短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
魔王と勇者
僕のお父さんは勇者と言われて人間に慕われる人に命を奪われました 「僕大きくなったらお父さんみたいに明るくて、元気で、たくさんの生き物と仲良くなれる人になりたい」 僕は昔からお父さんの話をするたびにこういっていた そうだよ、お父さんはいい人なんだよ? なのに、なのにどうして 「魔王」という肩書きがあるだけで 倒されなくちゃいけないの? 魔王はねお父さんはね とっても優しい魔王なんだよ ただたまにね悪い人間を他の生き物の生きる糧にしてただけで、いい人間にはなにもしてないよ? なんでみんな魔王を嫌うの? だから僕は勇者の敵になろうと考えた そう、僕が魔王になった 復讐するために、分からせるために 勇者は単純だな 僕が魔王になってすぐに勇者が来た 「魔王、もうお前の好きにはさせないぞ」 いや、なんもしてないし、 滅茶苦茶、台詞感満載なんですけど 「最期に聞いてやる なんで魔王になったんだ?」 最期って自分生き残る前提かよ 「ユレイヴァ・マクを知っているか」 「あぁ前の魔王だな?」 やっぱりこいつが… 「息子のマレウサウ・マクだ お前はなぜ父親の命を奪った?」 「勿論悪いやつだからだ」 やっぱり勘違いしすぎなんだよ "ユートラレラ(同じ痛みを与える魔法)" 「ばいばい」 「マレウサウさーん 起きてください、朝ですよ?」 うぅ…もう朝か 「おはようユウモノ」 「朝ご飯できてますよ」 「ありがとう」 ユウモノ・・こいつの日は今日がいいのかもしれない 僕のお父さんは勇者と言われて人間に慕われる人に命を奪われました そして今度は僕が勇者を倒す番です 父の敵ではなくただ単にこれ以上被害を出さないように 終 解説 一応かいておきます ユウモノとは漢字にすると勇と者 つまり勇者になります 同じ痛みとは父と同じ痛みではなく、自分と同じ痛み、つまり父を失った悲しさを与えました そこでその勇者に働かせ、父の命日に… ちなみに勇者は魔族だけをたおす悪いやつでした
ありがとう
「いってきます!」 私は綾瀬千草。(あやせ ちぐさ)今日から高校1年生。 小、中学校では特別親しい友達はできなかった。 なんでかって? それは目付きのせい。小学校低学年のころ、クラスの中心的存在だった柴石カエラという子に、〈千草ちゃんっていつもにらんでくるよね、ひどい〉 と言われそれがクラス全体に広まってしまった。にらんでいるつもりもないのに、、、 中学校でカエラさんとは別れたけど、カエラさんの友達が私と同じ中学で、私がみんなをにらむと広げられた。 高校にはいってもまたそうなるのかな。涙がこぼれそうになる。でも今日は入学式。頑張ろう。 昇降口 『わあ、高校って広いな!あ、君も新入生?』 いきなり男子に声をかけられた。珍しいことに戸惑いながらもうなずく。 『俺、風間優斗。よろしく!』 「わ、私、綾瀬千草。声をかけてくれてありがとう」 優斗君はニコッと笑ってくれた。太陽みたいだ。私の頬が自然と緩んだ。とても久しぶりに。 入学して一ヶ月たった。[千草さんの目付き怖い!]といっている女子たちに『素直で優しいやつだと思うよ』と言ってくれた優斗君のおかげでたくさんの人が話しかけてくれるようになり、幸せだ。 しかしカエラさんが同じ高校にいると知って、不安になった。ついに出会ってしまった。やはり〈相変わらずにらんでくる、ひど!〉と言ってきた。どうしても逃れられないの?泣きそうになった。その時優斗君が『こいつの優しさを知らねーのかよ。にらんでねーじゃん。ひどいのはそっちだ』と助けてくれた。それを聞き付けてやって来たクラスメイトも、[そうだよ。千草ちゃんはにらんでない!優しいんだぞ!]と言い張ってくれた。カエラさんは気まずそうに逃げていった。「みんなありがとう」私は言った。みんなの優しさに救われた。優しいのはみんなだよ。今まで我慢していた涙が一気に流れ出した。 『またいつでも助けるから。なんかあったら言ってな。』優斗君は私が落ち着くまでそばにいてくれた。 私は恋を自覚した。 おまけ 優斗目線 綾瀬に入学式で声かけたら、ありがとうと言ってくれ てうれしかったな。毎日会うたび増していくこの綾瀬へのドキドキは何だ、、、もしかしてツ!俺は、、、!? マジかも。 END いかがでしたか?初挑戦なのでおかしいところあるかもだけど、、、読んでくれたみなさんありがとう
