短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
人間師
ロライト「おい、また人間師がでたぞ…」 上司がため息に怒りの声を含みボク達に言った レイン「今回の被害者は誰なんですか?」 ロライト「ジョンジー一家だ今回の捜査班はカトリー、レイン、ルイ、ナターリアだそうだ」 レイン「新人のルイもですか!?」 ロライト「大丈夫か?」 ルイ「はい…」 ボクが答えると先輩達は一斉に準備を始めた 現場に着くとナターリアさんはもう着いていた 現場には椅子に座り心臓を貫かれた被害者がいた座っている椅子は人間の骨で脚を造り人間の皮でなめされた非常に猟奇的な物だった地生臭い 吐き気がするその時耳をつんざくような笑い声がして血渋きあげカトリーさんが倒れた。そこに目を向けると狂気的な笑みを浮かべたレインさんがいた レイン「あぁ…!今まで我慢してきたけど僕の作品を見てこんなに喜んでくれた人は初めてだよ!!」 そう叫んだレインさんはあっさりと抵抗することもなくボク達に捕らえれたがその顔は恐い位幸せそうな笑顔だった。
神の涙【短編小説】
この話はフィクションであり、本当の事ではありません。 今は雨だ。 今はっていうかずっと雨。 私は雨は神様の涙だと思う。 今、馬鹿馬鹿しいって思った? 違うんだなぁ。 私は神様だ。 私が泣くと雨が降る。 絶対降る。 だから分かる? 私は今も泣いているって事を。 私が産まれる前はお母さんも泣いたら雨がふったんだって。 だから、私が赤ちゃんを産んだら私の能力?が無くなる。 まぁ。無駄な話になったけど、雨は神様の涙。 雨が降ってほしかったら 私に言って私を泣かせてね。 見てくれてありがとうございます! 感想、よろしくお願いします!
私の気持ち
私の将来の夢は英語の楽しさを伝える事。中三になったばかりの春、配られた進路希望調査の将来の夢という欄にそう書いた。 人付き合いが苦手で、親友と呼べる人はいない。仲がいい子はいるけど、拒否されるのが怖くて友達のまま。そんな私が何もかもを忘れることが出来たのが、英語だった。学年に関係なく、頑張った分だけ先の教材に進むことが出来る。そんなちょっと特殊な塾で英語を小五で習い始めると、たちまちのめり込んでいった。そして中二で英検準二級を取った。 今日は教育相談。進路希望調査の紙を元に担任の先生と話すのだ。 「次、加藤さん」 先生の声が聞こえ、教室に入る。しばらくたわいもない話をしてから本題。 「詩葉ちゃん、将来の夢は英語の楽しさを伝える事なんだね。それって学校とかの英語の先生って事?」 学校の先生とは違う気がする。けれどうまく言い表せない。モヤモヤとした心を抱えたまま曖昧にうなずく。 「だから、長浜国際高校が第一志望なんだね。英語の面接は、私と練習できるから頑張ってね!」 そう、担任の横井友子先生は英語の先生なのだ。先生にさようならと言って、外に出る。窓の外から見える富士山には雲がかかっていた。 家に帰って大好きなガトーショコラに生クリームをたっぷりつけて食べる。お母さんとお父さんはカフェを経営している。私の得意料理はガトーショコラ。名前が「かとうしよ」ということもあり、最初に作れるようになったのがこれだった。カロリーが高いから週に一回で我慢してるけれど。 自分の部屋に入って、勉強机に向かうと春休みから考えている、あの問題について考える。 三月上旬、家族みんなでリビングにいた時のこと。私が長浜国際高校の資料を見ていると、お母さんが話しかけてきた。 「詩葉、その高校に行きたいのは分かった。で、将来はどんな職業につくの?ただ英語が好きなだけなら、外語大に行けばいいでしょう?将来のことを考えて。 それがはっきりしなければ、通わせられない」 お母さんの言うことはもっともだ。うつむいて、うなずいた。 それで英語を生かせる職業を考えた。CAも外資系企業もピンとこない。自分の今の心に近いのは、英語の楽しさを伝える事。…でも違うのだ。自分のやりたい仕事は。そんな気持ちを抱えたまま、お母さんに、将来したい仕事は英語の楽しさを伝える事と言った。
