短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
空ノ瞳ノ中デ
『悪いことをするとね、 お天道さまが見てるんだよ』 君はあの日、そう笑って言った。 今は24世紀 あれから文明は発達したが、 人間は多くのものを失った 南海トラフの大地震 富士山の噴火 集団テロ 核実験による人工的な地震 遂には核爆弾を使用して 戦争が起きた 父はイギリスに遠征して、帰ってこないままだ 母はある日、起きたら目を覚まさなかった 妹は僕が守れないままいなくなった こんな世界で僕の生きる価値は 君しかいないよ 「空はお天道の目だからね。 いずれ、戦争も終わるよ」 「でもさ、僕は分かんないよ。 政府はお国のために働けって言うけどさ、 もし日本が間違っていたら? 戦争ってそんなもんだろ。 それぞれの勢力が 自分達が正しいと思い込んで人を殺す。 殺人者が正義なのかな? 負けた側は悪になるのかな?」 「きっと、正しい方が勝つよ。 子供みたいって笑うかもしれないけどさ。」 でも、悪人が善人を殺すなんてこともあるよ。 この世は理不尽なんだよ。 それに、正しい、正しくないなんて 誰に分かるんだ? 僕は出かかった言葉を寸前で押しとどめた その代わりに、言葉を発した 「こんな世界でも、生きていたいって思う?」 「うん。廃れた世界だけど、 やっぱり、美しいや。 もう、草も木も何処にも無いけどね」 君は僕を見た その澄んだ輝く瞳の中に 僕ら何を見たのだろうか 「僕は……今は君といられるだけで、幸せだよ」 そう言うと、君は少し目を見開いて笑った 「ありがとう」 痛々しいほど痩せている顔をほころばせた 命にかけて守りたいと思った 思ったのに…… やっぱり、この世は理不尽だ 僕が食べ物を探しに行ったあの日 また、地震が起こった 僕はみずほらしい小屋まで必死で駆けた 大丈夫。地震なんて何度も起きてる いつだって大丈夫だったじゃないか それでも、心臓の音は止まらない そして、やっと小屋を目にした時 僕は乾いた大地に立ち尽くした 小屋は倒壊していた 砕けた木の隙間から ひん曲がった君の腕が見える 「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」 僕は叫んだ 火事場の馬鹿力か、情けないほど細い腕でも 重い瓦礫を退かすことができた 僕は君の体に触れた その体は酷く冷たかった これが現実 これがこの世界だ 何で? この世界が好きだと言った君が! 世界のせいで!! 君は! 乾燥した大地がポツリと濡れる 頬を伝う涙を止める術を 僕は知らない 次の日、あの町に核爆弾が降った 憎いくらいの晴天で お天道さまは何を見たのだろうか end. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 楽しんで見てくれたら、幸いです 鸞鳥
ー初恋ー私が恋した3か月
私の名前は爽羽。私は初恋をした。その相手は、圭吾君。実は私はいじめられっ子で、いつも苦しんでた。そんな変わりない日々が変わった。キッカケは、圭吾君だ。私がいじめられてる時、圭吾君が来た。 『おい、お前らやめろよ。』 『何なんだよ、圭吾。お前爽羽のこと好きなのか?』 『好きだけど。何が悪いんだ。』 私は、固まってしまった。 『ほら、爽羽。行こうか』 『ちょっと待って!わ、私の事…す、好きなの?』 『好きって言ったろ。』 圭吾君は、軽くキスをした。 『!? な、な、何するの!びっくりした…』私は嬉しかった。こんな私を好きで居てくれたなんて。 『爽羽。俺と付き合え。』 『はい。よろしくね!』 それから3ヶ月。事件が起きた。 私は圭吾君と廊下を歩いていると、圭吾君がいきなり倒れた。 『圭吾君!圭吾君!起きて!!!』 圭吾君は、病院に搬送されたが、もう遅かったみたい…圭吾君は、人生の幕を閉じた。 ~~~~~~~Fin~~~~~~~
大切なこと
私は、英梨、高2。 今は5月上旬。 朝、私は挨拶をする。 「おはよう!」 シーン… 「…は?」 こんなはずじゃなかった もっと自分が明るければ もっと自分が馴染めていれば どこから間違えたのだろう たった一人の幼なじみの友達、結奈ちゃんは 「気にしなくていいよ」と 言ってくれるけれど… 「気にしないで!」と強く 怒ったようになってしまった。 帰り道。「やりなおしたいな…」 そう呟くと、とある館が見えてきた。 貼り紙には 「人生、やりなおしませんか?」 と。 少し不思議に思ったけれど 中に入る。 同い年くらいの男の子がいた。 「人生やり直せるって本当ですか!?」 と聞くと、「はい。」と答える。 私「じゃあ戻してくださいよ」 男の子「大切なことを忘れるかもしれませんよ、 僕はオススメしませんが…それでも、やり直しますか?」 私「はい!」 男の子「では…条件があります。毎日この館に来ることです。どんな時間でもいいですよ あなたは、入学式の日に戻りましょう。その日から1回、館でまってますよ。 約束を破ったら今日に戻ります」 辺りが光った。 