短編小説の相談いちらん

短編小説

みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。

短編小説みんなの答え:0

恋、。

ずっと、好きだった。 小1の時、唯一仲良くなれたのが お前だった。 小2の時、告白されたけど唐突過ぎて 返事もろくにしなかった。 そこからあんまり話さなくなった。 小5と小6なんて一言も。 中学生になった。同じ部活だった。 昨日も話してたんじゃないかってくらいに普通に話した。 お互いに彼氏彼女ができて、別れて。 中2の途中で、私はお前が好きになってた。 部活の大会のバスはいつも近くだった。部活の帰りはいつも一緒に帰っていた。ふざけて手を繋いだり、おんぶしてもらったりした。 気づけば中3。 受験生じゃん、自分。 授業が増えて、辛かった。 でも、部活の帰りだけは幸せだった。 そんな幸せももうすぐ終わり。 だって、引退しちゃうんだから。 後悔しない様に伝えるって、決めた。 ーあの、話があるんだけど。 私はゆっくり息を吸った。

短編小説みんなの答え:0

今日は雨続き。

ぽつっぽつっ…… 雨なんか降ってない。私の涙だけだ。 「ごめん、もうサキを守れない」 「なんで?私が原因?教えて……」 私は真実を知らなかった。突然彼は姿を消した。 宿題をする手も止まりノートは濡れてしわしわになっている。 『ピコンッピコンッ』 ふとスマホを見ると『そう』からだ。 そうは幼馴染みの男子であかるい。 「はい?どーしたの」 泣いていることを知られたくなくて必死に嗚咽を我慢した。 『……。泣いてる?…大丈夫か?』 ばれてしまった。それもあっさりと。 『正直、この展開は嬉しいんだ。』 「…私が失恋するところを笑うの?」 『いや、その…。好きなんだ。サキが。だからゆっくりでいいから俺のこと、意識してくれないか?』 私は温かさに包まれながらしばらく泣き続けた。それと一緒に嫌なことも忘れた。心の中は雨模様か、それとも晴れ模様かは未来しか知らない。 …………………未来…………………… 「やっと晴れ模様になったな」 「ふふふ。そうだね」 そうと私の手にはお揃いの指輪がきらめいている。

短編小説みんなの答え:5

お母さんと過ごす最後の日

ある日私のお母さんは事故にあった。 それでお母さんの寿命が残り2ヶ月となった。私の家系は母子家庭だ。それに私はひとりっ子。2人で暮らしてた。いろんなことがあっていろんなことを乗り越えて私双葉莉緒(ふたば りお)は高校2年生になった。まだまだこれからなのに。。。そんなことを何回も思う。お母さんがいなくなれば私はどうしろと?そう何回も思う。けどお母さんは、 お母さん「莉緒。聞いて。これはお母さんの最後の2ヶ月なの。そんなことを考えてるとどんどん時間が過ぎる。そしたら何もしないまま死ぬ。お母さんはそれが嫌。だから、考えるのやめよ?」 それからお母さんは私と良く過ごすことになった。一緒に買い物したり旅行に行ったりそんな楽しい日々がどんどん過ぎていってやがて 莉緒「お母さん今日どこ行こっか?」 お母さん「そうね。水族館はどうかs」 バタン 莉緒「お母さん!お母さん!どうしたの?大丈夫?」 お母さん!!!!! 病院で 医者「もう今夜が最期かと。。。」 莉緒「そうですか。。。」 お母さん 「そっか。今日が私の死ぬ日か。」 莉緒「やめてよ!」 お母さん「はいはい。」 沈黙 お母さん「莉緒、これはお母さんの遺言だと思って。 莉緒「。。。。」 お母さん「例えね誰かが死んでも世界は変わんない。そうお母さんが死んでもこの世界に変わりなんかないのよ。」 莉緒「。。。」 お母さん「この世界は小さなことが起こっても何も見向きもしない。でも」 莉緒「。。。でも?」 お母さん「きっと莉緒の心の世界は大きく変わる。私がいなくなって莉緒の心が、世界が大きく変わる。どういう意味かわかる?」 莉緒「分かんないよ泣」 お母さん「例え私がいなくても莉緒は明るく笑顔でいて欲しいの。性格とか変わっちゃダメ。莉緒はこのままがいいの。だかr、ゴホゴホ」 莉緒「母さん!」 お母さん「もう最期が来たみたい。」 莉緒「嫌!まだ行かないでよ!」 お母さん「莉緒、あなたが私の娘でよかった。」 ピーーーーーー 莉緒「お母さん!お母さん!いやああああ!」 それから今私は叔父さんのところに養子として叔父さんの家にいる。叔父さんは優しい。今は大人。看護師をしてる。今でも手術や患者が旅立ってるのを見ると思い出す。お母さんの言葉。 莉緒が私の娘でよかった。 私もお母さんが私のお母さんでよかったよ。