名前の由来
私の名前は玲音(れいん)。小学5年生。 今日、先生に「家に帰ったらお家の人に名前の由来を聞いてきてください。明日、発表するので絶対に聞いてきてくださいね。」と言われたので、面倒くさいけどお母さんに名前の由来を聞いた。 『あのね、玲音が生まれる前に晴(はる)という名前のお姉さんがいたってことは知っているよね?晴は生まれつき心臓が弱くて10歳まで生きられるかわからないと医師に言われていたの。晴は医師に言われた通り、10歳で死んでしまった…。死んでしまった日が丁度玲音が生まれた日だったの。「はる」という名前は晴れるという字だったから、「晴れる」の反対の「雨」であなたの名前はレインになったの。それにずっと強く降り続けるような雨のように強くなってほしいという願いも込めて。漢字は一番画数が良かったものにしたの。だから、強くたくましくお姉ちゃんの分も生きてね…。』 私は自分の名前にこんな思いが込められていたことを知って、お姉ちゃんの分も精いっぱい生きていきたいと思った。 短編小説は初投稿なのでおかしいところがあるかもしれないけど、頑張って書きました! 感想待ってます!m(_ _)m
双子じゃない!?
俺は中3の葉山冬莉。 優莉(ゆうり)とそっくりな男女の双子。 でも、俺は優莉が好き。 叶わないって分かってる。 でも好きなんだ。 優莉の部屋。 さっきまで優莉に勉強教わってた。 「…冬莉、何でまた私のベットにいるわけ?」 「だって気持ちいいんだもん、俺もこれにすればよかったなー」 …本当は好きな人のベットだからだけど。 「残念でしたー」 か、可愛い! 「ね、話あるんだけど」 「?」 優莉は話した。 私と冬莉は双子ではなく、血は繋がっていない事。 私は児童養護施設から引き取られた事。 引き取られた先には私にそっくりな冬莉がいたので、優莉として育てた事。 全て事実だった。 「何で話さなかったんだよ」「冬莉が傷つくかもって…」「ふーん」「ちなみに私、小野優莉ね」「うん。…それなら俺らは恋愛してもOKだな」「れ、恋愛!?」「冗談でーす」「なっ…ちょっと、冬莉!」 俺は部屋を出て行った。 冗談じゃないけどな、優莉。 夕ご飯。 「双子の事はどうするの、お母さん?私は絵理に話したけど」 若林絵理は、優莉の親友。小学校からの付き合いだ。 「じゃあ、冬莉は健司くんに話したら?」「そうする」 瀬戸健司は俺の親友。俺と優莉とは幼馴染みだ。 「いいか、それ以外の人には秘密だぞ」 父さん、秘密って。 ま、バレたら騒ぎになるし。 学校 「よ、健司」「あ、ああ」 …何か変だ。 「どうかしたか?」「バレたか」 健司が優莉の事、好きかもって!? 健司もライバルか。 「絶対誰にも言うなよ、もちろん優莉にも」「おお。…健司、俺も秘密がある」「?」「優莉と俺、双子じゃないんだ」「…はあ!?」「しー!」 まあ、疑うよな。 「昨日優莉に聞かされて、それで」「(ボソッと)冬莉もライバルか」「何か言った?」「いや」「ちなみに小野優莉だぞ」「…ふーん」 健司、ちょっと不機嫌な気がする。 気のせいか。 家 「ただいま、雨がすごかったー」「冬莉、お帰り」「何で優莉が?」「お父さんとお母さん、友達に会いに行ったら雨で新幹線止まったって」「え!?」 2人きり? えー! 夕飯の後。 TVを観ている。 ん?優莉の顔がほんのり赤い。 「優莉、少し顔赤いぞ?風邪かなー」 ペトッ。 「!?」 「何で離れるんだよ?」 「だって、だって…す、好きな人にそんな事されたら恥ずかしいでしょ!」 …今優莉、なんて言った? 「優莉が、お、俺の事を好き!?」 「っ…」 本当なのか? 「隠しててごめん。…小さい頃から好きで、小1で養子って分かって嬉しかった。でも、冬莉は知らないからってずっと、ずっとずっと我慢してた。…私の事、好きじゃないでしょ?平気で私のベットにいるし。私のおでこ触ってるけど、平気だし!…ごめんね、こんな事言って。サイテーだよね、私」 「優莉」「…」「(小さい声で)俺も好き」「ん?聞こえない」「俺も好き!」「!?」 優莉は自分が養子だって知ってた。 