけてくれる。 でも行ってしまった。 もっと碧人君と居たい・・・。 碧人君がいなくなったから独りぼっちになってしまった。 周りの人たちもいなくなった。 ずっと碧人君と居たい・・・。 ある日・・・。 今日こそ告白するんだ!! あ!碧人君が来た!!! 〔あ・・・碧人君・・・好きです!付き合ってください!!!!〕 告白できた。 でも碧人君は無視して行ってしまった。 ずっと思っていた。 私の話、聞いてくれない。 そうだ!!! 聞いてくれるようにアピールをしよう!! 夜、私は碧人君を連れて来た。 〔おいで・・・おいで・・・あおとくん・・・〕 碧人君は私の目の前に来た。 寝たまま連れて来たんだ。 ずっと考えていたんだ、碧人君も私たちの仲間に入れてあげたら、お話しできるかもしれない。 〔オイデ・・・オイデ・・・ワタシト・・・オナジソンザイニナッテ・・・〕 次の日、碧人は行方不明になった。 さくら公園には桜の木が一本増えていた。 そこへとある青年通りかかった。 そしてとある桜の木の前に立ち止まった。 そして口を開いた。 「美しい」 〔アリガトウ、ワタシトツキアッテ〕 こんにちは。風邪をひいた怖い話大好き男子です。 みんなはこの話の意味が分かったかな? 桜を見るとき、桜ちゃんに気をつけてね・・・。
絶対嘘じゃない「愛してる」
ー高校ー 俺の名は、坂本 光輝(さかもと こうき)俺には、好きな人がいる。 その子の名は、菜々星 晴菜(ななせ はるな)あっちはあっちで普通に話してくれる でも、俺はキンチョーしていつも、いつも、「お、おはよ」ぐらいしか話したことない だから、今回の『放課後計画』を家で立ててきた。 その内容は、教えません。後のお楽しみだ ー放課後ー 「な、なぁ晴菜、放課後いいか」まずは、用事がないかとか聞かなくては 「え?いいけど。今日一人だし」よし、一人か。じゃぁ、次は 「なんか、用事あるか」用事聞かないと。 「う、うん。別に今日はないよ」よし。 「じゃぁ、放課後、ここの空地に来てくれ」分かったな。 「え、あ、うん分かった。」ちょっと、動揺してるな。 ー晴菜の気持ちー え、え?な、何で?私、『放課後計画』立ててさ。今日、光輝に空地に連れて行こうとしたんだけど。 まぁ、いっか。私もそうしようとしてたし。 ー空地ー 「俺、晴菜に言いたいことがあるんだ」はぁ~緊張する。 「何?」あんまり待たせると、怒りになってしまう。 「お、俺」と言った時 「お前のことが好きなんだ」 「光輝のことが好きなんだ」同時に言った。 「え?」俺は一瞬動揺した。 「うちも、好きです。光輝の事。今日、『計画』を立ててきたんだけど」 「え?それって…」 「『放課後計画』だよ」マジか。晴菜も告白しようと計画立ててたとは。 「ずっと同じクラスになったとっから好きでした」 「好きでありがとう」同時に言った 光輝と晴菜は唇を交わした
ありがとうのコクハク
「良馬先輩! 好きです!!! 付き合って下さい!!!」 こんなみじめな私がセリフみたいなことを言ったのは、さかのぼること 2日前、、、、 私の名前は日高菜都(ひだかなと)高2だ。クラスのみんなはもう付き合っている人がたくさんいるのに、私はそんな人がひとりもいない。 そもそも、友達もいない。私はクラスの中でも一番地味だから。 でもある日先生が、、、「明日からの修学旅行、急遽、3年生と行きます。皆さん、3年生の迷惑にならないように。」皆は「やったぁ!!!」だけど、私はもちろん嫌だった。 そして当日、、 私は、3年生の良馬先輩と一緒になった。とてもイケメンだった。私はなぜか3秒後かおがあかくなってしまった。そして修学旅行が始まった。、、で、いきなり私は神社の参道の石の転んでしまった!!「あ、、、っ!!」声を上げた。頭が地面につく、、、と思ったら、良馬先輩が下敷きなって助けてくれた!!私は飛び上がり「ありがとうございます!!!」と感謝を言った。すると良馬先輩が顔を赤くして「どういたしまして。」とウインクしてくれた。 あの日から私は良馬先輩のことが、、、、、、。