短編小説みんなの答え:0

有紗との友情

私は七海。友達の有紗の家にきている。有紗がふと言った。 「有紗、前いじめられてたじゃん? 今は七海のおかげで友達いっぱいいるけどさ」 「うん」 「でも本当はね、またいつ見捨てられちゃうんだろうってこわいんだ」 有紗はそう言うと俯いてしまった。 「そんなこと……」 有紗、そんなこと思ってたの? 私はいつでも有紗の味方って思ってる。でも、そう言っても本当の恐怖を感じたことのある有紗には、きれいごとにしか聞こえないのかもしれない。 なんて言えば伝わるかな… 「有紗、また有紗が前みたいなことになる事はない。」 「でも……」 「有紗が一人になる事はないよ。 絶対ウチが一緒にいるから」 そう言うと有紗はふわりと顔を上げた。 「一人じゃない。二人だったら大丈夫だから。」 「七海…ありがとうっ」 そう言った有紗は、ポロリと涙をこぼした。私はそんな有紗をぎゅっと抱き締めた。

短編小説みんなの答え:0

好き?

 「好きって何?」 そう聞かれると、言葉がつまって声がでなくなる。 僕は、女子を好きになったこともないし、告白されたこともない。 まあ、女子と話すことはあるけどね。そんな僕がはじめて好きになった女子がいる。彼女は、顔立ちがとても綺麗で美しかった。 そんな恋心に気づいたのは、中学2年生の、もうカウントダウン。 『あと20日!』 だった。遅いと思うよ。だけど、僕は好きになったこともなければ好かれたこともないんだから。  放課後、廊下を歩いていると、近くで話し声が聞こえた。 「好きなんだ!」 ちらっと見てみると、そこにいるのは彼女だった。そういわれた彼女は、微かに顔を青ざめて、 「・・・ご・・めん・・なさ・・い・・・」 とぎれとぎれに言った。 「・・・そっか。こちらこそごめん。」 と言って告白した人は部屋から出て行った。 「・・・うっ」 と言って彼女は座り込んでしまった。僕は慌てて、だけど偶然のようにはいった。 「大丈夫!?」 こくこくと頷いている。 「・・・お兄ちゃん。」 何かぼそって言った気がした。・・・お兄ちゃん・・・だった気がしたんだけど・・・?? まあいいや。ってその時は気にしていなかった。  助けて、話すようになった。声も綺麗だなっていつも思う。 僕も、顔立ち綺麗って言われることはあるけど、声は綺麗だって言われたことはないな。 「ねえ。私はだれ?」 「・・・え?」 意味が分からなかった。・・・あっ聞きたいことがあったんだ。 「ねえ。あのさ、その・・男子に告白されたとき・・・『お兄ちゃん』ってう言ってた気がしたんだけど、お兄ちゃん、いるの?」 するとびっくりして、 「・・・いるよ。」 って言った。 「しかも、すぐ側にね。」 「・・・え・・・?」 「私のお兄ちゃんは、君・・いや、勇人さんだよ。」 僕には、妹がいない。双子の妹は死んでしまったはず・・ でも、彼女がいうには、死んではいなかった。助けられたんだって。 「・・・そっか・・・」 はあ・・・。僕の恋は終わった。恋は終わっても、終わらないものはある。それは、 家族としていることだ。 彼女、いや妹はまだ、両親に会いに行ってないらしい。 僕は、家に連れていって、 「双子の妹が、生きていたよ!」 と言って、妹が姿を表すと、泣いて喜んでた。 「おかえり。水葉」 「ただいま。」 そう言い合った。 そして、家族4人でくらした。時々、妹を助けてくれた人とも一緒に、遊んだりした。 恋心はない。だけど、ずっと一緒にいるんだ。かぞくとして。       終わり        アドバイス、ありがとうございます! 男の子の目線?でかいてみました!(はずです) またなにかあったら、お願いします! 感想もお願いします!