でも俺が自分の事を双子の片割れと認識してると思って、苦しんで。 ずっと、我慢してたのか。 ぎゅっ。 「「…//」」 ガチャッ。 2人とも帰って来た! 「(コソッ)母さんと父さん、帰って来たぞ!」 寝てる。どうしよう! 「ただいまー、あら?」 わー! 「「…」」 怒ってる? 「あらー!うふふ。お父さん、嬉しいわねぇ」「うっう…。優莉ちゃんも冬莉も大きくなったなぁ」 怒るどころか喜んでる? 「実は…」 優莉の両親と俺の両親は高校の同級生で、仲が良かった。 優莉の母は病気で、余命宣告されていた。 だが、優莉が生まれてすぐに両親が事故で亡くなった。 最初は児童養護施設で預かっていたが、優莉の母の遺書が見つかった。 そこには「もし2人とも亡くなってしまったら、葉山家に預かって欲しい」と書いてあった。 だから、俺と優莉は双子として育てられたのだ。 そして。 「そこには“良ければ優莉を冬莉君のお嫁さんにして下さい”だって!もー、参っちゃうわー」 つまり、俺は優莉をお嫁さんにもらうって事? …悪くない。 「だから2人は婚約者!うふふ」「「うるさい!」」 男子目線で書いてみました。 たくさんの感想・アドバイス、お願いします!
生まれ変わっても、
最初はただの出来心で、家を出たんだ。 家で父と母は妹の方を優遇し、俺を空気扱い。学校では何故か無視され持ち物が消えていく。何が間違っていたのか、分かりやしない。 だからただ必死に走った。あいつらから逃げるために、走って、走って、走って。 ・・・どれくらい走ったのか分からなくなる位走った所に、家が在った。 その家には目隠しをした男の人が居た。男の人は此処に好きなだけ居て良いと言ってくれた。でも、自分の事は少しも話してはくれなかった。 そんなこんなでもう一年もたった。今では男の人も名前位は言ってくれる用になった。それだけでも、俺は嬉しかった。 男の人はお酒に酔うといつもこんな話をしていた。 「俺は化け物なんだ。この世界を初めから視ていた。だから誰にも話しかけられなかったけど、あいつは違ったんだ。 俺が不死の化け物だと知っても、普通に接してくれた。嬉しかったんだ。 だけどあいつは、死んじまった。事故で。もう、誰も視たく無くなった。誰とも会いたく無くなったから、此処に閉じ籠った。 それなのに、何で、何で・・・」 俺にとって彼が大切な人に代わりなかった。例え、化け物だろうと。 だから俺は、何度死んでしまおうと、生まれ変わって貴方に会いに来るよ。 何処に居ようと、絶対に。
終わりを告げる鐘。[切ないすっきり]
終わりを告げるように町の大時計の鐘はぼーんぼーんとなった。人気のない町で一人泣き崩れた君とそれを見下ろす最悪、最低な私。もう終わらなきゃ。君に私は釣り合わない…。 私は家で荷物をまとめていた。今からおそろでつけようとしていた銀色のブレスレット。マグカップ。一緒に過ごした日々が走馬灯のように頭に浮かぶ。ぽたっ… 私は涙をこらえきれなくなった。 「最悪だ。私。もう…生き……」 『ぷるるるる』 電話だ。私は反射的に電話にでる。 「あ、ゆっち?告白の答え…は?」 私は男友達から告白をされた。好きなはずだったけど、今は…… 「ごめんなさい。付き合えません」 私は一方的に電話を切った。君を忘れてはいけない。そう感じた。 そのころ海辺には珍しくスッキリとした甘い匂いが漂っていた。
私が君を好きな理由
私は、彼氏のともきが大好きなんだ。 でも、なんでこんなに好きなんだろう。 きっと、他の人にはない魅力があるんだ。 ともきは…カッコいい、優しい、イケボ、たまに可愛い……。 うーん、特に普通だよなぁ。これ。 そこそこイケてる男子なら、あるあるな気がするけど…。 …………。あ、わかった! ともきは、私を愛してくれているから! 唯一私を愛してくれる、ただ1人の輝く男子なんだ! なんにもモテ要素のない私を愛してくれる。 ともき、これからもずーっと、大好きだよっ! 終 ゆいしばです! 恋愛ストーリーにしてみました! キュンとするシーンないかもだけれど、読んで感想あればお願いします!