吹雪くんと咲姫ちゃん
「咲姫」 自分の名前が呼ばれたので顔をあげた。そこには黒髪が似合う男の子 女子にモテているクラス1の美少年 吹雪だ。 私は胸が ドクン、、、と 鳴った。 「何? どうしたの」 私は恥ずかしさを隠しながら言った。吹雪は口を開いた。 「今度の 日曜日さ、予定ないって 言ってたよね、、、、、?」 「あ、うん 暇な日だよ!」私はニコッと笑い言った。吹雪は相変わらず 無表情。でも、 今日はなんだか、吹雪の考えている事が 少しわかる気がする。吹雪は一呼吸すると こう言った。 「実はさ、この前行った旅行で 近くの、、、スイーツ屋さんの品が一品 ただで食べれる 券 もらったんだよね。 だから、、、」 吹雪は視線を右にずらして言った。 「一緒にさ、、、行けない、、、、かなって。」 (へ?)私はびっくりした。 え? 吹雪が? 「え、、、あぁ えっどぉ、、、!」私は恥ずかしさのあまり 言葉が詰まってしまった。 吹雪は顔を背けている。よく見ると 耳が赤い。(照れてる、、、、、のかな?)吹雪は普段は表情を一切変えない。 なので吹雪が照れている所を見れるのは スーパーレア なのである。「嫌なら、、、別にいいけd」「いや! 行くよもちろん! 吹雪の誘いを断るわけ無いじゃん! だって、私 吹雪と一緒に、、、いた、、、い 、、、、からぁ、、、///」 私は ようやく自分がとてつもなく恥ずかしいことを言っていることに 気付いた。(ああぁぁああ!!私 何いってんのぉ??)心のなかでめちゃくちゃ叫びまっくた。恥ずかしすぎる! 今すぐここを離れたい と 思っていた時。 「、、、、れ、、、も。」 (ん、、、?) 「お、、、、れも、、、、咲姫と一緒に、、、、、、、、、いた、、、い。」 「っえぇ!?」思わず声が出てしっまた。 吹雪は顔を赤くして下を見ている よく見ると視線があちこちに いっている。「、、、、、来て、、、、、くれる、、、か?」吹雪が言った。 「、、、、うん!行くよ 久しぶりだね こうして二人でどっか 行くのって!」私は明るく言った。 「いやぁ、、、懐かしいね! 昔は良く親と一緒に いろんな所いったよねぇ。、、あ! それにs」 「待って。」吹雪が口を挟んだ。 「ん?どうしたの、、、、、あ。」 吹雪は今にも泣きそうな目で必死に何かを訴えているようっだた。どうやら 二人きり という 状況を思い出すだけで 恥ずかしくなってしまうようだ。 顔は真っ赤で汗が出ている。かなりやばいかもしれない。 「ああぁ! ごめんなさぁぁい!! なかないでぇぇええ!!」咲姫はギャーギャー言いながら 吹雪に抱きついた。 「さ、、、、、き 一回 離れt」 「嫌いになったの?!! ごめんっでぇぇぇええ!」 「いや、、、そういうのじゃ、、、」 「じゃあ、、、、何?」 咲姫は吹雪に言った。 吹雪は真っ赤な顔を上げって言った。 「は、、、、、恥ずかしい から」 そう言うと咲姫は「よっかたぁ!」と 言い吹雪から離れた ふたりは 付き合うのでしょうかね? それじゃあ この後は こ想像におまかせしますね! じゃ!
