短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
【超短編】動物の不思議 ラッコ編
登場人物 ミユ・ナナ ナナが自分の携帯をジーっと見ている。 ミユ「ナナー、何見てるの?」 ナナ「むふふ、私の大好きな【ラッコ】だよ!」 ミユ「へえ、ラッコねぇ」 すると、ナナはあるラッコの画像を見せてきた。 ナナ「見てこれ!可愛いでしょ!」 ミユ「え!何これ!可愛い!」 そこには、ラッコが仲間と手を繋いでる写真があった。 ミユ「…でも、CGじゃない?」 ナナ「それが、違うんだよ!ラッコってね、水中で眠るから、流されないように昆布に捕まって寝るんだって。でも、 水槽や水族館には、昆布はないでしょ?だから、仲間同士で手を繋いで寝るらしいよ!」 ミユ「へえ~凄い!始めて知った!」 ナナ「それに、見てこの画像!ラッコの万歳ポーズ!」 ミユ「ええ~?何これ!」 ナナ「ラッコって、手のひらには毛が生えてないんだって。休んでる時は、冷たい海水から手を守るために、海水から 手を出して、万歳ポーズしてるみたいになるんだよ」 ミユ「面白いね!」 ナナ「他にも沢山ラッコの不思議はあるけど、今日はここまで。みんなも調べてみてね!じゃあ、ばいばーい!」 ミユ「ばいばーい!」 沢山の感想待ってます!
青空の風鈴(長文)
私はただ道をトボトボ歩いてた。 真夏の空は群青色に染まっている。まあ、私には青ざめてるようにしか見えなかったけれど。 どうしようかな、道路に出ようかな? そのときだった。私の人生を変えた声が聞こえたのは! 「どうしたの?」 ハッとした。2年生ぐらいの男の子だ。手には手作り風鈴を持っている。 「それ……木下北小学校で作ったの?」 私は自殺のことなど忘れ、ついきいてしまった。 「うん!おねぇちゃんももってるでしょ!」 「……うん…」 私はランドセルの中から手作り風鈴をだした。 「わあぁっっ!おねぇちゃん、えぇ、うまぁい!」 そのとき、とっても強い風が押し寄せた。 すると男の子の持っていた風鈴が落ちてしまった。 パッリーッンッッ! 風鈴は…お構いなしに割れてしまった。 男の子は涙目で私を見つめる。 どうしよう……何かするとすぐ失敗する…迷惑かける……でもでもでも! 「私の……あげる!」 「え…いいの??」 「うん…!」 男の子がたちまち笑顔になる。 あ……そうだ。私はこの笑顔を守りたかったんだ……だけど優しくすると利用され、いじめられ……だけどやっぱり私は優しさを捨てることなどできない! 「ありがとう!あなたのおかげでわかったよ!」 そう言って私は走り出した。 しばらく男の子はポカンとしていたが、何かに気がついたようにこっちを向いて言った。 「ありがとぉ!」 私はにっこりと笑って手を振った。 「よぉし!!」 私はまた、青い空へ走り出した。
【ロボット卒業】ぜひ読んでねーっ!!
僕の心がロボットだ。 小さい頃から親にも 「なんでお前は感情表現ができないんだ!」 と言われ続けていた。 笑い方もわからない。泣き方もわからない。怒り方さえ、わからない。 なんて虚しいんだろう…。 でも、そんな僕にも変化があった。 あの子…上川真樹と話してから。 あいつと話すだけで胸が苦しくなる。体が熱くなる。 この気持ちはなんなんだろう。 …あ。これがハツコイってやつなのだろうか。 君にこの想いを伝えたい。 こんなにも心が必死に叫んだのは初めてだった。 新しい気持ちを見つけたことに僕は動揺している。ただ、嬉しさもあった。 だって僕はもう、ロボットを卒業したようだから。 END ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんにちは~!えみです!! なんか変な感じになっちゃったけどここまで読んでくださった方、本当にありがとうございましたっ!!
あの日をきっかけに!