私は、高校の入学式に来ていた。 入学式が終わり、6人くらいでワイワイ話している所がある。今は… 結奈ちゃんもいる、私も、入ろう。 「なーに話してんの~?」というと 結奈が「この後~この6人で、ファミレスいこ~って。英理も行く?」 「あ…うん、いくいく~!」 結奈「絵梨もいくって~いいよねみんな~!」 みんなも、ok!と言ってくれた。 ファミレスにて。 食事をしていると… 結奈が「トイレ行ってくるね~」と言う。 すると、 「ねーぇー結奈ってさー真面目だよね~ウチには合わないってゆーかぁ~」 「それなぁー」「マジそれそれ~」 会話が始まった。 え…結奈の悪口… 私は、何も言えずにいた。 私は、もうあの館には行かなかった。 5月に戻ろう。 大切なことを忘れかけていた。 結奈をもっと大切にしなければいけなかったこと。 戻ったら、一番に結奈に謝ろう。 私のことを大切に思ってくれる人だけを大切にすれば良いってことに気づけたから。
紫陽花の花
私、元峰雪音(もとみねゆきね)は、大親友、田中奈保(たなかなほ)の遺骨を抱えて泣いていた。今、私は奈保の葬式に出席している。 元々、奈保が死んだのは私のせいだ。 奈保が死んだ日、私達は喧嘩をしていた。きっかけはほんの些細なことだったが、一年に一度するぐらいの大喧嘩になった。こういう喧嘩の時、強情な私は中々謝れず、放課後に奈保が私の家に来て謝るのが定番。 そして、放課後に奈保が私の家に向かう途中で、事故は起こった。 奈保の家の近くには、危ない道路がある。そこで、奈保は車に轢かれた。 多分、気がはやっていたのだろう。 私が学校で謝っていたら。…そう思わずにはいられなかった。 2年後。私は中学一年生になった。 はっきり言って、中学では友達とはうまくいっていない。 それでも、奈保の命日のお墓参りを欠かした事はない。今年は、奈保が「雪音みたいだから好きなの」と言っていた、ピンクの紫陽花を持っていった。手を合わせ、奈保に話しかける。 「奈保、私、もう中学生になったよ」 とか、 「今回の花はピンクの紫陽花だから、気に入ってくれるといいな」 とか。ふと気になって訪ねてみた。 「ねえねえ奈保、なんでピンクの紫陽花が私みたいなの?」 当然返事はない。スマホで調べてみた。 次の瞬間、頬を熱いものが伝った。 ピンクの紫陽花の花言葉は、「強い女性」。 「私、強くなんかないよぉ…」 涙が止まらない。 そのとき、ある言葉が脳裏をよぎった。小さい時、気弱だった奈保が男の子にいじめられていたのを守った時の事だ。 「ゆきねちゃんはつよいねぇ」 「ゆきねちゃんがわたしをまもってくれたから、ゆきねちゃんがさみしくなったらわたしがまもってあげる!」 私はたしか、 「ありがとねぇ!なほちゃんはすごいね!」 と返したと思う。 奈保はきっと、この事を覚えていたのだろう。 「ありがとう、奈保…」 死んでまで自分を励ましてくれた大親友には、いくら感謝してもしたりなかった。 終わり
空の赤い箱
プレゼントをもらった。 赤い箱にはいっていて、腕いっぱいにかかえないと持ち上げられないサイズのを。 今日はクリスマスだ。いつも喧嘩ばっかりしているパパとママは今日だけなかよくなるなんてことはないけど、昨日よりずっと静かにはなっている。おぼろげに覚えてるけど、数年前はパパとママもプレゼントを交換しあって楽しそうだった。 またその頃に戻れたらいいのに。 パパが早く開けろ、と言っている。最近パパはらんぼうだ。こういうときは返事はしないほうがいいと学んである。 なにもはいっていなかった。 あんなに大きな箱なのに、中は空っぽ。 パパが久しぶりに大きな声でガッハッハと笑ってる。「おい、サンタさん来なかったなあ。今年はずっと悪い子だったんじゃないのか?!」て言っている。 ママはやめて!って言ってるけど、久しぶりの笑い声が嬉しくて、ぼくも笑った。 サンタさんが来なくたって、意地悪だって、いい。そしてそれを笑われたって、いい。 だって笑ってるから。 ママも笑ってよ。面白いでしょ。 いつもは楽しくないけど、たまにこういうことがあるから、パパとママは嫌いになれない。 こういうことを思い出すから、嫌いになれないのかもしれない。 でもパパがなにかいってる。「なんだよ、泣けよ。サンタ来なかったんだぞ? おい、黙れよ。うっせー。」でも黙れない。 パパがぼくを叩きはじめた。たまにあることだ。いつも血がでるけど、今日はいい。まだパパが笑ってたことを思いだして、痛くてもぼくは笑う。 「やめて!」ママ、なんで怒ってるの。面白いじゃん。なんかぼやぼやしてきた。今ぼくの顔は笑えてるのかな。あれ、救急車のおと。。 今ぼくは施設っていう場所にいる。パパとママはリコンして、ママは怪我してるから病院にいるらしい。パパはどこにいるかわからない。 怪我することもなくなった。パパの怒鳴り声を聞くこともなくなった。施設の人にパパのことを聞かれても、ママのことを聞かれても、どっちもすっごく優しくて、いつも笑ってて、早く会いたい、と言った。 本当じゃないことも言っちゃったけど、別にいい。だって前は優しかったもん。前は今の前なだけで、続いているはずだ。変わるわけがない。施設なんか嫌だ。叩かれてもいいから、パパとママに会いたい。空のプレゼントをくれたサンタさんがきらい。