また会う日まで。
あ、こんにちわんこそばっ! ども、楓でーす! 今年で高3!どこにでもいる普通のJKでーす! 彼氏いない歴=年齢でーす…かなしっ(あなたが高嶺の花なだけですよー) あ、噂をしてみれば!私の隣の席の人が来たじゃありませんか! この人は、鶴崎大翔(つるさきひろと)。 元気いっぱいすぎて困り程のスタミナを持った(失礼だけど)バケモノでございます。はい。 あと一応関西弁ですね。たまに外れてるけど。 「やっほ!ひーろとくーんっww」 「なんやー??(爆音)」 「うるせっ()」 「なんやて??」 「ん?やるんか??()」 「なんでもありませんごめんなさい()」 こいつ意外にノリええんよねー。 まあ…なんというか、ね。 一緒にいると楽しいんだよね… なんというか…他の人と違うと言うか… こう…胸が…なんかね? もしかして…心臓病!? え、どーしよ!?() 「お前、どしたん?」 「え、なんもないけど…」 あっぶね、バレるとこだったわ。 考え事やめよ、うん。 自分で考えても…わからんし、ね ー卒業式ー もう、この学校も終わりかぁ… あれから、私と大翔は、趣味や意見もあって、仲良くなった。 周りからも、私たちが意気投合してると、「あ、あの2人か。」くらいに認識されるようになった。 大翔と、違うところになっちゃう、なぁ… …え?なんで大翔? んんん?? 「あ、そういえば!楓!!」 「え、どーしたの?」 この子は、風香。 私の親友で、とっても明るい子。 「ねえ、好きな人できた!?今!?って感じだけど!知りたいじゃん!」 「え?」 恋愛かぁ…私と、段違いだしね、 「他の世界のものみたいな感じがするなぁ…」 でも。この気持ち…もしかしたら… 私、大翔に恋してるかも。 一緒にいると、心臓がうるさいんだよね… 「では、大学にいくなり、就職するなり、頑張ってください!」 卒業式の終わり、私は大翔を呼んだ。 「で、どーしたん?まぁ、俺を話したかったからええんやけどね」 「大翔…ずっと前から好きでした!付き合ってください!」 「まじか…お前に先に言われちゃうとは。」 「…?!それって…!」 「あぁ。俺も好きです。付き合ってください。」 「…ッ!はいッ!よろしくお願いします!!」 私!!鳳楓(おおとりかえで)。 人生初の彼氏ができました! せっかく付き合ったんだし、一緒に帰ることになりました。 「ねえ、大翔ー?大翔って、今後どーするの?」 「あ、俺は仕事に就こうと思ってる。」 「まじー?私は大学行こうかと。」 「じゃあ、家、ここだから。じゃあな!大学がんばれ!」 「ひ、大翔もね!!」 あれから5年後。 私は大学を卒業し、小説家になって、大翔は特技を生かしスポーツ選手になった。 私と大翔は、結構有名になれて、生活も充実してた。 あの日までは。 「…ねえ、大翔。」 もう、応えてくれるあの明るい声はない。 「本当に、いなくなっちゃったの?」 そう。大翔は、突然起こった大地震により、亡くなった。 「まだ、生きてるように思っちゃうの、あの明るい声を聞かせてよ…」 いなくなった人は戻ってこない。わかってるのに… 「大丈夫だろ。お前なら俺がいなくても生きてける!頑張れよ!」 大翔…そうだね、大翔がいなくても私だって生きれるし! 「おい、んだとお前。まあ、頑張ってな!すぐにこっち来たら怒るかんな?」 はーいw 久しぶりの大翔との会話、楽し、いなぁ。 「…大翔。ありがとう、吹っ切れたよ。」 じゃあ、ちょっとの間のお別れだね、 ─また会う日まで。
自由に