水風船~輝く空へ~
私は誰からも愛されない水風船。あの風船はカラフルで愛される。私はちっぽけでとてもとてもお空には届かない。声は小さいし無色透明色。あの風船は空に浮いている。 いいな。私もカラフルで愛される空に羽ばたける風船になりたい。私は強く誓った。 どうすればいい?針でわってもらう?いや、水が飛んで穴があき、飛べなくなる。 どうしたらいい? あ、 自分の色がカラフルじゃなくても心があれば心がカラフル心だ。 そうだ。 深呼吸でリラックス。肩の力を抜いてー。 そう、そう。そんな感じ。 ふわ~ 浮いた!夢みたい!嘘でしょ!びっくり! 驚きと感動で涙がぽろぽろと流れてきた。 ありがとう。 心さん。 色は同じだけどね。心は自分色に。私は空気になっている。だから誰にも見えない。 ありがとう。
舞華 【短編小説】
私には名前が余るほどある。 奏、愛菜、優香、藍…。 私にはお母さんが沢山いる。 桜ママ、由美ママ、香里奈ママ、優子ママ。 本当のママ、どこにいるの…? 私のママはみんな、病気で死んでいった。だからまた、新しいママが来る。その度に私はママのことを忘れたくて、新しい名前にする。そしてまた病気とか、寿命とかで死んでいく。その度に新しい名前…。 今の名前は春菜。 「春菜、この洗濯物、畳んでくれる?」 「うん!わかった!」 「この後散歩にでも行こうか。」 「うん!」 ママは友理奈。とても健康で、今回は長続きしそう。 私が散歩に行った時。 「春菜!危ない!」 「え…。」 ママは死んだ。私のせいで。私のママになった人はみんな死んでいく。ママ。ごめんね。私のせいで死んじゃった。 「ねぇ。新しいママよ。」 孤児院の人に言われた。綺麗な人。 「…いらない。」 この人を死なせたくない。この人をなくした悲しみを感じたくない。 「…いらない?ずっとここにいる?」 「舞華ちゃん。」 舞華…。 ふと記憶がよぎる。 マイカ…。まいか…。舞華…? 「私の子供になってくれませんか?」 「ねぇ。死んでもいいの?」 勝手に口から出た。私、そんなこと言っちゃだめ。失礼。 「私のママになった人はみんな死んでいく。あなたは健康?健康でもね、友理奈ママは私を庇って死んじゃった。」 「私はあなたを庇うわ。でもね、絶対生きようって思ってる。あなたのために。」 私のために…。 「じゃぁ…。私のママに…。なってくれますか?」 「もちろん!」 ……………………………………………………………… 「ママ、行ってきます!」 「舞華。いってらっしゃい!」 とっても気に入ってる。あの時から恵理奈ママと一緒に暮らすこと、10年。もう高校生。こんなにママと一緒にいたのは初めてだ。しかも、恵理奈ママのところには子供がいる。舞菜。私と同い年で、とっても似ている。実は私の双子の妹だったんだ。昔、私と妹ははぐれ、妹は恵理奈ママに、私は由美ママに育ててもらった。そして恵理奈ママは私の実のママ、奏ママの妹だったんだ。だからお母さんのこともよく知っている。そして一番大事なこと…。私の本当の名前は…。 舞華。
このまま
英治「今日、一緒に帰ろ」 茜「うんいいよ」 こんな会話が聞こえてきた。私は板井渓(いたいけい)。高校生です。私は英治くんの幼馴染です。昔から英治くんの事が好きで。でも、英治くんには如月茜(きさらぎあかね)という彼女がいる。 私「はぁ」 悲しいな、、 英「ねぇ!渓!」 私「な、何?」 うわぁ、、ビックリした、、 英「いや、世間話でもしようかなーって」 私「あのさ、え、英治はさ、私の事どう思ってるの?」 英「え?うーん、、」 私「英治は私とこのままの関係がいいの?」 英「ん?あ、そうだね!急にどうしたの?」 私「、、このままか。」 、、、そっか、このままでいいんだよね! この関係が、崩れない。その方がずっといいもん。 私「変な事言っちゃってごめんね!」 茜「何話してたの?あ、英治かえるわよ!」 私「バイバイ」 本当は________少し寂しいです。