伝説の恋の本 見てー💗[恋愛短編]
「伝説の恋の本?」 私、心桜(コハル) 私達中学生1年生は、この春入学したばかりだ そんな私達は、意外と女子のグループは上手くいきぼっちの子は出なかった。 そんな女子だが最近噂になっていることがある。それは 《~伝説の恋の本~》 __伝説の恋の本というのはこの桜橋北中学校の三階の図書室にある分厚い本のことだ そしてその本がなぜ伝説と呼ばれるかというと今から約6年前、5年前、と 私達の先輩の女子が図書室で見つけたその分厚い本を貸りると1週間の間に 恋が叶う...__ という夢のような奇妙な本のことだ 『恋が叶う』なんて...でも本当にあったのかな、とも考えている ダメだ。気になってしまう...噂なのに 結局来ちゃった... 私は何に、期待しているのだ?と、3階の階段を上りながら考えた。ってゆーか何か騒がしいな 「私がぁ!」「本、出てこーい」 こ、...これって 【伝説の本探し!?form:うちのクラスの女子】 うちのクラスの女子がみんな居た...恐ろしい。女子のたまり場 なんか、その似てるヤツ見たことあるような。あ、そうだスーパーの詰め放題だ 「今日こそ...!!」 そうそう私の好きな人はね、「林 斗蒼(トア)」っていう人なんだけど、なんと! 先輩なの!!先輩のことは斗蒼先輩って呼んでて、わたしのことは... 「コハルー?どうしたの」 そうなのコハル、って呼び捨て!!もー嬉しすぎる って...え 「先輩っ?」 「え?何、そんなwコハルこそ当番じゃないのに図書室来るの珍しくない?」 わたしは図書委員会に入っている。今日は先輩の当番だ 「いや、まあそーですね笑」 「どうした。何か探し物?」 「実は...」 「伝説の恋の本ね」 「はい...なんか噂になってて」 「へー、噂ね」 「はい」 「で?コハルは誰と恋を叶えたいのー?」 先輩はいつも笑っている 「わたし!?」「うん。クラス?」「そんな」 先輩を本棚の方に追い詰める、わたしが先輩に寄る 先輩は、何?、と後ろの本棚にさがる 「わたし、先輩が好きです」 上にある先輩の顔を見つめた 無言で、先輩は、わたしを抱きしめ言った 「大好き」 恥ずかしくて下を向いたら、下に分厚い、背表紙に「伝説の恋の本」と 書いてある本があった。その本にわたしは微笑んだ
またあの丘で会えたら
「気持ちいいね」 私とお姉ちゃんはそう言って家の近くの丘を走り回った。 その丘もことを私とお姉ちゃんは「大空丘」と呼んでいた。 その名の通り、空が綺麗に見える丘だからだ。 「見て!お花が咲いてる。」 お姉ちゃんが大きな声でそう言った。 お姉ちゃんが指差す方を見るとそこには綺麗なオオイヌノフグリが咲いていた。 今は冬なのに咲いていたからびっくりした。 「春に来たら、もっとたくさんお花が咲いてるかもね。」 お姉ちゃんが嬉しそうに言った。 「そうだね。春になったらまた絶対に来ようね。」 私もうなずいた。それから指切りをした。 「指切りげんまん、嘘ついたら針千本のーばす!指切った!」 ***** 「ん?」 目が覚めるとそこは自分の部屋。 つまり、今までの出来事は全て夢だったということ。 でも、3ヶ月前に同じ出来事があった。 正夢だ。 よくわからないけど、大粒の涙が溢れ出してきた。 「お姉ちゃん、戻ってきてよぉ…」 そう、お姉ちゃんは1ヶ月前に病気で他界していた。 大空丘で約束したときも病気にかかっていたけど、 その1ヶ月後ぐらいに急に悪化したのだ。 今は春。 きっとお姉ちゃんが生きていたら一緒に大空丘に行っていただろう。 行きたかった。 お姉ちゃんと一緒に丘を走り回りたかった。 だけどもうお姉ちゃんはいない。 私は亡きお姉ちゃんに手紙を書くことにした。 手紙がお姉ちゃんに届かないってわかっていたけど、 書くだけで心が軽くなると思ったのだ。 「お姉ちゃんへ。 元気ですか?私は元気だよ。 お姉ちゃん、春になったよ。 大空丘に行こう!約束したでしょ? 待ってるんだよ、私。 またあの丘で会おうね。 和葉より」 ーあとがきー 初めての短編小説で下手だとは思うんですが、 アドバイスや感想教えていただけると嬉しいです!