自由になりたかった。 昔からいじめられていて、なにかも決められてきた。 好きな人。 好きな教科。 好きなシュミ。 全部決めつけられた。わたしは、自由になれない。好きなことができない。 いじめっこの名前は油良(ゆら)。油良と玉枝(たまえ)と六花(りっか)っていう三人グループだ。 特に油良が一番ひどくて、周りからも避けられている。 それなのに自称天才って言い張って、好きな人の前ではぶりっこになって。 そして、わたしの人生の全てを決めつける、最低なヤツ。 この世界にいなくていい。いてほしくない。 なんていう考えも頭をかすめた。 お母さんは昔から、人の傷つくことは言ったらダメよ、って言い聞かせてきた。 だから、言い返せない。いじめが酷くなる可能性だってある…。 そして、お母さんにはいじめられていることをいまだに言えずにいる。 あれ?あれ? 引き出しを何度も開け閉めして、中身を探る。 ない。ない! さあっと血の気が引いていく。 命よりも大事なやつが…なくなってる! すぐに分かった。油良たちだ。 遠くでクスクスと笑い声が聞こえた。 だけど…。 これだけには、絶対に手を出してほしくなかった。 命よりも大事なものが入ってたやつなのに。 ギュッと、唇を噛み締める。 お母さんには、傷つく言葉は言ったらダメよって言われてきたけど。 もういいよね。わたし、ガマンいっぱいしたよ。 もうガマンできない。もう無理! ズカズカと、わたしは大股で油良の前に立った。 「は……?な、なによ」 まさかわたしから来ると思ってなかったみたいで、油良は口をあんぐりと開けた。 すー、はー…と深呼吸をする。 今までたまっていた黒いヤツ。 全部叩きつけてやるんだ! 「わたしの大事なヤツ!どこにやったのよ!」 わたしの大声に、油良はともかく、玉枝も六花も、クラスのみんなも注目した。 それにも構わず、わたしは机を両手で思いっきり叩く。 「あれは!命よりも大事なモノだったんだよ!絶対に手を出してほしくなかったのに…!なんで盗んだの!」 「は?なんでそうなるのよ。しょ、証拠は?わたしが盗むわけ…」 「ある!アンタはいままでさんっざんわたしにいじめをしてきた!死ねとかブスとか、そんなことばをたくさん叩きつけたっ。盗むとしたら、アンタだけだよ!」 「ああもう、うるさいわね!大声でしゃべらないで!」 今度は油良が机を叩く。 …やっぱり、どれだけ言っても油良は変わらない。 なら、せめて。 「…わたしの…返してよ…」 ヒザから崩れ落ちた。それほど、大事なモノなんだ。 油良は、わたしを驚いたように見つめていた。 改心はしてない。油良のことだ。 アレっていうのは、お父さんの写真だ。 ずっと前に死んだ、お父さんの古い写真。 もう写真はアレしか残ってなくて、宝物だったもの。 命に代えても、……大事なもの。 と、目の前がにじんで、ぶわっと涙があふれた。 今までの苦しさと、こうやって言い返せたことに。 「油良さん。今までの話、聞いてたわ。もしかしたらとは思ってたけど、いじめをしていたのね。ガッカリだわ。職員室に来なさい。とことん説教してあげるわ。玉枝と六花も!」 先生が鬼モードになって、油良の手を引いた。 「はっ!?ちょっと待って!」 こうして、油良と玉枝、六花は職員室でしっかりとお説教を受けた。 わたしは自由になった。 もう油良たちはいじめてこなくなった。 写真も返してくれた。 好きな人も、シュミも、決められる。 いじめを受けている人へ。自由じゃない人へ。 立ち向かって、頑張ってください。 そうしたら、明るい未来は、絶対訪れるから!