君とのサッカーボール
俺の名前は星川隆太。中3だ。都内の強豪サッカー部に入っている。俺と親友で幼なじみの青木幸助はサッカー部のエースだ。 ー中学校生活最後の試合の1カ月前に悲劇が襲った。 それは…「コロナ」だった。 少しずつ広がっていく恐怖に政府は外出自粛を要請した。それに伴って、試合もなくなった。 妹の瑠璃香は「学校なくて良かった」とか言ってるのが許せない。それでいつもイライラしてしまう。 「試合無くなっちまったな。」 と幸助にLINEを送った。すると、 「そうだね。隆太と一緒にやりたかったなー。」 かわいい泣き顔スタンプと共に送られてきた。少し癒された。 言い遅れていたが、俺と幸助は中高一貫の学校のため、受験の心配はなかった。こういうところが中高一貫のいいところだと思う。 「自粛終わったら、一緒に練習しような」 「おう!」 コロナがなかったらよかったのに… しかし、現実はもっと厳しい。 (あー、本当だったら今日が試合か。) そんなことを考えていると、 「こんにちは。 青木幸助の母です。息子がにがんになりました。今は、あまり症状はないです。また、会えるように復帰させます。 しかし、隆太くんがコロナウイルスに感染してはいけないので、お見舞いはお控えください。」 こんなメールが届いた。 (えっ?) 頭が真っ白になった。 でも、きっと、幸助のことだから、すぐ復帰する。 そう思った自分が甘かった。 幸助は…死んだ。あのメールが来た1週間後に。 (なんで…) 頭の中がいっぱいになった。 お見舞いにも、お通夜にも、葬式にも行けない。こんな自分が情けなかった。 自粛が終わり、分散登校が始まった。ついに、高校生だ。もちろんサッカー部に入った。 ある日の帰り道、幸助の家の前を通った。 すると、「星川隆太くん?」と家の人に声をかけられた。 「はい、そうですが」 「あなたに渡したいものあるの。ちょっと待っててね。」 といって家の中に入っていった。 しばらく待つと、綺麗に包装された大きなものを持ってきた。 「これ、息子からのプレゼントです。受け取ってください。」 「ありがとうございます。」 俺は急いで家に帰って中身を開けた。すると、手紙とサッカーボールが入っていた。 『隆太へ ハッピーバースデー!いつもありがとう。お前のサッカーボール、幼稚園の頃からのでボロいから新しいの買ったぜ 。使ってな! 幸助より』 周りがぼやけて見えて、熱いものが込み上げてくる。 あれから7年。俺はサッカー選手になった。あのボールとともに。 こんにちは。最後まで読んでいただきありがとうございます。語彙力全然ないので、アドバイスやコメントもらえたら嬉しいです。(辛口、タメok)
夏、君に会うー
ー8月の中頃、「彼」は必ず私の元に来るー ミーンミーンミーン… 『はるくーん!!あーそーぼ!』 『ゆうちゃんっ!!まってー!』 8月の中頃、暑い日差しの中、2人の幼い子が遊んでいる。 その顔はどの子よりもキラキラ輝いていて、笑っている。まるで太陽みたいだ。 ミーンミーンミーン… もう、「彼」に会える季節だ。 …あれが起きたのはもう何年前か。 5年前の7月、「彼」春樹は亡くなった。十三歳という若さで。 原因は運転手の不注意による交通事故。 春樹は、私の幼なじみだった。 