短編小説の相談いちらん
短編小説
みんなが作った短編小説のコーナーだよ。※2024年9月30日までの投稿で受け付けを終了いたしました。
私も今日から女の子
~これは地味な私の人生が180度変わった話~ ここでーす!ここですよ!私はクラスに一人はいる地味な女子。美奈子。 「あーあ。私もみんなみたいに彼氏が欲しいよーー!」 『いいわよ!私があなたを女の子にしてあげるわ~~!』 「え?あなたは誰?」 『私は女の子になりたいと思っている子のお手伝いをしているの★』 「でも私なんかがかわいい女の子になるなんて絶対無理だよ、、、」 『あー!自分を否定したらダメ!まずは自分を好きにならなきゃ★』 「分かった!私自分を好きになる!でも..私は髪はボサボサ、顔にはニキビ、足は太いし、おまけにいつもジャージ、、、自分を好きになるなんてとてもじゃないけど無理!!どうしたらいいの?ところであなたはなんて言うの?」 『私ちっちゃん!妖精だよ!まずは、髪はちゃんと乾かして週に一回トリートメント、ニキビは洗顔と化粧水乳液をしっかりね!!あとは足が細くなりたいならお風呂の中でマッサージをしてね!毎日ジャージなんてダメ!!自分の好きな系統を見つけてみて!!』 「分かった!!頑張ってみる!」 それから一週間毎日ちっちゃんに言われたことを繰り返しやった。そうしたら、髪はツヤツヤ、ニキビは減って、脚もスッキリ!!私はガーリーの系統が好きなことが分かった。自分に自信がついたからか、友達にも話しかけられて、友達ができた!私は今好きな人もいて、かわいくなるだけでこんなに世界が違うんだ!!これからもっと自分磨きをがんばろ!!あれ?私なんでかわいくなれたんだっけ?まぁいっか!! 『可愛くなれてよかったね!私はもう必要ないみたい!じゃあね美奈子』 「うん?なんか聞こえたような?気のせいか」 end
柚の木
私、柏木柚(かしわぎゆず)は、車の中で不安に駈られていた。 父の仕事の都合で、慣れ親しんだ鳥取から離れて東京に行く最中だ。 「友達、出来るかなぁ」 母が微笑む。 「柚は優しいから、大丈夫よ」 曖昧に微笑み返した。 「ごめんな、柚。中学校、折角地元の名門校に受かったのに」 私と似て、気弱な父が謝る。 「お父さんのせいじゃないわ。気にしないで」 〇〇〇 それからちょうど一年後。 私は東京の友人に囲まれ、楽しく過ごしていた。あの不安は、杞憂に終わったのだ。 今は磯貝悠人(いそがいはると)君と言う彼氏迄出来て、幸せな毎日を送っている。 と、思っていた。 春頃から体調が徐々に悪くなり、秋に病院で検査を受けると、滅多にかからない難病だと言われた。百万人に一人位の確率だ、と。治療は出来るが、最低でも10年はかかるらしい。 私は悠人に別れを告げる事にした。 ディズニーランドに行くのを最後のデートにしようと思い、入念に計画を立て、楽しく過ごした。その帰り道。 私は道路で立ち止まり、彼に病の事を打ち明けようとした。 「あのさ、悠人」 「なんだよ」 あのね、私難病だから、別れて下さい… その言葉が、彼に届く事は無かった。 悠人の後ろから車が突っ込んで来るのが見えた私は、咄嗟に悠人を突き飛ばして庇ってしまったのだ。 「ゆずー!!」 最愛の人が呼んだ自身の名を耳に焼き付け、私は目を閉じた。 ○○○ あれから12年。 私は死んだが、いわゆる幽霊となってこの世に留まった。悠人の幸せを、最期迄見届けたくて。 今、彼は庭にいる。 「柚、立派に育ったなぁ」 彼は私に話しかけているのではない。 私が死んだ年に、庭に植えた柚の木だ。 