5年前のあの日私と妹は変わってしまった。 妹が悪いわけではない 今私は結婚して育児・家事に追われる日々を過ごしている。 5年前のことが無ければ自分の夢を叶えられたかも知れない。 もちろんいまの生活に不満があるわけではない。 今は妹とは連絡を取っていない。本当は話したいけれど話せない。 「本当にごめんね!」 あの日までは仲が良かったのに……… 一緒に勉強したり、遊園地に行ったり、料理作ったり、TV見たり、テニスしたりしてたのに。 私の夢は産婦人科医だった。妹はモデルかピアニストになりたいと行っていた。 あることが原因で大学を中退した。 5年前何があったのかそれは事故だった。 妹は通学中に事故が起きてしまった! 悲しい。悔しい。 そしてなんと、不測の事態に陥った。なんと娘が大病になってしまった。 呼吸も困難で意識もない状態である。 私は妹のところに向かったが、その時点で手遅れだった。姉として悔しかった。妹に申し訳なかった。 その後、私はお医者さんにあることを聞いた。 それはもともと「お姉ちゃんにはこのことを言わないでほしい」と妹の優里香が言っていたそうだ。優里香も5年前のことを気にしていたのだった。 私はその後決意した自分でお金を貯めて医学部に入るか、交通事故に困った人のサポートやアドバイザーになることを決めたのだ。 私は妹のことが大好きだ! これからは優里香は天国に行っちゃたけど、私は美那香として役に立つ! ありがとう
私の「夢」って?
「ゆめちゃんって夢なに?」 夢?そんなキラキラしたものないよ。夢なんてないよ。一度もあったことがないよ。どうしてみんな夢があるの? 「え、夢?何回も言ったじゃん!デザイナーだよ。」 嘘。ウソだよ。私の名前はゆめなのに、夢がないの。中2。名前が嫌だ。名前がゆめなのに夢がないなんていえない。適当にデザイナーっていった。 「あー、前も聞いたっけ?ごめんゴメン!」 家に着くと、1人だった。 「ひまだから、テレビでもみていよ」 なんのテレビ?あ~今流行りの韓国アイドルね!それのオーディション番組。みんなキラキラ夢に向かって楽しそう。ずるい。どうして夢がないのに「ゆめ」なの。私はゆめなのにどうして!でも、この番組おもしろい!毎週みた。そのうちに思った。 どうして前みたいに、夢がある人がずるくおもわないの?もしかして、私の夢って… そして、17になった私は…韓国アイドルのオーディションを受けにきていた。書類の1次審査は見事突破!2次審査は自分のカラーをだして自己紹介をすること。それだけで、スターになれるかどうか、見分けられるんだって。本当かな? 「17歳のゆめです。4年前からずっと、韓国アイドルになることだけを考えて、努力し続けました。 私は「夢」という言葉が嫌いです。夢いうと、果てしなく遠い存在のような響きだからです。韓国アイドルは私の目標です。それだけ近い存在だと思っています。」 言い切った!言いたいことを。私のカラーは虹色だよ。魅力たっぷりつまった、可能性が無限大、それが私。このくらいの自信でいなきゃ。目標達成するために。
あやかし百物語
私は、妖を見ることが出来る。 妖…人間とは違う、要するに「怪異」や「化け物」、「妖怪」などの類いである。そんな妖をなぜか見ることの出来る私は、怖い体験を何度かした事がある。 今回は、そのうち一つを話そうと思う。 それは、雨の日の事だった。学校帰りだった私は、人気のない道を歩いていた。その道に、一人の小さな男の子が立っていた。 私よりも年下に見える。その子どもは傘を持たずに立っていた。 子どもを見た瞬間、時が止まった様な気がしたが、雨は止まらず、しとしとと降り続いていた。 (もしかすると) 私はその子の横を通り過ぎるのが、怖かった。それに、取り憑かれたりでもしたら面倒なことになる。