ムーンとわたしの〔幸せ〕
わたし、川井 咲夜(かわい さよ)。わたしは、最近、みんなにいじめられているの……。 例えば、勝手に係を大変な係に決められたりとか……。 そんなわたしを、お母さんとお父さんはとても心配している。 ある日。 お母さんとお父さんが、突然言った。 「小夜、引っこそう。この町からはなれて、いじめてくる子たちからはなれよう」 突然の言葉に小夜はとてもおどろいた。 「う……うん」 そして、引っこす前の日。 「そうだ!」って、お父さんがいきなりさけんだ。 「小夜、ハムスターが飼いたいんだろ?今度引っこす家は、一軒家だから、飼う?」 「うん!プディングのジャンガリアンハムスターだよ!いいの!?」 「いいぞ」 そしてついに、ハムスターをお迎えした! 種類はもちろん、プディングのジャンガリアンハムスター! 月みたいな色だし、お迎えした日は月がとてもキレイだったから、名前は「ムーン」! 1週間後。 ムーンはすぐにベタ慣れした。 きっと、今のわたしとムーンの気持ちを「幸せ」と言うんだ! わたしはようやく実感した。 終わり どうでしたか? 感想やアドバイス等、お待ちしています♪
ふぁーすとらぶ?
私は釜花左奈葩(かまはな・さなは)。 友達、親、好きな人がいてまるで幸せのお手本。 これは、そんな私の恋の物語。 私の好きな人は坂田司(さかた・つかさ)、通称ツっちゃん。小六。 私ね、正直言ってツっちゃんの好きなところがわからないの。 かっこよくなくて、意地悪で、口悪くて、どこがいいんだか。 それでも私は、ツっちゃんの事が好き。 なんでか分からないけど、気づいたらツっちゃんのこと思い浮かべて、考えて、それ以外の事が出来ない。 恋する乙女のする事は、大体みんな同じ。 私もその『大体』に入ってる。 でも、告白はしない。 今はしない。 私はね、ツっちゃんの友達で、ツっちゃんとチャットしてる子とチャットできるの。 しかも、私の恋を知ってる。 だから、ツっちゃんに何かあったら教えてくれる、とても心強い存在。 だから、私は告白しない。 でもね、ツっちゃん。 私、大きくなったら綺麗になって、あなたを恋にオとしてみせる。 だから、変わらないでいてね、司。
影の舞踏
寧音(ねね)は高校1年生の女の子で、暖かい春の日に飼い猫のるると共に日々を過ごしていた。るるは寧音の大切な友達であり、寧音もるるのことを家族の一員として大切に思っていた。 ある晩、突如としてるるが姿を消してしまった。寧音は必死に探し回り、近所の人々にも協力を仰ぎながらるるを捜し続けたが、どこにも見つからない。日が過ぎ、寧音の心は悲しみに包まれていった。 そして、数日後、寧音の家にるるの姿が現れた。しかし、るるは見るからに弱々しく、毛並みも汚れていた。寧音は心を痛めながらるるを抱きしめ、獣医に連れて行くことにした。 獣医の診断結果は酷いものであり、るるの体には不治の病が進行していた。寧音は涙を流しながらるるのそばで看病し、るるも寧音の愛に包まれながら最期を迎えた。 寧音はるるとの別れに心を痛めながらも、るるの思い出を大切に心にしまい込んだ。彼女はるるがいなくなっても、いつかまた新たな猫と出会い、新たな絆を築いていくことを願いながら、一歩を踏み出したのだった。
ゲームの中で
私はゲームが好きだった。 まるで、理想の世界にいるような感覚。誰にも邪魔されない、1人だけの世界。 だけど、それと同時に孤独も感じた。誰もいないのだ。 ある日、そのゲームに1人のプレイヤーが入ってきた。 人と関わるのが苦手だった私はすぐさま他のエリアへ行こうとした。 その子も追いかけてきた。必死に、私の方へと。 少し気になったから話を聞くことにした。本当は、苦手だけど。 『いきなり追いかけてごめんね、実は僕、今から手術をするんだ。心細いから、一緒にいて欲しいの』 その子は、ある病気にかかっていて、手術をするらしい。 私も、小さい手術はしたことあるからその辛さはわかっている。 名前はSAKI。(さき)これが本名かどうかはわからない。 住んでいるところも、好きなことも何も知らない初対面なのになぜかSAKIの隣にいると自然と孤独が消えていくような気がした。 数時間後、SAKIがまたゲームにログインした。 『えっと、〇〇(私のニックネーム)ちゃんであってる?』 『うん、手術はどうだったの?』 『ごめんね、実は私SAKIくんじゃないんだ。でも、SAKIくんの面倒を見ていた看護師よ』 なぜ看護師が来たのか私はわからない。 『本当に言いにくいことなんだけど、SAKIくんの手術が失敗して、旅立ったの』 私は混乱した。あんなに寄り添ってくれたSAKIが。2人の楽しさを教えてくれたのに。 翌日、病院いってSAKIのことをずっと考えていたら看護師さんに手紙を渡された。 それは、SAKIの手紙だった。 『〇〇(私のニックネーム)、最後まで寄り添ってくれてありがとう。これを見ているということは多分僕はもう天にいるよ。最後まで付き合ってあげれなくてごめん。でも、〇〇は僕の一番の友達だよ。天で、見守ってるね』 これを何度も何度も読み返した。それと同時に涙が溢れ出した。 看護師さんは私の背中をさすってくれた。 ありがとう、って言いたいのは私の方なのにね。 【終わり】
予知能力を使って!?