私の初恋
昼休みが終わり、けだるい5時間目が始まった。昼休みに走り回った疲れとお昼ご飯を食べた満腹感で眠ってしまいそう。ついウトウトしているとあっという間に先生の話が耳を通り抜ける。難しくて何を言っているのかわからない。眠気覚ましに教室を見渡すと1人の男の子に目がいった。秋野くんだ。一心不乱にノートに何かを書き込んでいる姿はウトウトしている私とは大違い。頭が良くて友達も多い、パーフェクトな男の子。チビで頭が悪くて友達のいない私とはもちろん釣り合わない存在だ。どんなに好きでも絶対に叶わない恋、付き合うなんてあり得ない。しかもこんなに気になっているのに秋野くんと話したことがないのと言う悲しい現実もある。毎日挨拶しているけれど気づいてもらえないのだ。大きな声を出したら他の人にうるさいって言われるし…。そんな訳で秋野くんはいつもこうやって見ていることしか出来ない遠い存在なのだ。 ******************************* 帰り学活が終了し、みんなが教室を出ていく。私も帰ろうかとゆっくり歩き出した時誰かに足を蹴られてしまった。蹴られた勢いで思い切り転んでしまう。イタッ。ダッサと思っているだろうみんなの視線と転んだ足が痛くて泣きそうになっていた時、「大丈夫?」と声をかけてくれた人がいた。なんと秋野くんだ。「ここは人が通るから向こうに行こうか」と秋野くんはニッコリ微笑み、私をフワッと抱き上げた。あまりの衝撃にドキドキして声も出ない私をお構いなしに「思ってたよりも軽いね、ちゃんとご飯食べてるか?」と秋野くんが私の顔を覗き込む。心臓が壊れそうになっていると先生の所にたどり着いた。イスに降ろされ、ホッとしたような残念なような気分になる。「これはもしかしたら骨折しているかもねぇ、念のため病院に連れて行こうかしら」先生の声にドキッとする。そんなに大変なことになっていたのか。それを聞いていた秋野くんが先生に尋ねた。「俺も行っていいですか?駅前の動物病院ですよね?」「えぇ、そうよ」と先生。人間との区別がちょっと悲しいけれど残念ながら、私は猫だ。学校の公認居候の猫だ。この先生は生物の先生である。私が上手くお話し出来ないのも秋野くんに恋愛対象として見てもらえないのも当然だ。生物委員会として私の世話をしてくれたことがきっかけのただの片想いなのだ。100%叶わない切ない私の初恋だ。私が1人で、いや1匹で悲しみに浸っていると再び秋野くんが私を抱き上げた。 ******************************* 無事に怪我が治った私は今日も教室の後ろから絶対に叶わない初恋の相手を見つめている。 ******************************* 下手くそな文章ですみません!長い文章最後まで読んでくれてありがとうございました!感想書いてくれたら嬉しいです!
嫌いなパパ
もーっウザ!パパがウザい。 パパは、池袋で働いているサラリーマン。もう50歳になる。 私は高3のリナ。中3の弟のエイとママの4人家族。 パパが帰って来た。本当にやだ。かまってちゃんかよ。 高校慣れた?とか制服どお?とかいろいろ。 夜。ふと目が覚め、水を飲もうと思いリビングに行った。 マ「いつまで黙ってるの?家族なのよ!いい加減にしなさい!」 パ「…。いつかね。」 マ「エイには言わないでよ。まだ幼いんだから。」 パ「うん。」 何か隠してる。何だろう?喧嘩して。。 今日は休日、パパがどこか行こうって。どこかにもよるって言ったけど、お前らが行きたいところでいいよって。ふーん。結局大型ショッピングセンターに行った。 そこでこっそりパパへのプレゼントを買った。好きなブランドの小物を。 次の休日は海に行った。パパは喜んだ。 私は気付いてしまった。パパはきっと……。 ママに言った。パパの未来を考え、いろいろ計画した。 2ヶ月後ハワイに行った。パパが好きな国へ。 それっきりで私は大学のことばかり考えていた。夏も終わるね。もう秋だね。 模試を受けたり…気がつけば当日は指に収まるほどになっていて。 あと何日、何日って頑張って。。 当日…… 頑張って力を発揮して。。。終わった瞬間走った。 雪が降っているまっすぐの道を。 「パパ!?!?」 病院について部屋に入るとパパはベットに、ママはパパの隣に。 「エイは?」 ハアハアしながら聞くと、部活でいないと言われた。 なにしてんだよ、あいつ…。 「ごめんな。パパは難病で…」 「もうこれ以上言わないでよ。私だって知ってたんだから。心配してたんだから。」 ポッケからプレゼントを出した。 「私たちは家族なんだよ!」 私は勢いよく部屋を出た。出たところで泣いた。ポロポロ涙こぼして。 夜には家族全員が揃った。4人でしかできないことをして。 翌月、合格発表。 私は合格していた。パパは高校の卒業式にも来てくれた。 そして冬と共に去っていった。 パパ、私は大学楽しく通ってるよ。制服ないけどオシャレしてるよ。お付き合いもしてるよ。最後に、大好きだよ。桜の花びらが手のひらにのった。 end... 読んでくれて有難うございます。これは私のパパへの気持ちです。今元気に生活してます。 感動した等のコメント、感想待ってます。