どこにでも居そうな、元気な男の子だったけど、人一倍かっこいいなと子供ながらに思ってたっけ。 春樹はクラスの人気者だ。沢山の参列者がいて、春樹は幸せ者だなって思った。 その1ヶ月後、8月の13日。 「優花ー?お前いつまで泣いてんだよw」 「えっ…春樹?」 私の目の前には、つい先月亡くなった春樹が立っていた。 「ここで優花に問題です。本日8月13日は何の日に近いでしょうか?」 「えっと…お盆?あっ…」 「正解~!だからね、俺、今日明日明後日は『この世』にいるんだよ。」 「周りには見えるの?」 「俺の姿は、お前だけにしか見えない。家族も友人にも見えない。」 「一番親しい人に自分の姿を見せろって言われたから、優花を選んだ。」 「…ウウッ…ヒッグ」 「!?!?優花!?なんかごめんな?」 「…しい…嬉しいに決まってんじゃん…一番親しい人が私で良いの?」 「ああ。家族も厳しいし、お前といた方が、一番気が楽なんだわ。」 「そっか。…良かったぁぁぁぁぁ久しぶりぃぃ!」 「おっおっ?やっともとのテンションに戻って参りましたか?」 「はぁぁぁい!」 そのあと、二時間ぐらい話したっけ? 楽しかったなぁ… ミーンミーンミーン… えっ?もしかして私寝た? やばっ!勉強しなきゃ終わる…( ・∇・) 14:45 8月12日木曜日 とスマホの画面には表示されている。 カリカリカリカリカリ… 「おおっ?優花さんはまだ勉強ですかぁ?」 「春樹ぃ…って春樹!?久しぶり!今日で18になったよ!」 「おめでとう!!!って大学受験生ですね?大変だぁー」 「そうだよ…むず過ぎワロタ\( 'ω')/」 「wwそうかw顔ww」 「てか、まだこっち来んのはやくね?どしたん?ついに時間感覚狂ったか。」 「…あのな?大事な話だ。そのために速くきた」 春樹が?真面目な話?何だろ… 私はゴクンと生唾を飲んだ。 「今年で、ここに来るのはおしまいだ。だから今年のお盆は最後の年、来世までのお別れだ。 …今急に言ってるから状況が飲み込めないかもしれない。でもな?死んだ奴が急にこの世に来るのは本当はあり得ないだろ?二十歳までの残り1年ぐらいでこの、『現実の非現実』から離れなきゃいけない。分かったか?」 「…うん。分かったよっ…もう来ないのね…分かったわよ…」 「俺も、昨日言われてびっくりした。詳しい事はお前が本当の大人になった時にわかる。でも、ほんとにわかるのは、『永遠の別れ』じゃ無いんだ。俺らはまた必ず会える。今メソメソ泣くなよ。」 「分かった。笑うわ!」 彼と会えなくまで残り2日。残りの日を充実させて、一生の思い出にしよっ! …そして迎えた最終日。 「この5年間、楽しかったか?俺は楽しかったぞ!」 「ふふっ私もよ?」 「生きている間に、お前に会えて良かった。って言っても幼稚園からの付き合いだけど。小学校の時に、何度お前に助けられたことか。今こうして幸せにしていられるのも優花の持ち前の明るさを感じているからだしな。 だからな?次からは俺じゃなくて、んまぁ、俺に注いでたんか?」 「うん。春樹といると楽しいんだ。現実逃避みたいなw」 「現実逃避…かwで、さっきの話の続き。次は、優花が、本当に幸せにしたい人に元気を注いでやれ。これが俺からの最期のお願い。天国で、胸を張ってこの人生は幸せだったって言ってくれよな。」 「分かった!んじゃあ、私からのお願い。 私の人生、幸せだったって言いたいから、上で応援しててよ?お願いね?そしたら頑張る。」 「分かったぞ!応援してるに決まってるじゃ無いか。 あっ…時間だ。」 見る見るうちに春樹の体は透けていく。 「ありがとう。大好きだよ。」 春樹は一瞬照れたが(そういう風に見えた)、それでも返す。 「…俺も。大好きだ。人生で最初の初恋の人だったっけw」 「…///カァァァッ」 「じゃあな。次会う時までな?」 「うん!またねっ!…」 そうして、春樹は消えていった。太陽みたいな笑顔を振りまきながら。