私・かえでは昔から、“未来を見る事ができる力”を持っていた。 ざっくり言うと、“未来予知”。 私はその予知能力を使って、人々の悪い未来を変えていた。 ー学校ー 今日も、目の方に、全てを集中させる。 悪い未来だけに絞って…未来を、みる。 * 「美咲、危ない!」 誰かがそう言った途端、パリンッと、窓ガラスが割れる音がした。 その途端、美咲の頭に、割れたガラスの破片と、サッカーボールが直撃する。 誰かが勢いよく蹴ったボールが窓に当たってしまったのだ。 ガラスの破片は、美咲の手に刺さり、そこからは血が、止まらずに流れてきた。 * ガラスの破片!? サッカーボールが頭に!? そんなの、危なすぎる! 今すぐ止めないと! だけど、どうする? 窓ガラスは割りたくない。ガラスの破片がとぶだけで危険だ。 昼休みサッカーボールをしないようにするには? うーん、どうしたら……? そう考えているうちに、もう昼休みになってしまった! 男子達が、サッカーボールを片手に、グラウンドに向かう。 とめようとするけど、流石に止められない。サッカーするぞ!っていう熱意がすごい。 とにかく、未来予知の時に見たあの場所に行かなきゃ。 ー廊下ー 未来予知の時に見た時の、廊下に来た。 まだ美咲は来てないし、『美咲、危ない!』といった“誰か”もいない。 サッカーボールが飛んで来るか来ないかなんて、いちいち確認もできない。 今できることは、この道を通さないようにする…ただそれだけ。 数分待つと、平河真斗くんがやってきた。 「そこに立って、どうしたの?」 真斗くんに聞かれて、私は質問に答えずに、「他の道を通って」と言った。 「なんで?」と聞かれたけれど、私はとにかく圧をかけ、他の道を通らせた。 その1分後。 遠くに、美咲が見える。 美咲が、きた。 だから、もう少しでサッカーボールも飛んでくるはず。 私は、あることを閃いた。すぐにそこらへんに置いてあった段ボールを開き、ガムテープを適当な長さにきって、窓に貼り付けた。 これで少しでも、被害は小さくできるはず。 あとは… 「美咲!ここは絶対通らないで!!」 大声で、そう言った。 美咲は、「えっ?」って顔してる。 「なんで?」 「死ぬと言っても過言じゃないよ! ここを通ると、ガラスが刺さるよ! それでもいいのっ!?」 そう言われた美咲は、その場で立ち止まる。 立ち止まった途端、廊下の角から、“誰か”が現れた。 「絶対通らなーーー」 パリンッ… 段ボールが、弾け飛んだ。 その途端、素早いボールが壁に直撃し、窓ガラスの破片が飛び散る。 窓ガラスの破片が、私の手をかする。 2人は、ありえないって顔をしてる。 「かえで!?」 美咲が私に近寄る。 「ありがとう…!」 “誰か”も、嬉しそうに「ありがとう」という。 私は“誰か”に絆創膏をもらい、傷ついたところに貼った。 私は先生から讃えられ、一時期、学校のヒーローとなったのだった。
うそはいりませんか
あれは僕が小学校3年の終わりから4年にかけて約1年過ごした、ある静かな町での不思議な出来事だった。 転校してきたばかりの僕は、友達を作ることに少し疲れ、とぼとぼと放課後の見知らぬ町を散策していた。通りから少し奥まった人ひとり通るのがギリギリ程の薄暗い道に行き着いた。 (いつの間にかこんな所まで来てしまったな…。暗くなる前に帰らなくちゃ。)そう思ったとき、向かいの家にふと目に入った看板があった。 「うそはいりませんか」 (うそ…。うそって嘘?あの嘘か?) 気になってそっと中を覗いてみた。 そこには古い机があり、その上にノートとペンが置いてある。 静かにドアを開け、中に入ると、ノートの表紙に、 「うそは入りませんか」 「ここにあなたの叶えたいのと反対の事(うそ)を書いてごらん」 僕は不気味なこのノートにすごく怖くなってきたが、叶えたい反対の事を書いたら、もしかしたら叶うのではないか?という願望のようなものが頭によぎった。そしてノートにこう書いた。 「僕に友達なんか出来ないよ。」 それから僕のこの町での1年は、最高に素敵な親友が出来た。 それも数人だ。 あの家は今でもあるのだろうか。 うそを書いたら願いが叶う? 本当なのかたまたまなのか。 自信を失っている僕に手助けしてくれた何か、なのか。 真実は分からないが、この歳になると叶えて欲しい事がありすぎて、またもう1度あの家に出会いたいと願う自分がいた。