新しい人生とダイヤモンド
拝啓、私の1番の親友へ なんて。お手紙っぽくはじめてみたけれど、貴方も私も堅苦しいのは苦手だからこの先はいつも通りの私が文字を綴っていきます。 まず最初に。ごめんなさい。秘密にしていて。 いつだったかな。今となっては昔のことすぎて覚えてないけど、貴方は私に秘密は無しって言ってくれたよね?だけどね、これだけは言えなかったよ。だって言ってしまったら、きっと貴方は泣いてしまうから。私は貴方の眩しくて優しい笑顔が好き。だから、私のせいで貴方が泣いちゃうのはどうしても私が許さなかった。 けれど、きっと貴方は今泣いていることでしょう。情けなく嗚咽を漏らしながら涙が枯れ果てるまで。 仕方がないから、私が背中を押してあげます。貴方が泣いているのを見るのは私が耐えられないから。 ねぇ、らしくないな!笑ってよ!大丈夫だから!だって貴方には未来がある!私には出来なかったことがなんでも出来る!勉強も恋愛も、それから友達だって作れる。何も私に縋らなくたっていいんだよ?貴方は不器用だから友達作るの苦労しそうだけど、私が応援してる。ずっと貴方のことを空から見守ってる。 だから、ね?私が病気で死んじゃったからって、私の所に行こうだなんて馬鹿なことは考えないで。どうか私を貴方の人生の足枷にしないで。ゆっくりでもいい。前に進んで。私はそんなたくましくも暖かい貴方の背中をずっと見守ってあげるから。もし貴方が私に会える時になったら、その時はなんで病気のこと秘密にしてたんだって殴るなりなんなりしてください。そして、貴方の歩んできた道を私の大好きな笑顔で教えてくださいね。気長に待ってます。 もう居ない貴方の親友より PS、私の宝物を一緒にいれておきます。これは貴方が持っていてください。1番大好きな貴方に持っていて欲しいから。 今日も貴方の輝きを乗せたダイヤモンドが、ポケットの中で淡く光った。 ───────────────────── ちなみに情報 ダイヤモンドの宝石言葉は、永遠の絆・純潔・清浄無垢・永久不変・不屈です。
明日を生きるために。
死にたい 僕は何度その言葉を呟いたことだろう。 全て中の下。親はお金だけおいて帰ってこないし友達もいない。いじめられてこそいないけど秀でているものがない自分に飽き飽きする。 こんな生活もいじめられてるやつからみたら贅沢だよな。校舎裏でリスカをする前にふっと思った。こんなことするくらいなら勉強しよ。 そう考えて家に帰ろうとしたとき、甘い鈴の音のような声が響いた。 『ねぇ何してるの?』 ヤバイ、リスカをしようとしていたとこ見られたか。言い訳をしようと振り向いたとき、僕の意識は目の前の女の子に全て持っていかれた。 艶やかな黒髪を白いリボンのついたゴムで2つにくくっていて、淡い若草色のワンピースを着ている。びっくりするくらい美人で、神秘的という言葉がぴったりだ。 『あなた、今リスカしようとしてたでしょ?』 少女がズイッと顔を近づけてくる。 やっぱり見られてたか。でも不思議と言い訳をする気にはならなかった。さっきまで頭フル回転で言い訳を考えてたのに。 僕が素直にうなずくと少女はクスッと笑った。 『していいよ、リスカ。』 僕にとっては予想外の答えだった。 「どうしてとめないの?」 無意識にそう言っていた。ヤバ、こんなこといったら誰かにかまって欲しかったからリスカをしていたみたいに思われるじゃん。 少女は不思議そうな顔をした。 『あなたはリスカを決断するほど追い詰められていたんでしょ?リスカをして気持ちが落ち着くならいいと思う。あなたが傷つくのはたまらなく嫌だけど、死なないでくれるならしょうがないよ。』 視界がボヤけた。 見ず知らずの僕をこんなに考えてくれるのが嬉しかった。 『泣きたいときは泣けばいいんだよ。泣いた分だけ強くなれるとまでは言わないけど、苦しいのは少し和らぐと思うから。』 30分は泣いていたかも知れない。そこが校舎裏とかはもうどうでもよかった。その間、少女はずっとなにも言わずに僕の隣に腰をおろしていた。 ああ、そうか。僕はやっと気づいたよ。僕は僕自身を認めてくれる人が欲しかっただけなんだ。死んだらダメだって、そういってくれる人が欲しかっただけなんだ。生きる拠り所を探していたっていうと大袈裟かもしれないけど。 「今日はなんかごめん。」 涙が落ち着くと急に恥ずかしくなってきた。中3にもなって見ず知らずの女子の前で泣き崩れていたからね。 「でも……また来ていい?」 『辛くなったらまたおいで。いつでも話を聞くから。』 少女の言葉一つ一つがふわりと包み込むようで心地よい。キラキラと輝く夕日が少女をよりいっそう美しく見せる。 「そう言えば…僕の名前は弘輝(こうき)。君は名前、何て言うの?」 またお世話になるかもしれないし、そう思って聞いた僕の問いかけに少女は考え込む。 