私は少しした後に意を決して通り過ぎることにした。しかし、子どもの横に来た時、足がすくんでしまった。まずい、と思った。 子どもが、顔を上げた。 普通の子どもの顔だった。迷子なのかもしれない。 「迷子?大丈夫?」 そう尋ねると子どもは普通の声で言った。 「おねーさん…ボクの家はどこ?」 やっぱり迷子だ、さっきの妖の気配は気のせいだと思い、私がその子に安心して、と言おうとすると、その前に子どもは嬉しそうに笑って言った。 「ありがとう、おねーさん!連れて行ってくれるんだね!」 「え?」 よく見ると、子どもは私を見ていなかった。私の後ろの、なにかを見ていた。 後ろに何かいる。 私はその子の手をつかんだ。 「私はここ!わかる?」 子どもは、ハッとした。 「おねーさん?さっきのおねーさんは?どこ?」 「どんなお姉さんなの?」 少し怖かったが、尋ねた。 子どもは笑った。 「普通のおねーさんだよ!優しそうなひと!」 そして続けた。 「おねーさん、さっき消えちゃった。良いところに連れて行ってくれるって言ってたのになぁ」 「え?」 その子は、この道の少し先にある総合病院の方を向いて言った。 「お母さんが呼んでる!ボク、家に帰れるみたい。またね、おねーさん!」 そして、走って行ってしまった。 私は、あの子はもう見つからないだろうと諦め、家に帰った数日後。 母からこんな話を聞いた。 あの総合病院に死にかけた男の子が搬送され、死んだとされていたが、母親が名前を呼び続け、なんとか意識を取り戻したらしい。 私はそこで分かったが、神隠しではなかったのだと安心した。 しかし、未だにあの男の子が言っていた「おねーさん」 が分からない。この世には分からない方が良いこともあるというから考えない様にしている。 その話はここでお終いだ。その後なにが起こったか、起こらなかったかはあなたに任せようと思う。 完 長文ですみません!!良ければ感想お願いします。
【短編小説】絶望の私に希望を
もしも一つだけ夢が叶うとしたら、何が叶ってほしい?アイスを無限に食べたい?それとも一生好きな人のところにいたい?これは私、月夜夏が体験したちょっと不思議なお話です 私は生まれたときから施設に預けられていた。名字は施設の名前、名前は預けられたときの季節。両親の顔も名前も知らない。毎日がただただ絶望で溢れていた。 学校でも施設でもいじめにあっていた私はどこにも居場所がなかった。でもそれで良かったのだ。だって私は自分のことが嫌いだから。 でもある時橋の下で休んでいたら「ねぇ夏。あなたは将来とっても素敵な女優になれるのよ」とこえをかけられたことがかった。それもとても長いまつ毛に澄んだ瞳。色が白い肌。息を飲むほど美しい女性に。 私はそんなことないよ、と石を蹴った。 「いってー!誰だ石を蹴ったのは」と男性の声がした。 私がその人に謝ろうと思ったらその人は 「お嬢ちゃんかわいいね!良かったら女優さんにならんかね」と言って名刺を私に差し出した……。 今思えば私はあの女性は未来の私だと思います。 女優という仕事をしてる今。そう思います。 もしあのとき石を蹴っていなければ。 未来は細かな一つ一つの行動でできているのです。 だから伝えに行こう。 絶望しか知らなかった私に希望を。 だから この世界の美しさを
ランドセル ~出会いと別れの春~