短編小説みんなの答え:1

希望

踏み出そう 力強く 誰にも支配されずに 自分の道を歩こう 自分を信じて 強く、強く 広い空を飛ぶ鳥のように 深い海を泳ぐ魚のように 自分を生きよう それで失敗したっていいじゃない でも、自分を生きないで失敗して それを人のせいにするのはいけない 上を向いて生きよう 空の虹を探せるように 美しい景色を見られるように そしたら空がもっと綺麗に見えるよ

短編小説みんなの答え:0

また君にいつか。

時間は私を待たずに どこかへ消える あなたは時間と共に消えていく 思い出も少しずつ消えていく 空が無限に続いていたって、 空を見たって 会えない 永遠に来ないの? このまま時間だけが過ぎていくの? 「おはよう!」 って 暗い私にも光のような笑顔で、 私を照らしてくれた。 作斗くん 笑顔をまた、見たいよ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 君は僕に優しさを教えてくれた。 なのに僕は何も出来なかった。 時間だけが過ぎていった。 何も言えなくてごめん。 俺は空からずっと君を見てた。 悲しませてごめんな 僕は君の全てが好きだった。 僕が、もしまた生きられるなら 一番に君に会うよ。 菜優ちゃん。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「おぎゃぁー!」 「おめでとうございます!元気な男の子ですよ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あなたがが戻ってくるような、 そんな感覚だったよ。 名前は、 「作」で決まりだね。 笑顔をたくさん見せてね。 作。 そして息子の作は、 グングン育ち、 まるで、あなたのように、 笑顔が優しい、素敵な男の子になりました。 見てる?作斗。 見守っててね。

短編小説みんなの答え:1

本当の恋に気がついた

俺の名は来星かずや。小学校5年生。俺は恋というのをしたことがない。友達は「俺あいつに告白したんだぜ。OKもらったよ」とか話してるけどそね何が面白いんだ?俺には来星精蘭、中学2年生の姉がいる。姉に「恋ってどんなやつ?」と聞いても、「スッゴくキュンキュンするのが恋」と意味が分からない。 「おはようかずやくん♪」誰かと思い後ろを振り向くと、幼なじみの川間和葉がいた。「お、おはよう和葉。今日も元気だな」『俺の体どうなってるんだよ?!なんで和葉の前で緊張なんかするんだ?』俺はそう思いながらも挨拶をする。 「ねぇー知ってる?3組の和葉好きな人できたんだって!その子は来星かずやだってさ!!」ドキン『え?和葉って俺のこと好きだったのか?だから俺に挨拶してきたのか?』俺は気になって気になって仕方がなかった。 なぜだろう?いつの間にか俺は、和葉のことを好きになっていた。『告白してぇなー。よし!思い切ってやってみよう』「か、和葉!!ち、ちょっと屋上にきてほしい!」俺は緊張しながらも和葉を屋上に呼び出す。「な、なに?!急に呼び出して」「じ、実は俺……お、お前のこと好きだったんだ!ずーっと気になってたんだ。だ、だから俺と付き合ってください!!」俺の顔は真っ赤に染まっていた。「はい。私もかずやくんのこと好きだった。同じ保育園の時からずーっとね♪」俺はわかった。恋っていうのは 《気になった人に強く引かれ、その人に強い思いを寄せること》 だってね!end どうも!パンダコッタでーーす!(*^^*)恋愛系の小説を書いてみました!いかがでしたか?感想お待ちしてます!!ではバイバーイ(^_^)/~

短編小説みんなの答え:1

一人二役。

______一人二役______ 誰だってそうだ。 男子に媚びない女子 優しすぎる男女 陽キャ 陰キャ こんな奴等でも必ず裏の性格というものがある。 自分が気付いていないだけかもしれん、私は裏の性格なんてない。 そんなんほぼほぼ有り得ない。 僕等は無意識に役を演じている。 一人二役、稀に三役など様々だ。 そこの眼鏡かけてる子。 暗そうだが実はとてつもなく明るいのかもしれない。 努力してる子。 自分を磨くことは素晴らしい。だが男女にモテたいが為にやるのとは違う。 優しすぎる子。 実は自分の株を上げるためだけにやってる自惚れや、かもしれない。 僕だってそうだ。 普通は『わたし』や『あたし』。 無意識に女ということから逃げている。 逃げることは大いに結構。 でもたまには向き合ってみなきゃ。 僕等は一人二役。 舞台袖で直ぐ衣装を着替え登場する。そんな奴等。 僕等は無意識に本性を隠しているのだ。たまにはだしてみたら?そんなのは駄目。 絶対駄目って訳では無いけど、ね。 役作りをしたなら、最期までやり通さなきゃ! 一人二役という難儀な僕達に。 内気な僕達に、 祝福を。