青
青い青い空を見上げた。寂しげに澄んだ空だ。 頬にあたる澄んだ空気も青色をしているようだ わたしは、みんなとは違う。 くだらない理由からみんなから切り離され、 陰口を言われ、妨げられて生きてきた。 それがわたし。だから、わたしには、 友達があの子しか、いない。 遠くを見つめるあの子の瞳は、青色。 こんこんと湧き出る新鮮な泉のように青色だ。 あの子はわたしの空想の友達。 どんなに会いたいと思って 手を伸ばしても 届かない。 虚しさと、悲しさと、寂しさを 抱えたわたしの心も青色。 全てが暗く、青色に染まる。 そこに爽やかな青い風が吹き渡った。 そして、希望の光が私の心に差し込んだ。 わたしはいつか、友達をつくる。 この寂しい青を明るい青に変えてみせる。 私は、青い青い空を見上げた。希望に満ちた澄んだ空だった。 *:*:FIN*:*:*: あとがき よろしければ、感想などいろいろ教えてください!読んでくれてありがとうございます。
白い羽根降りし失敗日和
「……」 俯きながら歩いて行く帰路。今日は失敗してばかりだった。いつもしないような些細なミスばかり。人にぶつかったり、給食の配膳をしていたら味噌汁がこぼれて服にかかり、皆の前で思いっきり転んだり、変な言い間違えをしたり、今日はとことんついてない日だな…… 「……あ」ぴたりと、足を止めた。あぁ、いつの間にか家を通り過ぎてしまっていたようだ。玄関前でバサバサと傘に積もった雪を落とした。 いつも通りもう家に入ろうと思った。けれど、 「綺麗だな……」ふわり、ふわり 雪がまるで白い羽根のように舞い降りてくる。私はもう一度傘を差し、上を見上げた。 「……」 「……」 何だか、降り積もる雪を見ていると今日のミスがどうでもいいように感じて来たんだ。こんな事を考えた、後1年、1ヶ月、1週間もした時、私のミスを覚えている人はいるだろうか?自分が見た側の立場だったとして考えてみた。いや、覚えてるわけが無い、と言うか人の小さなミスなんて私だったら一日で忘れるな……もう一度雪空を見上げた。 「…………」 「………………」 _____________ 「…………!」風で雪が私の頬に着いたようだ。次第にすぅーっと溶けて無くなってしまった。 「……クシュン!」 「うぅ……さっむぅ……」私は、どれほどの間ぼぅっとしてたんだろう。手も耳も氷のように冷たくなってしまった。勿体ない……この時間があれば今日の分の課題もできたのに……でもいつの間にか、私の心に積もっていた悩みの羽根は、私に着いた雪のように溶けて無くなっていた。 「……偶には雪も悪くは無いかな」 もう一度、いつもの様に笑って 「ただいま」
夏祭りのかき氷と横顔
「どうしよう…」 姉ちゃんに頼まれたかき氷…シロップの味を間違えて買ってしまった、それならまだよかった…かき氷を落としてしまった (姉ちゃんに怒られる) どう言い訳しようか…そう考えながら姉ちゃんの所へ歩いた 謝ったって、かき氷は戻ってこないし姉ちゃんの機嫌が良くなる訳じゃない… 胸の内側がなぞられるような感覚がして落ち着かない 鳥居の側に姉ちゃんはいた 右手にはヨーヨー左手には2人分のたこ焼き 「早く食べようか、焼き立てなんだよ」 そう言って姉ちゃんは笑ってた その時の姉ちゃんはいつもと違って大人びて見えた …きっと髪型と薄いメイクのせい…かな 「あの…かき氷…落としちゃ…た、ごめん」 姉ちゃんは少し驚いた顔をして何か呟いた 花火の音にかき消されて分からなかったけど 微笑んでた 「…ちゃんと謝れたね、かき氷はもういいからさ、帰ろっか」 姉ちゃんがヨーヨーを手のひらで跳ねているのを横目に花火が咲く花畑の下を二人で並んで帰った たったこれだけの事なのにこの景色が 眩しくて愛おしくて堪らなかった あの時…姉ちゃんに謝ってから…不思議と心が軽い 忘れない…忘れたくない、僕だけの鮮やかな記憶 僕の人生に色を付けていく大切な宝物