『………ごめん、わからない。』 「えっ…?」 『折角だからさ、名前考えてよ。』 突然の申し出に戸惑う。僕が考えた事がある名前は犬のジョンだけだし、何よりこの美しい少女に見合う名前が見つからない。 『美しいし優しいから美優(みう)…とか?』結構真剣に考えたのに我ながら安直な名前。でも本人は気に入ったようだった。『美優…美優かぁ。えへへ、美優ってめっちゃいい。』 少し照れながら笑う美優がたまらなく可愛い。 「じゃあ、また明日。」 『バイバイ、弘輝。』 僕は帰路についた。いつになく幸せな気分だった。 その日から、僕は毎日のように美優の所にいった。その日の出来事、今まで抱えてきた悩み、全てを話した。優美はそんな僕を嫌な顔1つせずに聞いてくれた。 空気みたいに扱われるのは必要とされてないと感じて孤独だったこと。 親がいないのはどんな気持ちか。 もう少しいい性格がよかったな。 僕に出来そうな特技は何か。 死にたかった僕が情けないよ。 色々な悩み事を話した。話したからといって解決する訳じゃないけど日に日に心が軽くなっていった。 ある日ふと、もう生きることを辛く感じていないことに気づいた。 そう気づいた日も美優に会いに行った。しかしそこに美優はいなかった。 代わりに大きな木が立っていた。頭が真っ白になる。今までのは全て幻覚?それとも僕の妄想?一度落ち着こうと深呼吸しようとした。すると、その木にゴムが1つかかっていた。白いリボンのついたゴムが。 美優のだ。 消えてしまったその存在を確かめるかのようにゴムを手に取った。 『辛くなったらまたおいで』 美優の声が聞こえた気がした。 END みんなに生きて欲しいと思って書きました!【リスカを推奨する物語ではありません。】最後に、美優が生やした木はナナカマドのつもりです。ナナカマドの花言葉は『私はあなたを見守る』です。 感想待ってます!
「“ふうせん”ってどう書くの?」
「“ふうせん”ってどう書くの?」 突然、弟にきかれた。 「“風”の“船”って書くの。」 「……なんで?風船は船なの?乗れないよ。」 たしかに……なんでだろ…? 「うーーん…なんでだろうね…!」 私はそうごまかした。 「…あ!わかった!」 弟が言った。 「…!?」 「風への生贄が乗っているんだ!」 なんだかゾッとした。
真っ白な世界で
僕は神様だ。 とはいっても、そんな大層なものではなくて。ただ少し人間とは生きてる世界が違うだけの個体だ。 何か特別なことができるわけではないし、人の願いを叶えるなんて出来やしない落ちぼれだ。 僕の住む世界は、どこまでも続いていくただ真っ白いだけの世界。 僕以外には、何もない。生命を感じることのない世界。 そんな世界に、ひとりの少女が迷い込んだ。 少女の身なりはそれはひどいもので、髪は乱雑に結ばれ、体のあちこちには絆創膏が貼ってあり、服は空いた穴を修正した跡がいくつも目立っていた。 僕は、たまらず声をかけた。 「…君。名前は、なんて言うの?」 何十年ぶりかに声を出した。 「…私は、りつっていうの。」 その少女は鈴を鳴らしたかのような声で話した。 「お兄さんはなんていうの?」 「僕は、シンだよ。」 名前なんてないから、とっさに考えた名前だ。 「ねえりつちゃん。君は、どこから来たの?」 「わかんない。気づいたらここにいたの。お兄さんもそうなの?」 「あ、ああ。そうだよ。僕も気づいたらここにいたんだ。」 「じゃあ一緒だね!」 そう言ってほほ笑んだりつの顔から、苦痛の色は一切受けられなかった。 じゃあ、この子の傷はいったい…。 「その、傷はどうしたの」 「これは、私がいけないことしてままを怒らせちゃったから…」 今度は力なくほほ笑んだ。僕は、その様子から、すべてを察した。 「まってて。今治してあげる」 落ちぼれの僕にも唯一できる神様っぽいこと。傷の修復。 心の傷までは修復できないが。 僕が両手に力を込めるとみるみるうちに傷が修復されていった。 「うわぁ!お兄さんすごい!!もしかして魔法使い!?」 「まぁ、そんなところかな…」 「すごい!!ねえ、私とお友達になってくれる?」 僕はその質問に答えることに躊躇した。だって、君と僕の住む世界は違うから。 だから、曖昧にごまかす。 「あははっ…。そう…だね」 「これからよろしくね!お兄ちゃん!!」 そう言ってりつは僕の手を握ってきた。目線が自然とりつの手に向く。 僕の手を握るりつの手が、少し透けていた。 「りつちゃん!!」 「…え?」そういってりつも自分の手を見る。 「手が……透けてる…」 この世界が、不適切な個体を消し飛ばそうとしてる。 「ねえ、私、このままここにいたら消えちゃうの?」 「…うん。」 「…そっか。」 消えると言われたのにしては、あまりにそっけなさすぎる返事に違和感を覚えながらも、僕は話した。 「あのね、ここは、りつちゃんが居た世界とは違う世界なんだ。僕は、本当は神様で、きみは元の世界に帰らないといけないんだよ。」 「……じゃあ、私ここに残るよ。」 「へ?」 思ってもいなかった返事に変な声がでる。 「で、でも、ここにいたら消えちゃうんだよ?