短編小説みんなの答え:2

おまけの四年(ぜひご覧ください♪)

こんにちは、あおねこです! 感想待ってます! 私の暮らす町には、怪しげな噂がある。 「金色の鹿」 と言う。 なんでも、夕方に、突然現れるらしい。 そして、時間を吸い取られるとか。 多分、誰かの作り話だろう。 私はそんな物信じないが。 夕方、私は友達の家から帰る途中だった。 暗い、人通りの少ない道を歩いていると、いきなり辺りが明るくなった。 私の目の前に、暖色の光をまとった鹿がいた。 金色だった。 ありえない。誰かが私を驚かそうとしているんだ。 「邪魔、どいてよ」 鹿は私の目を見つめた。 私は、とっさにかばんから水筒を取り出し、中の水を鹿にぶっかけた。 鹿は水をかぶり、妖しげに微笑んだ。 (珍しい…理性を保っている) 「は!?」 (このまま時間を奪おうと思っていたのに) 私は言った。 「帰らせて!!」 (よく物を言う。仕方ない…) 鹿は私を見つめた後、スゥッと消えていった。 「やった…!!」 私はその後も何事もなかった。 逃れたと思った四年後。 私は、突然死んだ。 死ぬ前、私はこんな声を聞いた。 (四年は特別。さぁおいで。) どうやら私は逃れられなかったらしい。 また1人、犠牲が出てしまいましたね。 あの鹿を倒せ?いえいえ、こればかりは何も出来ません。 すみませんね。 だから、あなたにも気を付けて頂きたいのです。 どうせ作り話だとお思いでしょう? いるんですよ。 だからこの話をわたしは皆さんに伝えているんです。 本当に怖いと思いますよ… あぁ、もう時間ですね。ではまた。 完