桜の咲いたあの日
私、なお!春から中学一年生!今の自己紹介からして私、普通の女の子に見えるでしょ?こう見えて私…男の子なんだ。 私は、男の子として生まれてきた。普通に育てられてきたから、「自分は女の子だ」ってずっと思ってたんだけど…。幼稚園の時、先生に、「入園おめでとう。 一人ずつ名前呼んでくね。えーと、赤坂なおくん!」って言われた。「え?なお『くん』?」って私は思ったんだ。「なんで?私って、女の子じゃないの?」その時、初めて私が男の子だって思い知らされた___。 時は経って、私は小学校に入学した。お母さんが学校に話してくれたみたい。「なおは体は男の子だけど、心は女の子です。」って。そのおかげで、先生はみんなに女の子だって言ってくれた。それまでよかったんだけど…。小学校五年生の時に、事件は起きた__。髭が生えてきちゃったんだ。ほら、高学年くらいになってくると、みんな思春期っていうのになって女の子だと、胸が大きくなったり体つきが丸くなったりするでしょう?男の子だと、髭が生えたりガタイが良くなったりする。その男の子のやつが、私にはきたんだ。で、みんなに男子だってバレた。まあ、当たり前のように罵られたよ(笑)女の子には「今まで男子なのに女子トイレ入ってたのぉ?このど変態!」とか、男の子には「お前、男だったのか?女だから。って思って優しくしてたけど、そうやって接して損したぜ。」って言われたよ。その時、目の前が真っ暗になって、鬼の手に潰されたかと思った。でも、私を助けた救世主がいたんだ。 小学六年生に進級して、進級式。私はその時もう髪を切ってズボン履いて、もう男の子でいた。頑張って口調も男の子にしたかったんだけど、間に合わなかった。憂鬱な気持ちのまま学校に行ったけど、少し楽しみだった。だって、転校生が来るんだもん! そして、始業式が終わると、転校生が来た。「うちのクラスだったんだ」とワクワクした。「ぼくの名前は宮里あやかです。あ、じつはぼく女の子だけど、男の子でいる。だからっていじめたりしないでね。ぼくにとって、これが普通なんだ。」その言葉を聞いた時、ハッとした。私と同じだったから。それで、先生が言った。「みなさん、世の中には、あやかさんのような人もいるんです。自分の『普通』を他人に押し付けてはなりません。」みんな目を見開いて驚いてた。それで私を見た。先生は続けた。「なおさんだって、そうです。自分の普通を押し付けて、なおさんを傷つけたひと。今この瞬間から自分の普通を他人に押し付けてはならないということを、しっかり覚えていてくださいね。」先生の話が終わった後、休み時間になり、私のところにみんな集まってきた。「ごめんね。自分が思ってることを押し付けて。」「まじすまねぇ。俺もお前みたいだったら、すげー傷ついてたかも。ほんとごめん。」わかってくれた。みんな、わかってくれた。 とてもうれしかった。もう、ありのままの自分が許されるんだ。それであやかくんのとこに行って、言ったんだ。「あやかくん、気づかせてくれてありがとう! 私も女の子でいて良いんだね!私も体は男の子!でも私は私で良いんだよね?それに気づかせてくれてありがとう!」あやかくんは微笑んだ。「そっか、なおちゃんもそうなんだね。僕たち仲良くなれそうだ。」「うん!」と握手した。 桜が満開の始業式。今年は楽しい学校生活になりそう!