「本当はこの12年、柚と過ごしている筈だったのになぁ」 木に寄りかかるようにして、その場に蹲る彼。 「俺もその内、そっちへ行くから。ありがとなぁ、柚っ…」 彼が涙声で発した言葉を聞いた瞬間、体が溶けていくのを感じた。穏やかに空気と混ざっていき、しゅわわわわと炭酸水の泡のように消えていく。 「ああそうか、私は、彼の幸せを見届ける為じゃない、自己満足のためにいたんだ…」 最後の力を振り絞り、悠人に「ありがとう」と囁く。そして、天に昇っていった。 悠人は、12年前に死んだ恋人、柚のありがとうと言う声を聞いた気がして、ばっと振り返った。 勿論、そこには何も見えない。 でも、柚がいた気がした。 数年後、死別したある恋人が、天国で再会したらしい。 終わり
涙病
私は愛葉(あいは)。小学2年生の普通の女の子。 私は今、校庭にいる。親友の泉美(いずみ)に声をかけたところ。 「いーずーみちゃんっ!!おーはーよっ!」 と私は元気に言った。 「あっ、愛葉ちゃん!おはよう。」 と泉美も言った。 私は微笑んだ。でも、その瞬間...私は頭が真っ青になった。 私は心の中で助けを求めた。でも、声は出ない。口が固まっている...なぜか涙が溢れ出した。 「...あ、愛葉ちゃん??ど...どうしたの?!」 泉美は驚いている。 ーー1番驚いているのは私なのに... そう思うと、また涙が溢れた。 ポタ ポタ 何滴もの涙が落ちていく... ポタ ポタ 「あ、愛葉ちゃん...なんで泣いてるの?急にどうしちゃったの...?」 泉美が聞く。 私は説明したかった。でも、自分でもわからない。声も出せない。涙が溢れるだけ。 ーーどうして私泣いてるの...? 自分に問いかけても無駄だった。 何分か経った。私の涙は止まった。 「...あ、愛葉ちゃん?今のは...な、なんだったの...?」 泉美が聞いた。 「な、なんでもないよ。私にもわからない...」 私は小さな声でつぶやいた。 「そっか...」 泉美は小さな声で言った。私はなんだか気まずくなった。 その日の放課後。家でまた涙が溢れ出してきた。 「...わ、私なんで泣いてるのよ...も、もう泣かないって決めたのに...」 私はすごく怖くなってきた。 そして大声で泣いた。私は何時間も何時間も泣き続けた。 夜、お母さんが帰ってきた。 「愛葉!ただいまー」 お母さんがいつも通り私に言った。 「お帰りなさい...」 私はなるべくいつも通りに答えた。 「...?元気無いじゃない!!」 お母さんには気づかれてしまったようだ。私は慌てて言い訳をした。 「ん?ううん!!全然!!元気いっぱいだよっ!!い、いつも通りだよお~!!」 でも私は何故か泣き出した。 ーーこういう時に限ってなんで泣いちゃうのよ!! 私は嫌になった。 「何かあったんでしょ?隠し事はやめなさいね~」 とお母さんが優しく言う。 「...わ、私急に泣き出しちゃうの...自分でもわからないの...」 私は勇気を出して言った。そしてさっきのこと全て打ち明けた。また、勝手に涙が溢れ出した... 「そうだったのね。」 お母さんは本を持ってきて、何か調べていた。 しばらくして、お母さんが小さな小さな声で言った。 「もしかしたら...愛葉は涙病かも...」 お母さんの目には涙がすでに溜まっていた。 「...えっ、そ、それって酷い病気なの...?」 私は怖くなって聞いた。 「...言いたくないわ...言いたくないわよ。こんなこと...」 お母さんは必死にこらえていた涙を流した。 「あなたは...あなたはもうすぐ死んでしまう!」 お母さんは声をあげてシクシク泣き出した。 