今、僕のいる部屋には沢山の子連れがいる。子供はみんな、5~6歳ぐらいだ。別に珍しい事ではない。この時期にはよくある事だ。いわゆるラン活。僕はそのラン活の商品の一つだ。黒色で新品みたいにピッカピカ(新品だから当然だけど)。横には大きな星と小さい星がたくさん付けられている。まあ、男の子用のランドセルだ。でも、僕は男の子のランドセル=青色って感じがする。現に青色のランドセルは次々居なくなっている。黒色である僕が背負ってもらえるわけない。 そう思っていた時、小さく暖かい手が僕を持ち上げた。 「うわー!このランドセル、かっこいいー!ねぇーママ!僕このランドセルがいい!」 かっこいい…そう言われたのは初めてだ。人間にとっては何気ない一言。でも、僕たちランドセルはそう言われるのがとても嬉しいんだ。 「ちょっと勇気?!さっき、別の青のランドセルが良いって言っていたじゃない!」 この子の事を「ゆうき」って言った… という事は、僕を持ち上げてくれてるのはゆうき…君で、あの人はゆうき君のお母さん? 「えっー!いいじゃんママ!僕これがいいの!」 ゆうき君は必死にお願いしている。僕もゆうき君と一緒にいたい。この子なら、僕を大切にしてくれそう。そんな気がした。 「…はぁ。しょうがないわね。いいわよ。そのランドセル、大切にしなさいよ。」 ゆうき君のお母さんは笑顔で言う。やった!僕は心の底から嬉しくなった。 「やったー!ママ、ありがとう!ランドセル大切にするよ!」 ゆうき君も嬉しそう。よろしくね。ゆうき君。 それからしばらくし、桜が咲き始めた頃、僕は初めてゆうき君と一緒に学校へ行った。ゆうき君の背中はあったかい。緊張しているからだろうか?… まあいいか。僕はゆうき君と一緒にいられるだけで嬉しい。 それから僕は、ほぼ毎日ゆうき君と学校へ行った。とても嬉しかった。黒色の僕に、こんな未来が待っていたなんて。 ゆうき君の背中はいつもあったかい。晴れていても、曇っていても、雨でも。僕が雨に濡れた時は丁寧に拭いてくれる。きっと、そういう優しさがゆうき君の背中を温めているんだ。 僕とゆうき君が出会ってから6回目の春の日、ゆうき君は僕と一緒に学校に行ってくれなくなった。 それからしばらくして、ゆうき君はいつも同じ服と別のカバンでどこかへ行くようになった。カバンにはいつも教科書っぽい物を入れている。どこへ行っているんだろう。友達の家に行ってる訳では無さそうだし… 夏休みにしては長すぎだし… それとも僕は飽きられて、ランドセルじゃ無い別のカバンに変えたのかな… しかし、僕はまたゆうき君と一緒に学校に行ける事を信じて待っていた。 ゆうき君が僕と一緒に学校に行かなくなってから3回目の春。僕はあの時のゆうき君の背中の温もりを、すっかり忘れていた。 いつの間にか、僕の頭にはうっすらとワタが乗っていた。でも、僕の頭に乗っているワタは白じゃなく灰色だ。何で色が違うんだろう。そんな訳の分からない事を考えていて、ゆうき君が部屋に入って来たのに気付かなかった。ゆうき君は何を思ったことか、いきなり僕を掴んだ。あの時とは違う、大きくて冷たくなった手。何をするんだろう。僕と久しぶりに学校へ行くのかな?しかし、ゆうき君は教科書も何も詰めずに僕を連れて行く。 しばらくして、僕は玄関の近くに置かれた。靴でも履くのかな?しかし、ゆうき君からはカサカサと音がする。明らかに靴を履く音じゃない。 しばらくして、また僕を掴む。さあ、今度こそ学校にいこう!そう思ったその時、ゆうき君は僕をどこかへ投げ入れた。カサカサ、カサカサ…さっき、ゆうき君から聞こえた音がする。 …ゴミ…袋…?ようやく気づいた。僕はゆうき君に捨てられるんだ。ゆうき君はすぐにゴミ袋の口を結ぶ。僕は外に出られなくなった。 そうか…もう、ゆうき君とお別れか… あっという間だった。一緒に学校へ行っていた事が懐かしい。今でもゆうき君が初めて僕に言ったことは覚えている。 「かっこいい」 特に意味も無く言ったんだと思うけど、僕は本当に嬉しかった。 …もう一度、聞きたかったなぁ… ありがとう。ゆうき君。僕はゆうき君のこと、忘れないよ。 見てくださってありがとうございます! 相変わらずネーミングセンス無いなぁ… 他にこんな題名どうかな? 以上、けっしーでした!