子供っぽい私と彼
私、七瀬 莉帆。中学2年生だ。 中学2年生…たくさんの人が子供から大人へと変化していく時。それなのに、私はまだ子供っぽかった。 普通に男子と言い合いするし、馬鹿みたいに変なことを信じてたりする。…そう、私は小学生みたいに無邪気なのだ。 でも、ちゃんと好きな人はいた。靴をはきかえていると、私の好きな人、西藤 凪とでくわした。 「おはよー七瀬。おっ、今日いつもと髪型違う!なにそれ」 「おはよう、凪。そう、今日ポニーテールにしてきたんだぁ。似合う、似合うっ!?」 いつもはハーフアップにしているのだが、今日はポニーテールにしたんだ。気づいてくれたのが嬉しくて、私は声を上げる。すると、「はいはい、似合う似合う」と乾いた返事が帰ってきた。 「えーっ、何それっ。ちゃんと褒めてくれてもいいじゃん!」 思わず口をとがらせると、凪は分かったよ、と言いながら私の頭2、3回ポンポンと優しく叩いた。 その瞬間、頬が熱くなるのを感じた。そのまま立ち去りそうになる凪に、私は声をかけた。 「…凪」 いつもと違う私の声音に。凪はさっと振り返る。その瞬間、私は自分でも驚くような言葉を発していた。 「凪…好き…好きだよ…」 声が震えているのが分かった。凪の目が見開かれるのと同時に、視界がにじんだ。 言ってしまったと思った。でも、今の私には、後悔という概念はなく、どうにでもなれと言葉をつなげる。 「私…ずっと好きだったの…凪のことが…っ」 めちゃくちゃな言葉だ。その瞬間、目の前が真っ暗になり、夏の温かい香りに包まれた。 何が起きたのか分からず困惑していると、不意に視界が開かれた。それと同時に、凪が私を見ていることに気がついた。 凪の腕が私の腰に回されている。……抱きしめられてるんだ、私。なんで……? 「な、ぎ……」 私が凪の名前を呼ぶと、凪はくしゃっと笑った。 「今の、本当?」 凪の言葉に私は小さくうなずく。すると、凪は頬をゆるめた。 「俺も好きだ、莉帆」 「え……?」 私のことが好き?凪が?どういうこと…?というか、今莉帆って…。 「莉帆は他の女子とは違って、接しやすいから好感を感じた。馬鹿みたいなことしてたりするけど、周りに気配りできる一面も持ってる。そんな莉帆が好きになってたんだ」 こんなことを凪から言ってもらえるなんて思ってなくて、胸がいっぱいになる。 「改めて、俺と付き合ってください」 「……はいっ!」 そう言って、私は凪に抱きついたー。 そこで目が覚めた。6年前、凪と付き合うことになった時の夢だ。目元が濡れていた。 部屋の明かりをつける。ついこの前二十歳になった私。もう随分大人になった。 なんで、こんな形で凪のことを思い出すかなあ…。 もう誰も会うことのできない凪。写真の中でだけ、凪は笑っている。 「凪、会いたいよ…。もう一度会いたい」 涙をぬぐいながら、私はそうつぶやいた。
ギャルと幽霊
「梨々香、もう朝よ!遅刻しちゃうわよ!」 一階から聞こえる母の声で目が覚める アラームが鳴らなかったのか、もしくは全て止めたか どちらにせよ、アタシを起こせなかったアラームが悪い 焦って体を起こすと、目の前にいたのは見知らぬ人だった 「う"わ"あああああああ!!!」 「きゃあああああああああ!!!!」 アタシよりも驚いている彼女は、白い服をきて足が透けている 完全なる幽霊である 寝起きということもあり頭の処理が追いつかない私を前にして、 彼女は震えながらしゃがみ込み、 「な、なんで私が見えるんですか?私、幽霊なのに…!!」 涙で目を潤ませながらそう言うが、泣きたいのはこっちの方である とはいえ、幽霊と話せるだなんて機会はなかなかないので アタシはテンションがあげぽよであった 「え?