お母さんは、涙病について語った。 「涙病はね、自然に泣き出してしまう病気なのよ。もうあなたの涙病は...かなり、かなり進行しているらしいの。治療法は無くて、進行した次の日には死んでしまうって...」 ーーこんなことあり得ない。絶対信じられないわ! 私はショックだった。 ーー明日には私は死んでいるのか...そんなの、そんなの信じたくないのに。 「涙病が進行すると小さなストレスを大きく感じるようになってしまうの。そうなると、精神的に限界を迎えてしまう。だから死んでしまうのよ...」 とお母さんが付け足した。声はすごく震えていた。 私は泣いた。 お母さんが必死に慰めている。お母さんも目にいっぱい涙をためていた。 私は眠っていたようだ。今は朝。私は起きた。 ーー良かった。まだ生きてた。 私は少し嬉しかった。今、生きてることに喜びを感じた。 「お母さん!私まだ生きてる!!」 私はいつもだったら言うはずのない言葉を元気いっぱいに言った。 「ああ良かった!」 お母さんも笑顔で答えた。 ーー今日は私の最後の日かもしれないんだ。だから今日は泣かない。笑顔でいたい。最後までいつも通り過ごしたい。悔いの無いように。
~友達から一直線の運命~
私は彩葉、正直なところ恋の気持ちが分からない。私には幼稚園からの男友達が居る。名前は偲、吸血鬼の男の子。 今は、一緒に高校の入学式へ行っている。 「はぁ、間に合った!」 「もー!偲のせいだよ!(((怒」 「あぁぁ!す、すみませんでしたー!」 「なーんて!」 「あわわ、良かったぁ…」 なんていつものように話しをしてたら、 「ブオォォォォォン!キキッキキキ!」 私の方に向かって車が突進して来た! 「ひゃっ!」 その時、偲が… 「危ない!!」 かばってくれて助かった! いつも助けてくれる。だからお礼に血をあげているんだ。 ~その後~高校に着いて色々あって忙しかったなぁ…「イケメン!」とか「恋した…///」とか言ってたけど、恋って分かんなーい… ~3年後~ 「卒業生、起立!」 先生の声が体育館中に響く。 私は元気良く立った!卒業だ! (よし!今日こそは偲に告るぞぉ…) そう、私は偲に恋をした。 卒業式が終わり、私は、 「偲!」 「私、偲の事好きなのっ!恋って気持ちを教えてくれてありがとう。良ければ私の彼氏になって下さいっ!///」 「…ごめんね、僕まだ好きな人、居ないんだ。でも、好きにさせてみなよ、僕の事」 フラれた…でも! 「…うん!頑張るんだから!覚悟して!」 ~数年後~ 恋が叶った! 偲と付き合えた! ~更に数年後~ 「ぼっ僕と結婚して下さいっ!///」 「……!はい!もちろん!」 END
人とカネ
僕はなにかを苦労して手にいれたことがない。 なにか欲しいと思ったらお金で買えるからだ。 結局全てはお金だ。人はお金を得るために働いている。 お金で解決できないものはない。 僕はそう思っていた。 僕は勝(しょう)パパは世界でも有名なおもちゃ会社の社長で、僕はその一人息子。クラスのみんなには金持ちだ、金持ちだと言われるが、僕の家は金持ちではないと思う。僕の中ではこれが普通だからだ。小学生の頃はお金持ちだ!すごいすごいと言われてきたが、高校に入ってから後ろのやつの最初に言う言葉が「なんだよ、金持ち!!庶民の顔見て見下してんだろ!死ね!」と言われるようになった。 別に口で言われるだけだから僕にとってはなんの害もない。気にしないことが一番だ。 ?:「おい!!勝が金持ちだからって嫉妬してんだろ?だったら悪口言うよりも自分で稼ぐ方法でも見つけたら?w」 こいつ誰?