りつちゃんがいなくなっちゃうんだよ?」 「別に、私なんていなくたって、お母さん悲しまないもん。」 あまりに深刻なりつの心情に僕は絶句した。 でも、それでも、りつには帰ってもらわなくてはいけない。 「だめだよ。だって、僕が君に生きていてほしいから。君に人間として幸せになってほしい。」 「でも、でも私お兄ちゃんと一緒にいたいもん!」 「だめなんだよ!!!」 つい怒鳴ってしまった。 嗚呼、りつ。泣かないで。 やだよ。 りつが、消えちゃう。 僕に、りつを救う力があったら。 「…じゃあお兄ちゃん。私が戻っても、ずっと守ってくれる?」 「ごめん。僕には力がないから。でも見ることはできるよ。」 「なら大丈夫。お兄ちゃんが見守ってくれてるって思ったら、私、頑張れる。」 りつはそうしてガッツポーズをしてみせる。 ガッツポーズをした左手がもう消えそうだ。 時間がない。 「ごめんね。何にもできなくて」 「泣かないで。大丈夫だよ、きっと。」 「…ごめんありがとう。時間がない。はやく、あの光に向かって走るんだ。」 「うん。」 「これ、お守り。僕は見守ることしか出来ないけど、これがあれば、大丈夫だから。 さあはやく。」 「約束だよ?頑張るって誓う。」 小指を絡ませて誓い合う。 「うん約束」 「ありがとう。また会おうね。シンくん。大好き」 そういってりつは僕にキスをした。 「っ!」 「また!バイバイ!!」 「うんっ。またいつか」 りつは走り出した。 笑顔で。 辛いだろう。怖いだろう。 普段の日々に戻るのは。 それでも、笑顔で走る彼女は、強い。 涙が頬を伝い、そして落ちる。 そこから芽が生える。 育ち、森になる。 此処は、真っ白な混沌から、緑の映える鮮やかな心の森になった。 りつ。 その子は、僕に唯一、光と夢をくれた、 神様。
最期のビデオレター
彼女が死んだ。 俺は知らなかったけど前から余命宣告をされていたらしい。 彼女が死んでも何故か泣けなかった。 勿論悲しかった。泣きたかった。 でもここで泣くのはなにか違うと思ってしまったから。 彼女は俺のためにビデオレターを遺してくれていた。 「え?もう始まった?あっ…えっと。久し振り!…多分久し振りだよね? だって私はもう死んでるから。 ごめんね。余命のこと言えなくて。 でも君とは余命のことなんて考えずに純粋に一緒にいる事を楽しみたかったの。 本当にごめんなさい。 あ。ごめん。話がずれたね。こんな言い訳を言うためにわざわざビデオレター録ってるんじゃ無いんだった。 えっとね…今日はお願いがあるの。死人からのお願いなんて気持ち悪いかもしれないけどちゃんとやり遂げてよ? あのさ。私のお墓にお花を添えて欲しいんだ。出来れば勿忘草ね。 それでお墓にお花を添え終わったら私の事を忘れること!絶対だからね! 君は顔もなかなかイケてるし性格だって良いんだからすぐに彼女が出来るよ。 で、その人と結婚して子供もできて…君の子供はどんな顔かなぁ? きっとイケメンなんだろうねぇ。 私は君のこと忘れないからね。 だって天国にいるんだよ?君以外の人に恋なんてしなくない?それとも天国でも恋愛できるのかなぁ。 そろそろ終わらなくちゃ。ちゃんとお墓に勿忘草お供えしといてね。 君はいっつも一人で抱え込むんだから。ちゃんと誰かに相談すること! あぁ。駄目だなぁ。君のこと心配で心配で堪らないよ。 私は永遠に君のことが大好きですよ。 さようなら。今までありがとう。」 俺は画面の前で微笑む。 「お供えする花、勿忘草にしといて私のこと忘れろって…無理だよ。」 俺の頬に水滴が流れた。 これを見て誰かが上で笑った。 彼女の声が聞こえた気がする。 「あはは。勿忘草の花言葉知ってたんだ?バレちゃったかぁ」 俺は腕で雑に涙を拭いて立ち上がった。 寝巻きのままだった服も着替えて扉の外に出る。太陽が眩しい。 この太陽の光が綺麗だと言うことを教えてくれたのも君だった。 俺は君がいなかったらきっと今でも卑屈な人間だっただろう。 「よし!勿忘草買いに行くかぁ!」 勿忘草の花言葉は花の名前そのままだ。 勿忘草の花言葉。それは 『私を忘れないで。』
ダイヤモンド(恋愛小説)超~長い
「「「「好きだ」」」」 は、、、はーーーー!? ーーー1日前ーーー 私は花夢・虹華(にか)! 高2。 みんなと一緒で遊ぶのが大好きな極一般のJK そんな私には幼なじみがいます! まず一人目 咲川・輝(きら)高2 二人目 天見・光(れい)高2 3,4人目 星崎・希(れん)高2 星崎・望(せい)高2 女の子が一人もいないのが残念です☆ (きら)なんだとゴラア!? (にか)きっ、、、きら! (きら)あ?余計なのはこの口か? (にか)れん~(泣)きらがいじめる~! (れん)よーしよーし、泣かない泣かない! (れい)近所迷惑だよ,さっきから。 (せい)朝っぱらからうるせーなー。 (にか)おっはよー!れい・せい! (れい)おはよう (せい)はよー (きら)明日だな!球技大会 (にか)みんな同じバスケだよね! (れん)楽しみだね。 (せい)あんなもん楽しみなんてないだろ。 (れい)全くやる気が感じられないよ (にか)まあまあ (にか)盛り上がって来たね!球技大会! (友人)次は、、、男子バスケ!幼なじみズが出る番じゃん! (にか)マジ!?、、、ってゆうか女子多くない!? (友人)そりゃイケメン出るからでしょ (にか)誰が? (友人)幼なじみズ。 (にか)は!?あいつら人気なの!? (友人)まあ。、、、って始まった! (にか)せい,れん,れい,きら頑張ってー! (友人)がんばれ! (にか)いけ~!! (友人)あ!ヤバイ!このままだと負ける! (にか)マジ!? (友人)ヤバイよ(汗)!! スウッ 「がんばれーーーーーー!!!!」 (きら)やってくれるじゃん!! (せい)にかの望みだ。答えなきゃな! (れい)当たり前でしょ。そんな事 (れん)よーし!! (友人)2回もシュート決めたよ!この調子だと行けるかも! (にか)、、、2・1かったー!! (にか)楽しかったねえ! (せい)勝てたしね。 (れん)にかちゃんの応援のおかげだよ。 (にか)本当に!? (れん)うん (にか)やったー!みんなありがと,大好き! (きら)、、、それってどうゆう意味? (にか)え? (きら)俺もすき。別の意味で (にか)へ!? (れん)それをいったら僕も。 (せい)、、、俺もだよ。 (れい)僕も。 (にか)ふぇ!? 「「「「好きだ」」」」 えーーー!? ーーーend ーーー 感想聞かせてね!
ありがとう~愛犬マロンへ~
私美香(みか)。8歳。 おばあちゃん家で犬のマロンを飼っている。 オス。すごく元気いっぱいだ。 ジャック・ラッセル・テリアって言う犬種だ。 最近ウサギが可愛いなーと思ってて、お父さんと 「飼えるかなぁ?でもマンションだから温度管理が難しいよ?」 とか言ってた。 8月30日。 何の変哲もないただの日...だと思っていた。 なのに... 1年生の時から通っている学童の帰り。 いつもと同じようにおばあちゃんが迎えに来てくれた。 私はおばあちゃんに 「ウサギ飼いたいんだ」 って言った。 おばあちゃんは、 「そっか」 って言った。 なんだか元気がなくて、疲れた感じだった。 今日は元気がないのかな。 小さい私はそう思った。 階段を降りると、おじさんが車で私が来るのを待っていた。 半年に1回ぐらい、おじさんが車で来てくれて、温泉とかに行くっていうのが恒例だ。 だから、 「やったぁー!今日はどこ行くのー?」 私は聞いた。 すると、おじさんとおばあちゃんが顔を見合わせて、 「言おうか」 って小声で言った。 「実はね。マロンが死んだの」 え!......... 2年生の私は状況が飲み込めなかった。 「だからね、今日はお惣菜買って、晩ご飯にしようね」 13歳と半年。 早いのかな?遅いのかな? いや。やっぱり早いんだ。 マロンの友達なんか、20歳まで生きたもん。 後で聞いたら、朝は元気にしていたのに、急に様子がおかしくなって、動物病院に連れて行くとお医者さんに 「今日が山かもしれません」 と言われたらしい。 お医者さんは懸命にマロンを助けようとしてくれたが、おばあちゃんの腕の中で死んだんだって。 おばあちゃん家に帰ると、ダンボール箱が置いてあった。 マロンは安らかな顔で眠っていた。 もう冷たいマロンの身体。 可愛いシッポが揺れるのも、あの印象的な茶色いブチも、見ることはないんだ。 そう思うと急に涙が溢れてきた。 私はその年、お母さんが 「マロンのことで自由研究したら?」 って言ってたから、マロンを題材にして、自由研究をした。 たくさん写真を撮って、いろいろな長さや体重を量ったりした。 私が自由研究を終えたのが8月28日(ギリギリじゃん!)。 そして、マロンが死んだのが8月30日。 私が自由研究を終えるのをまっていてくれたんだね。 私は8月31日に夜遅くまで、『マロン、ありがとう』のページを泣きじゃくりながら追加した。 それから4年後、私は11歳になった。 今もマロンのことを忘れることはない。 私と父は近所のペットショップに立ち寄るのが日課になっていた。 また今日も父とペットショップに立ち寄った。 すると、ジャック・ラッセル・テリアがいた。 しかもマロンにそっくり! 私の家はペット禁止。 だから、その子が売れるのだけを願っていた。 けど、無情に時だけが過ぎていった。 女の子だからっていうのもあるのかな。 どんどんその子は大きくなっていく。 流石に私も父も焦ってきた。 売れなかったら殺されるんだもの。 そんなある日...! 転機が訪れた。 またいつものようにペットショップに立ち寄ると、その子のケージには 【飼い主さん決まりました】 の文字が...! 絶対マロンがその子が売れるように仕組んでくれたんだ。 『幸せになったらいいね...』 私も父もマロンも想うことは同じ。 天国に行ったマロンと心が繋がった気がする。 場所は違っても、これからも一緒だよ! これからもたくさんの幸せを届けてね!end ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ぜひ感想をお寄せください!