フルネームで呼んで
私は橘美花。中学2年生。 私には好きな人がいる、風波亮だ。 たまにしゃべるけど、どうしても名前が呼べない。正確に言うと名前をフルネームで呼んでしまう。そのせいで、亮とは距離ができてしまっている。 友達「おはよー」 みか「おはよー」 亮「よう」 みか「あっ..お、おはよう風波亮君」 亮「....お前ってさ、何で俺だけ フルネームで呼ぶわけ?」 みか「あ...そ、それは…」 亮「あーもーいいよ、てか、なんか傷つくんだよね、そんな距離つくられると。」 みか「あ...ごめん」 亮「いいよ別に、けど俺の事も亮って呼んでくれると嬉しいんだよね(照)」 みか「え… !」 みか(そんなこと思っててくれたんだ.. 明日こそは!) ~次の日の朝~ みか「あ..おはよう..亮くん」 亮「え…!あ、おはよう!」 みか「フルネームじゃ..ないよ..」 亮「こんな嬉しいんだね、 好きな人に名前呼んで貰うって」 みか「え…!」 みか(こんなのってアリ~!?) 心の中で叫ぶ美花であった…
妖狐の少女と人間の少年。
こんにちは、あおねこです♪ 感想待ってます! あやかしと言うのをご存知だろうか。 人間とは全く違う種族のうち一つの総称だ。 私は、幼い頃に親が事故死し、一人で彷徨って妖狐にひろわれ、隠り世で育った。 私はあやかしになり、変化出来る様になった。 そして、15になった今、人間を怖がらせるという、あやかしの役目を果たすために人間界…いわゆる現世に来ている。 私は暗い夜道に控えていた。 そこで、私は一人の少年と出会った。 私と同じくらいの人間だった。 そのとき私は変化していなかった。 少年は夜道にたたずむ私が気になった様だ。 「どうしたの?」 「…」 あやかしは人間と関わってはいけない。 私は何も答えなかった。 少年は諦めなかった。 「名前は…?」 「…椿」 「誰かと待ち合わせでもしてるとか?」 私は少年を見ずに言った。 「私に構うな。帰れ」 「俺は青衣。君、見ない顔だから。引っ越してきた?」 「だから構うなと…!」 「だって今… 雨降ってるじゃん」 私と青衣と名乗る少年の周りには、ザァザァと雨が降っていた。 青衣…は傘を差し出した。 「俺んち、近くだから。貸すよ」 「いらないと言って…」 「女子なんだから、濡れるなよ?」 「ちょっと…」 「じゃあな!」 青衣はそう言ってかけ出した。 私はとっさに言った。 「…ありがとう…」 青衣は一度振り返って、微笑んで頷いた。 青衣の姿がなくなった後、私は傘の柄を握りしめた。 関わってはいけないのに、関わった。 傘を返さないといけないな…。 私にはあやかしの勘で分かっていた。 青衣が、私と行き別れの双子の弟だということに。 本当は、嬉しかった。 それでも私は妖狐。 それぞれの、生きる道は別。 少し切なかったですね。 行き別れの兄妹…なつかしい。 あぁ、失礼。 少し、昔のことに浸っておりました。 それにしても、妖狐の少女と人間の少年… もう、元の関係に戻ることはないんですね。 隠り世のはなしもいつかお話ししましょう。 今日はここまでにしましょう。 では。
ぶるー な すぷりんぐ