僕は助けなんて求めてないけど… 勝:「お前誰だ?僕は助けてもらわなくても平気なんだんだけど。」 ?:「は?お前、自分のクラスメイトも覚えてないのか?俺は空だ。覚えとけよ!あと、俺は平和主義なだけだからな!決してお前を助けたわけじゃない。」 勝:「分かったから空!僕今日本最古の本を呼んでるんだけど!静かにしててもらえないかな!」 空:「分かったよ!あ、今日お前んちいっていいか?いいよな!お前ならそう言ってくれると思ったぜーー!」 勝「はぁ………いいよ。で、何万必要なんだ?」 空「は?お前俺が金目当てで近づいてると思ってんのか?そんなのいらねぇよ!」 勝「は?っては?金がいらないやつなんていないでしょ。」 空「………っな」キーンコーンカーンコーン 空がなにか言おうとした瞬間チャイムがなった。別に人間関係なんて興味がないから空がなにか言おうと、金をくれと言おうとどうでもいい。 ーー放課後ーーーーー 空(独り言)「はぁ、俺が勝の親父さんの会社を有名にさせたってことアイツは知らないのか?だから、今日金を請求しているのかと思ったのか!確かに金はもらうけど金をもらうのは親父さんからだ。もうアイツ帰っちゃったか………。しばらくは秘密ってことでアイツなんか面白そうだし近寄ってみるか。」 ーー翌日ーーーーー 空「よう!勝!昨日お前先に帰っちゃっただろ!!空たん、ぴえんだったー」 勝「別に空と僕が友達ってことないんだから。それに、金無しで僕の家来ようとする人なんて滅多にいないさ。」 空「は?俺ら友達じゃねーのかよ。」 勝「勝手に勘違いしない方がいいよ。」 空「俺はお前を二度も助けてんだぞ!」 勝「二度…?確か一度だけどそれは空が平和主義なだけなんでしょ?」 空「それはそうだけど!それも含めて二度だ!!!俺はお前の父ちゃんの会社を有名にさせたんだぞ!!!」 勝「空に助けてもらったことなんてないし、平和主義なんでしょ?その二度目も平和主義だからでしょ!どうせ!」 空「は?もういい」 父さんから詳しく話を聞くと空は父さんに父さんのおもちゃ会社の正社員としてスカウトしていたらしい。理由は空が7才のころ、父さんの会社は倒産してもおかしくはない状態だったらしい。その時にたまたま通りかかった空がトラブルの話を聞き、パソコンをいじった。すると、プロの人でもできなかったトラブルをたった30秒でなおしたらしい。そこから一ヶ月に一度手伝いに行っていて、正式に社員にならないかとまで誘われている。僕は今までの空への態度を見直し、友達になりたいと思った。こんなに自分の性格が悪いとは思ってもみなかった。 勝「この前の友達じゃないって言ってごめんない。あなたがいないと父さんの会社は倒産してしまう。僕にはあなたが必要なんだ。友達になってください」 空「お金持ちの印象を保ちたいからでしょ?そんな友達いらない。」 勝「お金はいくらでも出す!出すから!」 空「この世はお金で買えないものもあるんだよ?それに、俺がいなかったらあの会社はつぶれるんでしょ?だったら金持ちじゃなくて金無しじゃん。俺に金出せなくね?」 僕にはこの言葉が心に刺さった。 人をお金で動かすとかなんてひどいことをしたんだ。本当に僕は性格が悪いんだな。僕は自分の行った行動を反省した。 反省すると、不思議と会社のためではなく、本当に空と友達になりたくなった。これは空の魔法か?いや違う。僕が友達として空を求めたのだ。 こらから先はご想像にお任せします♪ さぁ、果たして空と勝は友達になるのか!?ならないのか!? そして、この小説の中にはだじゃれが!!ある!! 見つけてみてください! <人物紹介> ・金子空(かねこそら) 小さい頃から天才と呼ばれた。 ・堺勝(さかいしょう) 空と同じ高校に入れたのはお金があったから。