サヨナラも言わずに
ふと、雨音で誰もいなかった。 ただ、シトシトと...雨が降るだけ。 今さっき、私は大切な人と話していた。 「君は、私に恋をしているようだね。」 「...!そ、そんなわけ...」 「やっぱり図星だ。顔が赤いよ。 まあ、(私も好きだけど)ボソッ」 「...また、明日会えるよね?」 「...............会えるさ...」 そんな会話だった。 帰ろう。ここに残る理由もない。 帰り道、 誰かの葬式がやっているのに気づく。 『故 井手久子』 ...まさか、違う人よね? ...もう、いないんだった。 あれば幻だったんだ。 3日前、サヨナラも言わずに旅立ったんだ。
タイムマシン
僕は今、 タイムマシンに乗っている。 最近は気づくとこう。 嫌なことや失敗したら、 無意識に乗っている。 こんなこと言ってるけど、 降りたらタイムマシンの記憶なんて 曖昧で殆ど思い出せない。 そもそも「タイムマシン」なんて 実在するのだろうか? いつからこんなに偽るように なったんだろう? もう、本当の自分を さらけ出すことは無理なのだろうか。
私は、幽霊を飲み干した。(微ホラー
私の名前は如月梨子。(きさらぎりこ) 今は、夏休み。お母さんの実家に 帰ってきた。というか、帰らされた。 ここはザ☆田舎って感じだな。コンビニまで歩いて30分。遠すぎ。さっき おばあちゃんが300円くれてさぁ、 「梨子やぁ、これでそこの駄菓子屋まで行きぃ。好きなもん買いなぁ。」 というから、駄菓子屋に来てみた。 ん?誰かいる。 この白と青が混ざったみたいな髪の 男の子、すごい都会ファッション。 「ねぇ」 「ええぇ!?な、なんですか!?」 急に話しかけないでよー。 「このソースせんべい、何円なの?」 「お店の人に聞いたら分かるっておばあちゃんが言ってたよ。」 「ふーん…」 !?白青都会っ子が消えた!?ええ!? そのことを親に話したら、 みんな口を揃えて 「ソーダの幽霊だ」っていうの!はぁ? なにそれ!? それから私は毎日駄菓子屋に行くようになったけど、毎日毎日白青都会っ子は不思議な言葉を残して消える。 でもある日、私はソーダを買ったんだけど…白青都会っ子もソーダを買ってて、なぜか一緒に飲む流れに… 「ねぇ、このソーダを飲み干したら僕はどうなっちゃうのかな?」 知らないよ。 「さあ。」冷たく返す。 「僕は、いつもここで一人だった。いつも来てくれてありがとう梨子ちゃん。」 「あーおいしかった。ごちそうさ…え?」シュワシュワシュワ。 「僕は飲み干したら消えちゃうんだよ!!僕は、僕は…!!ソーダの幽霊な…んだ…」 数年後。 私の名前は梨子。ソーダの幽霊♪ 誰か私の白青髪誉めてよ。誰か私とソーダ飲もうよ。
私の家族
「ダメだ~。全然上手く書けない。」 私、会恵(あえ)は机の前で頭を抱えていた。宿題の作文。テーマは「私の家族」だ。書く内容は決まっているがそれを上手く言葉に出来なかった。 「頼りになるお母さんは、夜勤だし。も~。」 お母さんは、助産師だが趣味で小説を書いているので文章を書くのが上手だった。 ついに、私は下3人の妹弟に助けを求めた。ちなみに私は4人姉弟の長女だ。 (15歳にして妹弟に助けを求めるなんて…)と思っていた。すると一番下の妹、結奈が言った。 『これって上手く書かなきゃいけないの?』 ハッとした。一番大切なのは私の大好きな家族を分かってもらうことだ。 お母さんにメールで確認してもらい、学校に提出した。すると全校の前で発表することになった。当日は両親と妹、弟も来た。 「私の家族、3年1組 葉山会恵。」 「私の家族は、個性豊かです。私たち家族には共通していることがあります。それは優しさです。 次女の叶実(かなみ)は、友達に寄り添い、楽しいときは一緒に笑い、悲しいときは一緒に泣いてあげる優しい心を持っています。 長男の優助は、いじめや差別を嫌いどんな人の壁も乗り越えて、沢山の人を笑顔にできる力を持っています。 そして、三女の結奈(ゆいな)は、正しいことを正しいと言い、間違っていることは間違っていると言える強い心を持っています。 なぜ、このような心を持っているのか。それは、私たちが育ってきた環境ではないかと思います。 私の父は、言葉を話すことができない唖者です。その原因は、父の中学時代のいじめです。父は辛くて校舎から飛び降り、その時の後遺症だそうです。私たちは小さい頃からこれを聞いてきました。母は、よく父と私たちを連れ出し、色々な所に連れて行きました。そして、私たちに 『世界に同じ人なんていない。人はそれを忘れて、誰かを攻撃したりする。でも、本当に大切ことは、辛いと思っている人に寄り添える優しい心と、間違っていることに流されないことなんだよ。』と何度も言っていました。それが妹たちと弟の心に根付いたんだと思います。 私の家族、それは優しさを忘れない最高の家族です。そんな家族と共にこれからも生きていきます。」 直後、最大の拍手が体育館に響いた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 優「すごかったよ!姉ちゃんの作文。」 会「ありがとう!」 私はみんなの成長を感じていた。だが隣の夫は、不安そうだった。肩をつつき「どうしたの?」と聞いた。夫はメモ帳を取りだし何かを書いた。 《あの子たちが、俺と同じようなことにならないか怖い、不安。》 25年前のことだろう。夫は、心配なようだ。 「あの子たちなら大丈夫!素敵な姉弟がいるから。」 夫は安心したように微笑み、また何か書いた。 《これからもよろしく。七星。》 七星なんて呼ばれたのは何年ぶりだろう。でも嬉しかった。 「こちらこそ、よろしく。…優大。」そして2人は4人の子供たちのところに向かった。 end ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 詩月☆です!今回も長くなってしまいました。ごめんなさい。ここまで見てくれてありがとうございました!