短編小説みんなの答え:0

魔の雨

高校二年生の唯子(ゆいこ)は友人の悠花(ゆうか)の弁当を覗き込んだ。 美味しそうだ。特に、葉で巻かれた黄色いものが。 唯子は言った。 「ねえ、これ、食べてもいい?」 悠花は 「いいよ。私、これ苦手なんだよね。同じ食材を使った別の料理はいけるんだけど」 「へえ」 唯子は悠花の弁当箱からそれを箸で取り、口に入れた。だが、この食べ物の味。この食感。唯子の脳裏に魔の食べ物の葉巻が浮かぶ。とても美味しく、美味。食感は柔らかく、僅かに胡椒の味がする。確かに、とても美味しい。それも、不安を吹き飛ばすほどに。唯子は食べ物を飲み込んだ。 「ねえ、これって魔の食べ物の葉巻?」 悠花は頷く。 悠花は知らない。唯子の家では魔の食べ物を食べることが禁止されている。祖母のが禁止しているのだ。 悠花を責めることは唯子には出来なかった。悠花が唯子の家の事情を知った上で止めなかったのなら責めることができる。だが、知らないのなら仕方ない。唯子は俯いた。 帰宅し、勉強を終えると、祖母が部屋に入ってきた。祖母は品があり、綺麗な人だ。だが、唯一、魔の食べ物に関しては強情なところがあった。 「唯子。魔の食べ物を食べたな?」 魔の食べ物は強烈な臭気を発する。唯子は頷いた。 「ごめんなさい、ばあば」 きくは黙って部屋を出て行った。 その一ヶ月後。祖母は死んだ。 唯子へ 私がなぜ魔の食べ物を禁止していたか分かるかい? それは、魔の食べ物を食べ、それの虜になり、すべての食卓の記憶が魔の食べ物に塗り替えられてしまうことを恐れているからだ。 お前が生まれた2016年11月26日。空から魔の食べ物が降ってきた。それを食べたアフリカの子供達の栄養状態が正常、それ以上になったことが山の食べ物を世界中から求める人々が現れた。そして、いつの間にか魔の食べ物が空から降ってくる11月から12月以外にも魔の食べ物は食卓に出るようになった。貯めてるんだよ。魔の食べ物を。その陰で農家の人々が困っていた。米などの農作物の価格の上昇、農家の後継の少なさ。ただでさえ人手不足だった農家の人々の生活がさらに苦しくなった。廃業する農家も現れた。 米。アジの干物。野菜炒め。普段の食生活を忘れられてしまうのは悲しい。私はそのことを危惧しているんだ。だから、私は魔の食べ物を一切食卓に出させず、普段の昔ながらの食事を食卓に出させていたんだ。 祖母の棺桶に花を添えながら唯子は泣いた。魔の食べ物はいらなかった。祖母が作ったあの温かさ溢れる食事が食べたかった。 やがて精進落としに入る。 伊勢海老、茶碗蒸し、蒸したアワビなどにまぎれてそれはあった。 食事が出されると、親戚も祖母の友人もほとんどが魔の食べ物を食べ始めた。中には軽く火の通った和牛などを食べている人もいたが、それは少数派だった。 アワビを食べていた唯子に父が声をかけた。 「唯子、魔の食べ物はいいのか?美味しいぞ」 母も 「美味しいよ。アワビなんかよりも」 アワビなんかよりも……?唯子は箸を止めた。体内の血液が急速に巡り、体の温度が急激に上がるのを感じた。祖母が書き残した普通の食卓を大事にしたい。忘れて欲しくないという思い。それを壊していいの? 唯子は言った。 「おかしいよ」 賑やかだった室内がしんと静まった。 「なんでばあばのお葬式なのにばあばが嫌いなものを食べてるの?そんなの不謹慎だよ」 「精進落としは列席者をねぎらう意味もあるんだ。みんなが好きなものを提供して実際に喜んでもらっている。魔の食べ物はこの場に相応しい料理だろ?」 「でも、ばあばの葬儀だよ。魔の食べ物を食べて喜ぶよりも悼むのが普通でしょ?」 数人から失笑が漏れた。魔の食べ物を口にせずに和牛などを食べていた者達は唯子に頷いていた。 「そんなに怒らなくてもいいじゃないか。たかが魔の食べ物だ」 失笑した一人がそう言った。 なぜ魔の食べ物というのかこいつは知らない。その旨み、その食感に皆が虜になってしまうから魔の食べ物と名付けられたことを唯子は知っている。 「なんでお母さんもお父さんも普通に食べてるの?食べたことないんじゃないの?」 分かって欲しいと思う声はどんどん熱を帯びる。 二人は笑顔で 「降ってきた頃おばあちゃんに怒られながら食べたよ」 唯子は感情をコントロールできなくなっていた。立ち上がって大声で「馬鹿じゃないの!」と叫び、長テーブルをひっくり返す。繊細に盛り付けられていた料理が床に散乱した。 父が止めるのも聞かずに外に飛び出す。走って家に着くと、屋根に一匹のアレが引っ掛かっていた。空から魔の食べ物が降ってくる。屋根の魔の食べ物と目が合う。 唾液が滲む。唯子の喉がゴクリと鳴った。