必ずあなたも騙される話
ー意味がわかると怖い話ー 「付き合ってください!」 「え?私でいいの?気弱なのに。やりたいと思っても、何もできないのに」 「それでも、いいんだ!」 「……!? お願いします」 そう言って、付き合ったのは、3年前。 彼氏の、北見陽介くんが、今日、永遠の眠りについた。 原因は、小林颯太という人が、居眠り運転をしていたからだった。横断歩道を歩行していた陽介くんに、思いっきりぶつかったんだ。 許せなかった。颯太の事が、許せなかった。 だから私は、復讐をする事にした。 颯太に電話をかけた。颯太はすぐに電話に出た。 「もしもし?」 「もしもし。柚だけど」 「ああ、小坂柚さん? あの件はごめんね」 全然、反省していないような言い方。けど、我慢した。復讐のために。 「一緒に、北見くんのところへ行かない?」 「北見…陽介は、死んでいるんだぞ。行けるわけないじゃないか」 「違う。そういう事じゃない。別にいいでしょ。いいでしょ!!」 「え? ……ああ…」 そう言って、北見くんのところに行った。 別に何もなかった。 おもてなししてもらって、帰っただけだ。 また、陽介くんの居ない日常が、始まる。 【こたえ】 最初に『意味がわかると怖い話』と出ていましたが、そこで「騙される話じゃないの?」と感じた人は、第1のひっかけはクリア。 次に、告白のシーンで、『気弱なのに。やりたいと思っても、何もできないのに』と柚がいっています。 だから、「復讐計画」なんてできるはずありません。やりたいと思っても何もできないんですから。 …電話ができたのは、勢いで電話をかけたからでしょう。途中で『やっぱだめだ』ってなったのかな… そして、『北見くんのところに行く』というのは、北見陽介がいる場所=天国に行く、というわけではありません! 北見くんというのは、北見陽介の家族の事だったんです!『おもてなししてもらって、帰っただけだ。』というのはそのまんまの意味です! それに、『また、陽介くんの居ない日常が、始まる。』という時点で、陽介くんがいないってことは…「陽介くんと会ってないってことだ!」ってなるはず! どうでしたか? 初めて、自分で、作ってみました! わかりにくい作品でごめんなさい… 最後まで読んでいただきありがとうございました!
広く目を向けて_
「ねぇ、海鈴。宿題見せてよ。今日やってないからさ。」 「ダメだよ、そんなの。自分でやらなくちゃ。」 「はぁ?!そんなのねーだろ。友達じゃねーのかよ。見損なったわ、海鈴。」 そう言って、俺の親友だった舞岡唯人は俺から離れていった。 俺は、藤田海鈴。 不登校の小6だ。 不登校になってから、かれこれ3年。 小3の頃からだもんな。 3年間もあいつ_唯人に会ってないなんて。 あいつやみんなと仲良く遊んだ日々が昨日のようによみがえってくる。 今はほぼ家から出ずに、ゲームばかりしている。 ゲーム…そう言えばあいつらともしたっけ。 時は過ぎ、卒業式。 「海鈴、一応スーツ買っておいたけど。卒業式、行くの?」 「行くわけないじゃん。もう会わないと決めたんだから。」 「はいはい。わかったわ。」 もうあいつらとは_親以外の人とは会いたくない。 だって…傷つけてしまうから。 「海鈴ー。唯人君たちきてるけど_一緒に遊びに行かないかって。」 「いいよ断っておいて。風邪だとか言っといてよ。」 「そんなこと言わないの。もう唯人君は引っ越してしまうらしいわよ。」 「もういいって、あいつとはさ。」 「海鈴、もう11時過ぎたんだから、ゲームばっかりしていないで寝なさい。」 「はい。」 _一日中ゲームしてたから、朝は100%あった充電が10%もないや。 _充電しておかないとな。 小2から使っている充電器_ボロボロになった充電器。 これは、初めて唯人と出かけてそのときに買ったものだった。 ボロボロのケーブルは、まるで唯人と海鈴の絆のようだ。 _この充電器、ボロボロだから変えたいな。 _しかもあいつとも関わっているものだしな。 _まあいいや、今日は寝よう。 _全然寝れないな。 _もうあいつがいなくなるなんて嬉しいや、会いたくないもの。 そう言って海鈴はその思い出、唯人と遊んだ日々の友情を忘れようとしていた。 でも、決して忘れることはできなかった。 海鈴の大きな目から、大粒の唯人への思いが込められた涙が、ほろりとこぼれ落ちた。 こんにちは、作者の悠希です。 この物語は、不登校になってしまった人、友達を傷つけてしまった人_そんな人に勇気を与えたくて書きました。 下手かもしれませんが、一人でも多くの人がこの物語を読んで、勇気を抱いてくれたら嬉しいです。
私のこころは、雨模様。