この思いを春風にのせて。
ひらりひらりと桜が舞う今日は私がこれから通うことになる高校の入学式。私がこの高校を選んだ理由はもちろん「キャ~!!西園寺様~!」そうこの高校の王子である西園寺様ではなく眼鏡がポイントである私の思い人、桐生君がいるからです!桐生君とは中学のとき初めて会って私が一目惚れ。まぁ片想いなんだけど。でもだからこそ高校で告白するんだ!早速桐生君を探しにレッツ~GO!ん?あの後ろ姿は絶対に…!「桐生君~!ってキャ~!」ポスッ「っと大丈夫?怪我ない?」ドキドキ「だ、大丈夫!ありがとう!」「夢乃華は今日も元気だね。にしても同じ高校だったなんて知らなかったよ。」「うん。ほ本当偶然だよね~」言えない。桐生君が好きだから一緒の高校にしただなんて。桐生君は実は隠れイケメン!私は実は眼鏡フェチで桐生君をみた瞬間に恋に落ちた。でも私の眼鏡フェチには条件があって眼鏡をかけていれば誰でも言い訳ではないの。伊達ではなくちゃんとした眼鏡じゃないといくらかっこよくても、眼鏡が似合っていても私はNG。だから桐生君を見た瞬間この人が私が求めていた人だって思った。しかも眼鏡をしてもはずしてもイケメン!なんだけどみんなは暗いとか地味とかで桐生君の良さに気がついていないんだ。私としては桐生君の魅力に気がついてほしいようなでも私だけが知っていたい気のような複雑な気持ち。「夢乃華どうかした?」「へっ!何でもないよ!気にしないで!」「うん。そう言えば向こうにクラス発表の紙、張り出されていたけど夢乃華はもう見た?」「えっ、まだ見てない。」「じゃ一緒に行く?実は僕が見ようとしたときかなり混んでてまだ見れてないんだ。だから夢乃華もまだなら一緒にどうかな?」うっ、嘘!桐生君からお誘い!「行く一緒に行く!」「うん。行こう夢乃華ならそう言うと思った。」「桐生君…!」私、幸せすぎて天に上りそうだよ。「さっきより人少ないな。後にして良かったよ。」「本当だ。え~っと私の名前は~あっ!あった!うんと?クラスは5組か。桐生君は見つかった?」「うん。夢乃華と同じ5組だよ。」「本当!やった~!」「?やった~?」「えっとほら、知ってる人いた方が心強いと言うか、何て言うか、」「アハハ。」「桐生君?」「ごめん意地悪した。」「も~う!桐生君ってば!」結構いい雰囲気じゃない?これなら恋人も夢じゃないかも。「じゃあクラスも分かった事だし、夢乃華教室に行こうか。」「うんっ!」【時は流れ入学式から2週間】「夢乃華。今日放課後大事な話しがあるんだけど時間空いてるかな?」大事な話し?「うん、良いけど。」なにかな?大事な話しって。【約束の放課後】「桐生君ごめん待った?」「ううん待ってないよ。それより来てくれてありがとう。」「良いよ。それより話しって。」「うん。あのさ、夢乃華は好きな人いる?」「き、急にどうしたの?」「ごめん。答えなくて良いんだけど、質問が少し僕が言いたい大事な話しに関係があって。」「関係?」「実は好きなんだ。」「えっ、す、好き!」これってもしかしてこ、告白!「うん。自分でも信じられないけど好きなんだ。」「うん。」「男の人が。」「うん、私も、って男の人!?」「うん、本当は言うか悩んだけど夢乃華なら言っても良いかなって。だって大切な一番の友達だから」「桐生君…そっか。ありがとう教えてくれて。」「夢乃華…うん。」失恋…か。でも桐生君の笑顔が守れるのなら。私は、自分の思いだって捨てれる。桐生君が好きだって思いを…。「夢乃華、最近元気ないね。」(まぁちゃん:夢乃華の女友達)「まぁちゃん。まぁちゃんさ、何年も好きだった人に男の人が好きだって本人に言われてしかも、自分が大切な一番の友達だから言えたって言われたらまぁちゃんどうする?」