短編小説みんなの答え:0

隣の席の紗江内さん。

彼女の名前は紗江内さん。 下の名前は、確かサユミだ。 クラスの人も俺も彼女のことを さえないさんと呼ぶんだ。 理由は簡単というか、 彼女の行動も見た目も、 存在自体が冴えないというか…。 ディスってる訳じゃない。 さえないさんは俺の隣の席だけど 喋ったことってあんまないなぁ。 やっと放課後になって 学校から出られると思ったら 大雨が降ってた。 最悪。 濡れるの覚悟で走って行くしか ないって考えてたら 後ろから虫がなくような ちっちゃい声が聞こえてきた。「あ…えと…あの…。」 俺に話しかけてるのかな。 後ろを振り返ってみると さえないさんがいた。 可愛らしい傘を 俺に差し出している。 「さえないさ……あっ。  紗江内さん、どうしたの?」 危ない!いつもの呼び方で 呼ぶとこだった。 「えっと…その…か…さ…、  傘どうぞ!」 「うおっ。」 傘を俺に押しつけて さえないさんは走って行った。 ーーーーーーーーーーーーーーー 朝の学校。 昨日は隣の席の三島さんに 思いつきで傘を渡しちゃったけど 迷惑じゃなかったかな…。 まぁ…でも、 傘二本持ってたし、 渡してあげるのが人間ってもの… 「おはよう。紗江内さん。」 「わっ…!」 ビックリして声が出ちゃった…。 恥ずかしい…。 でも私に挨拶なんて、 一体誰が…あ、三島さんだ…! 上をみると三島さんが 私を見下ろしてた。 「おはよう。」 三島さんが笑顔で繰り返す。 「お、おは…おはよ…う…。」 だぁぁぁぁぁぁあっ! 私噛みすぎ!噛みすぎ!私! 私の頭の中は恥ずかしいやら なんやらで大混乱。 「昨日は傘ありがとうね。  めっちゃ助かった。  さえ……紗江内さんは  どうやって帰ったの?」 「あっ…、えと…私は  傘二本持ってたから…だ…  大丈夫だったよ。」 「そっか!俺のせいで  紗江内さん風邪ひいたら  どうしようかと思ったんだ。」 …あれ、三島さん、 私のこと心配してくれてたんだ。 「ねぇ、今日さ  一緒に帰んない?」 「あ…はい!」 「じゃあ、俺今日、日直だから  先行くね。」 「うん…。」 私、何ヶ月ぶりに 男の子と話したんだろ。 うーん………ん?え?は? …一緒に…帰るって…? え…。どうしよう…。 ーーーーーーーーーーーーーーー さえないさん…じゃなくて、 紗江内さんとしっかり 話してみたけど、印象よりも 話しやすかったなぁ。 それに、クラスの女子よりも 顔面偏差値、けっこう高い気が… って。なに邪な気持ちで 見てんだ。俺。 まぁでも、可愛いのは事実だな。 いや、俺キモくね…。 ーーーーーーーーーーーーーーー なるほど…。 三島さんの下の名前は こうきっていうんだ。 三島さんのロッカーを 見ながらつぶやく私。 その人のロッカーには、その人の フルネームが書いてある。便利! ーーーーーーーーーーーーーーー なんやかんやで放課後。 俺はとりあえず紗江内さんの 所に行って、一緒へ向かった。 「確認だけど、  家の方向ってどっち?」 紗江内さんに聞いてみる。 「あ…あっちのほうだよ。」 よし。俺と同じ方向だ。 …「よし。」ってなんだよ。俺。 俺と紗江内さんの会話は 学校の正門を出てから 続かなくなった。気まずい。 あ…そうだ。 「今日、雨降らなくて  良かったよね。」 「あ、うん。私も傘、持って  ないし…。」 「俺も一本しかないや!  もし今日降ってたら  相合い傘だったかもね。」 …ハッとした。 何言ってんだ、俺。 「あっ!その!別に変な  意味じゃなくって!その…」 紗江内さんの顔はもう真っ赤。 目も涙目。 「その…ごめん。  もう俺と帰んなくていいよ。」 俺はそのまま走ろうとした。 「こうきくん待って!」 え…今、下の名前で………。 「あのね!相合い傘、嫌じゃ  ないよ!」 「え?」 「ちょっとビックリしただけで  嫌じゃないんだよ!」 「ちょ…紗江内さ…」 「多分私、こうきくんが  好きなんだと思う!」 突然すぎて、訳がわからない。 「明日も一緒にか…帰ろ!」 言い切ったとおもったら、 紗江内さんが泣き始めた。 「えっ、えぇ!ちょ!」 「ごめんね!だってだって  タイミングがわかんなくって  変なタイミングに  なっちゃって!それで…」 「お…俺に告ったの…?」 「うん。」 「そっか。」 「うん…。」 「早く来るといいね。雨の日。」

短編小説みんなの答え:0

飛べなくなったてんとう虫

 てんとう虫は、恋のキューピットとも言われています。知っている人もいるのではないでしょうか?でははじまりはじまり。 「あっ!てんとう虫だ!」 男の子が私を拾った。 「あれ?羽折れてないこのてんとう虫。あれ?踏まれてる!」 そう、折れてるんですよ。踏まれたんですよ。力尽きて死にそうなんですよ。だから楽にさせて下さいよ… もう私はすぐ死ぬ。虫は一生が短いんだから。死にたくないともがいてもいつかは死ぬんだから。 人間も同じでしょう? そういう目で私は男の子を見つめる。 すると、 「可哀想だね…」 可愛らしい声がした。 あぁそうか。男の子はこの女の子が好きなのかな。 「う、うん… たすけてあげたい。」 それなら世界中の虫を助けたいと言っているものではないか。人間にとって、虫はきっと、ただの塵でしかないのに。 その時私に激痛が走った。 あぁもう私は死ぬのか。走馬灯が見えたよ… 「私たちてんとう虫は人々の欲を叶えるために生まれてきました。だからあなたも人の役に立ちなさい。他の虫や、いいえ、自然は全て人間を支えているのです。」 そうだね…でももう無理なんだよ。 「死んじゃった」 「うん」 男の子の手のひらにのっているてんとう虫を見て、女の子もその手に手を添える。 「虫っていっぱいいるよね。自然の掟に逆らうことはできない。」 その言葉を聞いて男の子は (あれ?この女の子、虫嫌いじゃなかったっけ?) と思う。女の子は男の子にあわせて好意を持たせようとしたのだろうか。もしくはてんとう虫を踏んだのはあの女の子なのか。どちらにしよ関係しているのは間違いない。手を添えたのは死骸を見たくなかったからだろうか。