ま、まって、、拓哉っ!わっ、わたし拓哉のことが、、、 はっ!もう朝か、、! 私はベッドから飛び起きた。 私の名前は、雨宮来晴(あまみやこはる)!高校2年生のキャピキャピ☆girl 同じクラスの神宮寺拓哉(じんぐうじたくや)に恋をしている!でも、、脈なしみたい、 はぁ、今日もがばろっ! みんなおっはよ~! ー心の中ー(はぁーきょーも拓哉かっこいい) おはよ、来晴。 えっ、お、おはよう ー心の中ー(マジ、、拓哉、挨拶してくれた、!) もっ、もしよければ、一緒に帰らない? うん。いいよ ありがとっ!じゃあ放課後ね! ざーーーーーーーーーーーーーー 空から雨が降る ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー おまたせっ!拓哉くん待った? 大丈夫。 じゃ、行こうか! ー心の中ー(きゃーーあ、あの拓哉くんが、隣に、、!) あっ、ごめん。俺、傘忘れたわ。 もし、拓哉くんがよければ、一緒に、入る? ー傘を差しだすー うん。ありがと。 公園寄らない? うん。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー心の中ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 突然だけど、今日私、拓哉くんに告白するんだ、、! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー公園ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ね、ねぇ、私さ、拓哉のことが好きなんだ、、! そうなんだ。 ー拓哉がそっとキスをしたー 傘が落ちてずぶ濡れになるわたしたち ずっと、だいすきだよ!拓哉っ!
雪の降るあの夜に。
「千里ちゃん」 いつも貴方は笑っていた。笑う以外の表情を、見せたことがなかった。その日までは。 「私……死ぬんだって」 目を赤く腫らしながら告げたその一言は、私の胸に深く突き刺さった。 「千里ちゃんと……もう直ぐ、遊べなくなっちゃうんだって」 「なんで? なんで、友紀ちゃん……っ」 泣き虫だった私は、顔をくしゃくしゃにして泣いた。声を上げて泣いた。 「私がねっ、神様に、お祈りしてあげる。友紀ちゃんを連れていかないでくださいって……」 私がそう言ったら、貴方はいつものぱっと明るいひまわりみたいな微笑みを浮かべて、「じゃあ、遊べるね! 千里ちゃんと遊べるね!」と無邪気に喜んだ。 貴方は本当に、優しかった。 ハンカチをなくして、泣いていた私に、「ほら、これ、あげる」と自分のハンカチを渡してくれた。 返そうとしたら、貴方は、「いいのっ、あげるっ」と私の手に押しやってきて、「これね、私の大切なハンカチなの。だから、あげる。千里ちゃんが泣いてるから、あげる。あのね、泣いてたら、幸せが逃げていっちゃうんだよ。お母さんが言ってた。笑ったら、幸せがくるんだよって」と言った。 お母さんの形見だというハンカチを、私にくれたのだ。 それは今も、私の服のポケットの中にある。端がほつれたハンカチには、貴方との思い出がたくさんつまっている。 確か、あの日は雪だったね。 私が貴方と出会ったのも、雪の日。そして、貴方の名前は友紀。 私たちは、「ゆき」で結ばれてたんだね……。 ありがとう、友紀ちゃん。 ありがとう、ありがとう、ありがとう……。 貴方のおかげで、私は今、ここにいます。 貴方のことを、おもうことができます。 ずっとずっと、忘れないよ。 たった一人の、もういない、親友へ。初めてできた、親友へ。 私も少しは、大人になれたかな、友紀ちゃん。
「この時間が止まってくれればいいのにな‥‥」
「はぁ~宿題めんどい」 私‥‥莉愛(りあ)は、今学校の宿題をしてるところなんだ! でも私、勉強苦手だし、眠いから全然すすまないの‥‥っ (あぁ‥‥マジで宿題やりたくない‥‥あぁぁぁぁぁ!!) 心の中で絶叫していると、インターホンがピンポーンと鳴った。 誰だろう?宅配便かな? そう思っていると、お母さんがインターホンに出た。 そして数秒後‥‥ 「莉愛!お友達が来てるわよ!」 お母さんの大きな声。 え?友達が来てる?遊ぶ約束してないんだけどなぁ‥‥ 戸惑いつつも、一応、玄関のドアを開ける。 すると‥‥ 「やっほー莉愛!お邪魔しまーす」 陽キャの人気者、そしてイケメン! 声の主は、朝陽(あさひ)くん!! いつも通りの明るい挨拶をして、つかつかと家の中に侵入してくる。 ‥‥って!?遠慮しないの!? 「あ、朝陽くんっ、どうしたの?」 ドギマギしながら聞くと、朝陽くんは白い歯を見せながら笑った。 「莉愛のことだから、まだ宿題終わってないだろうなーって思ってさ、手伝いに来たんだよ!」 ガクッ。 ず、図星です‥‥。 「ありがとう朝陽くん‥‥」 「いえいえ」 朝陽くんを自分の部屋に入れ、宿題を手伝ってもらった。 ☆彡 そして‥‥ 「朝陽君のおかげであっという間に終わった!ありがとね!」 「どういたしましてー」 お皿に乗せたクッキーを朝陽くんに手渡しながら、私はつぶやいた。 「この時間が止まってくれればいいのにな‥‥」 「ん?なんか言った?」と朝陽くんに聞かれて、 私は慌てて「あ、なんでもない!」とごまかした。 でも朝陽くんは、「分かってるよ」と言うように、ほほ笑んだ。 「俺だって、この時間が止まってほしいよ、莉愛」
その笑顔本物ですか?