「えっ!急だな。ん~確かに信じたくないけど人は人それぞれだからな。もう仕方ないかな。」「うん…」「でも、まだ本人に自分の思いを伝えてないなら私だったら思いを言うかな?」「なんで!?だってもう振られるって分かってるんだよ!?」「だってさ、相手は自分の事信じてくれたから言えた訳でしょ?」「信じて?」「うん、じゃあ夢乃華口が軽い人に自分の大事な話しを安心してできる?」「…できない。」「うん私も。だからさ、少なからず大事な話しをするにはそれなりの勇気と相手への信頼がいるでしょ。じゃあ夢乃華は?相手はちゃんと自分の事を言ってくれたのに自分はなかった事にするの?」「まぁちゃん。ごめん私、用事思い出した!」「うん、いってら~。」振られるって分かってる。でも今なら言える。この想いを春風にのせて伝えよう。きっと思いを伝えた時こそ君の一番の友達になれるから。
人間
人間って,一人一人の 個性があって素敵だよね。 自分の顔,体,性格にも一人一人 個性があるよね。 あなたの個性は誰にも真似出来ない。 自分の性格や顔,体を攻めたり してるけど,それもあなたの一つの個性。 だから自分を攻めないでね。 あなたの個性はあなたにとって 素敵なことだから。 人間はやり方も考え方も違うよね。 だから人間って面白い。 人それぞれ個性があるんだね。 個性って素敵だよね。 だから読んでくれているあなたも 自分の個性を大切にしてね。 前向きに,生きていってね。 応援しているよ。 end
狂った愛の奴隷
机に置かれていた新聞やリモコンが派手な音を立てて吹っ飛ぶ。続けてハサミ。 もう日常となった光景なのに未だ俺は部屋の隅で打ち震えることしか出来ない。かといっても何年も前に親父が出ていったこの家じゃ母を止められるのは俺しかいない。 まぁ、被害を受けるのも俺独りだが。 刹那、視界が大きく揺れ頭に強い衝撃を受ける。一瞬のことによく分からず、やっと殴られたと知る頃俺の瞳にはうずくまる俺の腹部を蹴る母親が映った。 聞き取れない程の高い金切り声で何かを叫んでいる。大方、自分への愚痴だろう。そして後になって泣きながら怪我を気遣うのだろう。毎日それの繰り返し。中3のこの身体なら母に抵抗することだって出来るし、この状況から抜け出す方法はたくさんあった。 でもしなかった。いや、出来なかったに等しい。 だってこんな状況になってしまったのは俺が悪いからだ。頑張って働いて俺を養ってくれる母さんにそれ相応の労いを何一つしてやれない俺のせいだ。唯一俺にできるのはこうして母さんに殴られることしかできない。 この考え方が少し違うとは気づいていたが、どうしても従うしか出来なかった。泣いて怪我を気遣う母を思い出す度にその気持ちは高まっていった。 母さん、こんな不出来な息子でごめんなさい。 家のこと一つもしっかり出来ない俺でごめんなさい。 待って、見捨てないで。俺、頑張るから。それに母さんは本当は好い人だって知ってるから。 俺がこんなに悪い子だからいけないんだよ。 もう...泣かないでよ。本当にこんな俺のことを気遣ってくれるなんてなんて優しいのだろう。こんな好い人を悲しませる俺なんて...。 母さん、出来る限りのことはするからさ、そばにいさせてよ...。母さん...。 蜘蛛の巣に引っ掛かった蝶のように彼の心は彼女に食い散らかされるのだった。 彼はこれからの未来をどう過ごすのだろうか。いつか、母の呪縛から解き放たれたいと思ってくれる日が来るのだろうか。 ...私にはそう思えない...。
【短編小説】価値観が違ったから