短編小説みんなの答え:2

今、後悔している人に見てほしい短編小説

今、後悔している人に見てほしい短編小説 はぁ、私も今ちょうど後悔してます。 なんであんなことしたの?やった自分を殴ってやりたい。 そう思いますよね。私も思いました。   ですが私はこう思いました。 【事実は変えられない。過去には戻れない】 事実は変えられません。 事実を変えようとしても変わりません。 過去には戻れません。 過去に戻ろうとしてもタイムスリップはできません。 今、後悔したって事実は変えられないし過去には戻れない。 後悔してばっかじゃ明るい人生は訪れない。 後悔するってことは自分でやったことを反省している。 そう。ちゃんと反省しているのだ。 後悔するのは自分でやってしまったことを反省している。 後悔を言い換えるなら… 次からやらないように心から決めたこと。 もうひとつは… 自分のやったことを反省している。 だ。 後悔したって【事実は変えられない。過去には戻れない。】 ならば次からやらないようにすればいいじゃん。 そしたらこんな思いはしなくてすむ。 後悔は悪いことではない。 明るい人生は失敗を繰り返してくる。 事実は変えられないし過去には戻れないなら次からやらない。 そう思えばいい。 明るい人生にするために教えてあげましょう。 【事実は変えられない。過去には戻れない。】そして 【もうやらない。悩んでても意味はない。前を向いて。】 私は心にこの言葉をしまいこんだ。 END ~~~~~~~~~~~~キリトリ~~~~~~~~~~~~~~ ぷっぷくです!この短編小説を読んでくれてありがとうございました!私も今、後悔してますよ…だけど事実は変えられません。 だからこそ次からやらないように意識して過ごせばもうこのような失敗はしないですみます。皆様も後悔したときにこの言葉を思い出してくれると嬉しいです!それでは今日からも頑張りましょう!

短編小説みんなの答え:1

いいよ

?「いやー!」 自「え?」 そこに居たのは、友達の綾 自「どうしたの?虫でもでたの?」 少し遅れて、返事が帰ってくる。 綾「え?何が?」 自「え、だって今、」 ん?な、なんて言ってたんだたっけ?、あれ? 自「や、やっぱ、なんでもないよ!」 綾「ふーん。そう?」 他の子に呼ばれた綾は、そっちへ行く なんだったんだろう、 気になることがあるのだ。 この頃欠席者が増えている でも、先生に聞いても「え?」と言う顔をしている。それに、どんどん、机を片付けていっているのだ。 昼休み。 ?「かお、いいよ」 と言いながら壁を見ている綾。 え?かお? よく見たら、その横にかおりちゃんがいた。 聞き間違えたのだろうか。 次の日から 綾は学校に来なくなった。そして、机も片付けられた。先生にも聞いた。母にも聞いた。しかし、答えてくれなかった。いや、知らなかったと言う方があっているのか。 一週間たった。だいぶ、机が減った。皆は何も気にかけていないらしい。私は気になってしょうがない。 朝の会が始まる。挨拶をした。違うことがひとつ。 先生「外国から来た新しい友達です。皆!仲良くしようね!」 その子を見た瞬間 血の気が引いた。もう、見れない気がした。 さっきの子が来た。 「ねぇ、」 自「な、なに? !!?」 髪をかきあげたその顔をみて声をあげそうになった。 そう、綾の顔をした耳のない女の子が、 そして、綾じゃない綾の声でこう言った 「アト、キミノミミダケナンダヨネ。」 「ear please」 綾じゃない綾の顔が笑った。 答えたくなかった でも、口は動いた 「みみ、いいよ」