告白したくてもできないかなぁ…」
中学二年生の夏のお話 朝、二番目に教室に入ってくるショートカットの女子、岡川葵 『はよ。お前いつも早いよな』と出身小学校が違うけど気さくに話しかけてくれる。 「おはよ、葵も早いよ」と会話を交わす。俺は女子が苦手だけどこいつ好きだ。友達としても、恋愛的な意味でも 1限は数学だ。数学は葵と席が隣で好きだ。「一限数学だ」と会話を振ると葵はガタっと椅子を鳴らして立ち『…やった』と言っている 葵は数学好きなの、と問うと葵は『いや、数学は苦手だけど…』と顔を赤くしている。自惚れだけど俺の隣が嬉しいとか、ないのか。 去年からずっと仲良くて放課後二人で遊んだこともある。脈アリ…?今も教室で二人きり。暑くて、よく分かんなくて、告白しようとした時 『なぁ。好きな人出来たんだけど、どうしたらいい?』 鈍器で頭を殴られた感覚。振られた。諦めなきゃ。協力しなきゃ。 「俺、は…好きな人には… (→タイトルの台詞→男子目線完結)
あの日、あのとき、、、
「おーい一新田、緒に帰ろうぜー」修斗が言う 「うん、先に行っといて」 なぜか“あのときの“ことを思い出す 2年前……… 「おーい一緒に帰ろっ」 「うん!!!」 学校帰り、親友の光輝と家に帰っているとき、「おっ智輝じゃん」同じクラスの友達の智輝と喋っていると、「助けっ」「えっ?」 光輝の姿が見当たらない 「光輝?」 最初の頃は、大丈夫だと思っていた。 だが、次の日学校に行くと 「新田、光輝が溺れた!」 あのとき俺が目を離さなければ光輝は足を滑らせて、溺れてなかったのに…… 学校終わり、急いで病院に駆けつけた 「新田、俺のことは、心配しなくて大丈夫だよ」 これがあいつの最期の言葉だった 修斗.「どうした?」 俺.「いや、何でもないよ」 今、あいつのためにも精一杯生きている
あなたに届け。
お父さんへ 元気ですか?あなたはこの手紙の差出人に驚いてることでしょう。 そうです。私はあなたの娘のりあです。 なぜ手紙を出したか分かりますか?あなたと縁を切ったというのに。 それはあなたに伝えたいこととお願いがあって手紙を書きました。実は私交通事故に遭い余命が告げられました。まだまだこれからというのにね。それであなたに伝えたいことは、 あなたがたとえ縁を切ったとしても私の父であってくれてありがとう。私をここまで育ててくれてありがとう。 それだけです。 お父さん今までありがとう。そしてさようなら。私の思いがお父さんに届いたら。。。 嬉しいな。
友達の絆
私は天音(あまね) わたしには大事な大切な友達がいる。 その子の名前は、桜見。 私たちは毎年桜が咲く季節になると必ず一緒に桜の思い出の木のところえいく。 思い出の木ってゆうのは私たちが初めて出会ったところの木。 桜見は春しか会えないからその時にはいっぱい遊ぶんだ! 今年はね。原宿に二人で行ったの。わたしはふと、思ったの。桜見が可愛い桜の髪飾りをつけていたの。 でもその時、 「危ないっ」 「……っ!」 「えっ」 パサッ。 桜見は車にはねられた。その時桜の花びらがバッと待って 目を離してしまった。 普通なら倒れている桜見はいなかった。 次の日私は先生にそのことを話した。そしたら、 「昔ね。嘘のようだけど。世界がおかしな季節になることと引き換えに、小さな女の子が命を なくしたの。その子はね一人ぼっちで両親もいなくて。きっとあの世に行きたかったのよ。 でも多分。運悪く妖怪になって両親に会えないままずーと待つのが嫌になって友達だけでも作りたかったのよ。 そのお友達があなたなのよ。」 気づくと私は目から涙が出ていた。桜見がつけていたあの髪飾りを形見にした。