マジもんの幽霊?!テンション爆アゲなんですけど!!!」 「ねぇアンタ名前は?てかなんでここにいんの?それからなんで死んだん? あーこれ聞くのはノンデリすぎ?」 「え、あ、あの…」 涙目どころか完全に泣いている彼女は、怯えながらも口を開き、 「私、愛美、渡辺愛美(わたなべまなみ)です。 その、なんとなくあなたの部屋にいたら、あなたが起きて、急に叫んで…」 「あと、あなた、学校は大丈夫なんですか…?」 まなぽよにそう言われてふと時計を見ると、時刻は8時25分 8時30分までに教室に入り、着席していなければ遅刻である 学校までチャリで20分ほどの私は、とりあえず諦めることを選択した 「まなぴよ、アンタアタシの学校ついてこない?」 「い、いいんですか?」 「もちろん!アタシ最近暇だったからちょうどいいワ!」 「あ、そうだ、アタシ結城梨々香(ゆうきりりか)!ヨロシク!!」 「よ、よろしく…?」 アタシは爆速でチャリを漕ぎ、それを爆速でまなぽよが追いかける だいぶシュールだが、周りにはまなぽよが見えないのでただの爆速チャリギャルである 「サーセン、遅刻しやしたー!!!」 謝罪をしながらロケットのごとく教室にスライディングをキメる 「はい、遅刻な」 担任はアタシに見向きもせず、ただ一言そう言う 「りりっち遅刻しすぎ!笑」 「ヨッ!遅刻大魔神!」 教室に飛び交う声に、まなぽよはひどく怯えている 周りから見えるはずもないのに、アタシの背中にピッタリとくっつき動かない まなぽよカワイイ 一限、二限と授業を受けていき、お昼休みになった ギャル友とお弁当を食べようかと思ったが、今日はやめることにした なにせまなぽよの顔色が幽霊だからとか抜きにしても死ぬほど悪いのだ 誰もいないところに座り、 「まなぽよ、どしたん?」 アタシは話しかけた。途端にまなぽよの目から涙がこぼれ落ちた 「梨々香さん、私、私…!!!」 「私、天国で家族が待ってるんです。一家みんな事故で死んじゃって、 でも私だけ何故か幽霊として現世に残っちゃって… 未練があるからだと思うんです。私、あんまり友達いなかったから、 友達とワイワイ遊べることがなくて、多分、それかも」 「そっか…」 まなぽよとまだ一緒にいたい気持ちと、ちゃんと成仏してもらいたい気持ちがせめぎ合う 「…まなぽよ、アタシでよけりゃ、一緒に一晩遊ばね?ゲームとかさ!」 「いいんですか…?」 「おう!だってアタシらもう友達じゃん?」 「友達…!」 その日は一晩中遊んだ、もう一年分くらい遊んだ 朝日が見え始めた頃、まなぽよの方を見ると 足の透けている部分が増えているのだ とうとうその時が来た、覚悟は決めてたけど、やっぱつらたん… まなぽよ、消えちゃうんだ 目が潤んできたとき、まなぽよは口を開いた 「梨々香さん、今日、楽しかったです 初めて友達とゲームしたり、バカ騒ぎしたり、とてもいい経験でした お母さんにこの話したら、きっと喜んでくれます。愛美に友達が!!って。笑」 笑うまなぽよを見て、アタシが泣いてる場合じゃないと思えた 「ねえまなぽよ、最後くらいさん付けじゃない呼び方してよ、友達じゃん?」 「それじゃあ、梨々香ちゃん」 「なあに、まなぽよ」 「大好き。1日だけだったけど、とっても楽しかった。ありがとう」 「アタシこそ、ありがと。大好き!!」 まなぽよは笑いながら、消えていった 虚無感が酷いものの、まなぽよが幸せに家族と過ごせると思うとほっとした まなぽよが消えてから、時々寂しくなることがある。 でもそのとき、ぎゅっと抱かれているような、温かい感じがする まなぽよはきっと、今も私のそばにいてくれてる いつかまた、会おうね 以上、国語苦手なヰぬゐ(いぬい)でした