短編小説みんなの答え:1

ロボットの少年

僕は、僕の人生は、なんで始まったのだろうか。 考えない日はない。僕の名前は、青木悠。別名A1256。そう、僕はロボットなんだ。いま日本の企業は、人手不足に陥っている。だから僕は、作られた。いや、正確に言えばこれは実験だ。ロボットは、どれほどまで人間と同じように生活できるかという…。 なんで僕は生まれてきたんだろう。 親も友達もいなくて、何のためにここにいるんだろう...。 いつも考えてしまっていた。でもその日だけは違った。僕は、恋をした。その子は、僕を救ってくれたんだ。 そう、僕は、だれからも相手にされないだけじゃなく、いじめられていたんだ。でもその子は、僕をいじめっ子から守ってくれた。醜い僕に、少しだけ神様が手を差し伸べてくれた気がした。 それが僕の初めての恋だ。それからは、学校に行くのがたのしくなった。嬉しくてうれしくてたまんない。 でも実際は、ちがった。 「でさあ、あいつ私のこと好きみたいでえ、きもすぎワロタwww」 「まじい?」「きもw」 あの子は、別人のようだった。しょっくで胸が壊れそうだ。 「う、うぅ…」ぼくは、声を出して泣いた。このからだにだって涙を出すきのうくらいついてる。悔しい悔しい…そんな気持ちしかなかった。すると、すっと何か出てきた。ハンカチだ。 「泣くなよ。しっかりしろ。」 その人は、一匹狼系の男の子の花野颯だった。 「俺もお前の気持ちわかるし...」 颯くんは、小さい声で言った。…えっ? 「俺だって体は人間だけど心はロボットみたいなもんなんだよ。数年前に両親を亡くして、それから何の感情もなくなったんだ。だからお前の気持ちも痛いくらいわかる。ただな、そんなことでいちいちうずくまってても何も始まんないんだよ。自分から歩かないと!ゆっくりでもいいから進め。」 そういった颯の眼は、かなしいいろにそまってた。前に進む… 「お前ならできるさ、がんばれよ。そのハンカチは、いらないからじゃあな。」 えっ…僕ならできる…か、そうだ僕も頑張らなくちゃ!僕は、とっさにさっきのハンカチを見た。えっこれって 「ま、まって!これは君のだよ!」 そこには、小さなほしの刺繡がしてあったんだ。明らかにボロボロだけど、手作りの。 「いいよ、おれは、それを見てがんばれたんだ。次はおまえのばんな!」 颯君は、いままで見たこともないくらいの笑顔だった。次は、僕の…。 「じゃあな!」 颯君は、短く言い残し、走って行ってしまった。 僕だって負けない!これからは、前だけを向いて走っていこう!僕がそう思った瞬間光が見えた気がした。 END よんでいただきありがとうございます。初めてなので辛口コメは、NGでおねがいします。 アドバイスいただけると嬉しいです。誤字あったらすみません💦

短編小説みんなの答え:0

あの目はなんなのだろうか。いつも僕を僕を覗いてくる。学校に行く時も 宿題をやっているときも ごはんを食べる時も あの目はなんなのだろうか。ある日親に相談してみるが、「なんにもないわよ」と言われ、ついに警察まで家に来たが、異常はないと言われた。ある日学校からの帰り道を歩いていたら、後ろから物音がして、もうだめだ!と思った次の瞬間、「ドッキリ大成功!」なんとそれはテレビのギックリカメラだった「は、はめられたああああ!!!」そこには親や警察の人たちがいた。笑い声が町中にこだました。

短編小説みんなの答え:1

運命的な恋をしよう。

『すみません。グループ組んでいただけませんか?』 「え……?あ、はいっ。」 俺、高橋啓人。三佳という女子に声をかけられた。密かに想いをはせている女子ということもありOKをした。 高校の実習で好きな課題についてまとめて発表するというものだ。 図書室に行き、なんだかんだ話し合いをするうちにだいぶうちとけてきた。 『高橋くんは好きな人いる?』 いきなりそう聞かれたけど俺は 「うん。いるよ」 と答えた。そしたら三佳ちゃんは戸惑った顔をして 『私とメールするの嫌ですか?』 と聞いてきた。俺は首を横にふった。三佳ちゃんはにっこりと笑いスマホを出してきた。俺もスマホを出して連絡先を交換した。 ~翌日の夜~ 俺は「好き」の二文字を打ち込んで送信ボタンをおした。砕けたらもう終わりにしよう、そう決意して。 私は『好き』の二文字を打ち込んで送信ボタンをおした。ダメならもう終わりにしよう、そう決意して。

97579774を表示