あいつはいつも皆の前で笑っていた でもそれは 何かを隠しているような少し辛そうな笑顔だった 「どうしたの?」「なんかあった?」 なんて聞けるわけない あいつはクラスの人気者 俺は空気みたいな存在の嫌われ者 話しかけたらきっとクラスの奴らに睨まれる だから あいつに話しかけることは出来ない なんて言い訳言って逃げた 半年後 あいつは学校に来なくなった 理由は誰もしならない 昼休みに屋上に行った 「声…かけれなくてごめん…」 「俺とお前じゃあ価値観が違いすぎたから…」 コソッと独り言のように呟いて またいつのあいつが笑った顔を見せてくれるように なんて あまりにも残酷なことを願ってしまった ━━━━━━━━━━━━━━━ ここまで読んでいただきありがとうございました!誤字&脱字などあったらすいません!語彙力の問題はどうしようもないので許してくださいww不愉快に思われる方がいたらごめんなさい!失礼しました
【短編小説】偽善者
私は、誰かをこの手で殺さないといけない部屋に閉じ込められている。 私の手にはナイフが握られている。ナイフを握る手は、震えもせず、しっかりとナイフのグリップ部分を持っている。 1 嫌いな人/知らない人 私は、知らない人を助けた。 嫌いな人は、私の昔の友達で、悩みを相談したら、まともに相手してくれず、私にひどい事を言ったのだ。今でも心に傷が残っている。 ただし、知らない人は嫌いな人の親だった。 2 初恋相手/初めての友達 難しかったが、私は初めての友達を助けた。 成長した今の私には、好きな人がいた。 初恋の時よりももっと、もっと好きな人が。 3 母/父 私は、、、 --------------- 私は両親が嫌いだ。 小さい時から暴言を浴びせられてきた。 今でも変わらない。 「死ね」「産まなきゃよかった」 聴き慣れた言葉。だけどー ー今でも、言われると心が苦しくなる。 --------------- 私が出した答え。それはー 自分を殺す 二人のうちどちらかを殺せとは言われていない。 「この部屋の中にいる人の中から一人」殺さないといけない。 「死ね」 そう言われてきた。 わかったよ。私、消えるから 怖いけど、いうこと聞いたよ?ねえ、えらいでしょ? まあ、私は両親のためじゃなくて、 自分の為に私のこの体に刃を刺すんだけどね ナイフを持つ手は震えていた 両親を助けるように見せて、自分を助けた 私は、偽善者 「さようなら」 END --------------- こんにちはー!Syan-シアン-です! 小説書いてみました!よかったら感想ください! ここまで読んでくれて、ありがとうございました!
これでいいんだ。
これでいいんだ。 「なんで…?私が悪かった?ごめん」 丁寧に謝る君にいつもなら抱き締めて嘘だよという。だけど今は…。違う。 「俺は由里の事、幸せに出来ない」 「じ、十分すぎるくらい幸せだよ!」 ありがと。幸せに出来なくてごめん。俺は君をおいてわざと人に紛れた。また会える時はいい奴と居るんだぞ。 ~10年後~ 俺は23歳。自営業をしている。 「奏くんだよね?久しぶり。」 街を歩いていたら甘い声がして振り向いたら忘れやしない由里がいた。 「由里?彼氏は?」 「突然だけどずっといないよ」 俺に一途だったのかと妄想してしまう 「良かったら付き合ってよ。」 「…。由里、正気か?」 「勿論だよ。結構勇気だしたよ?」 俺は思う。幸せに出来ないから別れたんだ。何のために別れた?自分を鍛えるためだろう。じゃあどうする。俺。 「結婚を前提に付き合ってくれるか」 「フフフ今度は離さないでね。」 まるで純愛映画を見ているようだ。 この物語はフィクションです。 観覧ありがとうございました!