「あの」 背中越しに聞こえた彼の声。 「ちょ、」 隣に一緒に歩いてた歩香は、私の脇腹を 肘でくいくい押す。 彼女は、私の彼への好意に気づいてるからだ。 後ろを振り返ったときに嫌でも目に入った彼の姿。 無意識にも顔が火照るのが分かる。 彼は焦点が定まらず、目をあちこちに動かしている。 「そのっ、、放課後、話があるんで…… 校舎裏で、待っててください……」 ぱあっ、と顔を輝かせる歩香。 言葉を交わさずとも、彼女の思っていることは分かる。 一気に心臓が脈打ち、ドクドクと頭に響く。 「は、はい……」 震える声を、一生懸命、紡いだ。 きっと、今ほど気持ちが高ぶっているときは無かったと思う 「あ、そ、そっちじゃなくて、あ、歩香さん……」 「え」 「え……」 被った二人の声。片方は間抜けな声を、 もう片方は震えながらも動揺している声を。 「じゃ、じゃあ……!!」 そういって、彼は走り去ってしまった。 * * * 「うん、いいよ。」 嘘でしょ…… 私だけ先に帰ると言ったけども、やはり気になって気になって仕方がない。 盗み聞きしたらこの様だ。 「ほ、本当……か!?」 「うん、でもね……」 「あぁ……大丈夫だ、このことは秘密にしておく」 何を悟ったのか、付き合ったことは秘密にするから、と宣言。 そして、彼女たちの唇は重なった。 * * * 「おはよう!!」 「……」 「あ、昨日の呼び出し、大したことじゃ無かったよ!! 委員会のことだったの。だから、気にしないでね!」 すたすた、とその場を離れた歩香。 もう、あなたを見てると辛くなるから。 ばいばい、歩香。 ばいばい、私の青春__
愛と再会
僕には、感情がない いや、親から教えてもらえなかったと言った方が正しいだろう 僕の母親は幼い頃に家を出ていった 父親は、その一週間後に交通事故で死んだ 別に悲しくはない 父親の命なのだから 僕を易に見捨てるような愛をもっていたのだから 僕は、母親の顔を見たことがない いや、覚えてない。知らないんだ 今、僕は中学生 近所のおばさんに色々手伝ってもらっている 中学に入学して1ヶ月後 ある女性に出会った 僕よりも年上だと思うが、とてもきれいな女性だ 僕を見ると、最初は驚いたような顔をしていたがすぐ微笑んだ 今だにあの笑顔は忘れられない それから僕と女性は、帰り道でよく合うようになった 話したりはしない 挨拶を交わすだけだ それからというもの、僕は変わったと思う 感情が徐々に表れてきたのだ あの女性からは、何となく懐かしさを感じる 昔から知っているような、そんな感じが 今日もまた、同じ帰り道を通る でも、今日はなぜかあの女性が来なかった 僕は焦った 何で?どうしていない? すると突然、ニュースが流れてきた 《今日、○○市○○地区で、一人の女性が交通事故で亡くなりました》 え? そこに、その事故死した女の人の顔が映し出される その目を疑った その女性は、あの女性だった 《その女性は手に何かを抱えており、手紙などがそえてありました》 僕は、走って帰った 信じられなかった 家に着くと、それと同時に家のチャイムが鳴る 「郵便です」 「はい…」 「これ、ニュースに出ていたあの女の人のものなんです」 「あなた宛てになっていて…」 僕あて? 手紙を開く 悠人へ ごめんね 見捨ててごめんね それしか、書いていなかった 涙があふれかえってきた 何で死んだのさ まだ生きててよ 何で…っ何でっ… 貴方の、貴方の… 貴方の正体が分かるまで、生きててほしかったのに
遅れた『ありがとう』の言葉
今朝、父さんが病院で息を引き取った。 とても親切で誠実で優しい人だった。 いつも私の事を一番に考えてくれた。 一人娘だったからかな。 父さん、今ごろ天国で母さんに あってるだろうな。 私、父さんが生きてる間に言えなかった。もう遅いけどたくさんたくさん、 『ありがとう』