いつもニコニコ。 いつも笑顔。 この世界は、仮面を被った人達ばかり。 みんな本当の顔を隠して、 今日も偽りの仮面をつけている。 何故かって?それは、自分から人が離れていかないように、自分が傷つかないために自分を大切にしたいから。でもね、世の中そんなに甘くはないの。時々、偽り過ぎて本当の自分を、人格を失くしてしまう人がいる。自分を大切にしたいから偽ってるのに、その結果自分を壊しちゃうなんておかしいよね。でもね、これが現実なの。 なのに、ストレスを抱えたくない。いつも笑顔でいたい。なんて、いう人達は沢山いるけど到底叶わない。それが叶うのは、自分自身を失ったとき。あなたは、今本当に笑えてますか?無理をしてませんか? 現実の、悩みの縄に縛られ過ぎないで。 人間って簡単に壊れるんだから。
もう一人の私に会う日
この世界には、 “もう一人の私に会う日”がある。 それは3月2日。 オルターエゴデーと呼ばれている。 私はこの日が嫌いだ。 実際にはもう一人の私に会えないからだ。 昔の神話に基づいているらしいが、そんなの今の私には関係ないし。 今年も3月2日──オルターエゴデーはやってくる。 明日はオルターエゴデーだ。 明日が違う日に変わればいいのにと、 そう思いながら眠りについた。 「瑠愛!おはよー!」 「おはよう」 私は栗原瑠愛。 オルターエゴデーが嫌いな中学2年生だ。 14年間生きてきて、13回オルターエゴデーを経験している。 でも一度ももう一人の私に会う日は無かった。 然し噂では、14歳の年にもう一人の私に会う事ができるらしい。 噂だけどね。 「ここがこうなるので、答えは2になり…」 大嫌いな数学の授業の最中だった。 「…?」 虹色の煙のようなモヤが動くのを確かに私の目は捉えた。 次の瞬間、ソレがこっちを向く。 「私…!?」 思わず授業中なのに立ち上がった。 モヤは階段を駆け上がり、屋上に向かう。 ねぇ、どこへ行くの ガタ、と屋上の扉をを開く。 そこにいたのは授業中に見たモヤと同じだった。 「あなた、だれ…?」 「ああ、私は栗原瑠愛。もう一人の栗原瑠愛」 もう一人の自分 ってこと? これが オルターエゴデー… 「私、アナタに約束しようと思って来たの」 「約束…?」 「ええ、そうよ。この手紙をあげる。開けてみて」 手紙の封筒を開け中から手紙を取り出す。 【14歳の栗原瑠愛へ 28歳の栗原瑠愛より】 そう書かれた一行目に目を通す。 そこに書かれていたのは今までの28年間に何があったかということや、 15歳以降の私に何が起こるかだった。 そしてもう一つ… 「【アナタが42歳になったとき、私に手紙を出してほしいのです。そうすると、私は28歳から56歳になることができます】…?」 成程。 14の倍数で年齢が移り変わるのか… 【そうすれば私からまた返事をさせていただきます。その次に、84歳になったときにまた、私に手紙を出してください】 もう一人の私に会う日 そういうことだったんだ… 【宛先はワンダーランド スイセン1-1 マンションキラウェア208号室】 14年後にまた手紙を書こう。 そうすれば、もう一人の自分に会えるから… 「ママー?奈々との約束に遅れちゃうじゃんっ!」 「まだ!えーっと…56歳の私ってどんなふうになってるんだろう…」 42歳になった私は56歳の私に手紙を出すことにした。 「ワンダーランド スイセン1-1 マンションキラウェア208号室っと!」 よし! 「優愛!ちょっと待って…よし!行こっか!」 「おそーい!よし!いってきまーす!」 あの日みたいに もう一人の自分に会えるように…