初恋のあの子
僕は海岸沿いの道をいつも走っている。日の出が美しい。 紹介が遅れたけど、僕は『健一(けんいち)』。毎朝ランニングする様になった。 その理由は、毎朝海を眺めている、美しい女の子を遠くから眺めるためだ。僕は、その女の子に一目惚れした。 今日こそは話しかけるぞ、と、思っても、恥ずかしいから話しかけられない。 そんな事を考えながら、女の子を遠くから見つめていると、その女の子は僕に気がついたみたいで、僕を見つめてきた。僕は恥ずかしくなって、下を向いて、何もなかったように走り出した。 僕が女の子の横を通ろうとしたら、 『待って』 女の子が話しかけてきた。 『貴方の名前は?』 『け、健一です』 女の子はにこっと微笑んだ。 『私は知春(ちはる)。知春って読んでね。毎朝健一君が、私を見つめてるから、気になってたんだ。よろしくね』 やばい、ばれてた。 『…よろしく』 『ねぇ、健一君。中学生?高校生?学校どこ?』 知春は僕の顔を覗き込んできた。こんなに近くで女の子の顔を見た事なかった。 『僕は、中二で、〇〇中学校だよ』 『え!同い年!…でも、私は××学校だから、隣の学校だね。…あ!健一君、そろそろ行く時間じゃない?』 『…あ、もうそんな時間か。』 『じゃあ、健一君、また明日来てね!』 僕は大きくうなずいて、前を向いて走った。一度振り向いた時、もう知春はいなかった。 ー次の日ー 『健一君!やっと来たー!まぁ、私が早く来過ぎただけだけどね』 知春は元気そうに手を振ってきた。知春のおろしている髪がさらさらと風になびいている。 『おはよう。ち、知春』 『ふふっ、おはよ!健一君!』 人通りの少ない道に、僕と知春の声が響いた。 『ねぇ、健一、浜辺行かない?』 『う、うん。いいよ』 『やった!じゃあ、私についてきて!』 知春は小走りで森へ入っていった。 『ここの森を抜けると、階段があるの。その階段を降りると、浜辺に着くんだ!一番の近道だよ』 正直、こんな道知らなかった。凄く綺麗な道だ。 『今から行く浜辺には、海の宝石、【シーグラス】が沢山落ちてるよ!なんか、グミみたいで食べたくなっちゃうんだ!』 『シーグラスは食べたら危険だぞ。割れたガラスの角が削れて丸くなっただけだからな。まぁ、美味しそうではあるけど…』 『ふふっ なーんちゃって~!嘘だよ!(にやにや)…あ!健一君、もうすぐ着くよ!』 さっき半分見えた海は、僕たちを飲み込みそうなほど大きく、輝いていた。知春は、目を輝かせながら、海へ走っていった。 『あ!早速シーグラスあったよ!健一君!ほら!綺麗な深緑と青!』 『うおっ本当だ。綺麗だなぁ』 『ねぇ、健一君、海で遊ばない?』 僕は深くうなずいた。…だってこれは、カップルの定番イベント… 知春は靴を脱ぎ捨て、海へ走っていった。(可愛いなぁ)僕も靴を脱いで、海へ走った。 足首が冷たい海に浸かった。僕は美しい海をぼーっと眺めていたら、 ビュッ ビチャ 首のあたりに水が当たった。 『水鉄砲!良い所に当たった!』 知春がにやにやしながら僕を見つめてきた。 僕も知春に水鉄砲で水をかけた。この時は凄く楽しかった。 僕たちは毎朝のように会っていた。俺は、知春の事が前より好きになった。 今日も知春と会う予定だ。…でも、知春は来なかった。 次の日も、知春は来なかった。どうしてだろう。 そんな事を考えてる時、知春が来た。でも、元気がないみたいだ。 『ごめん…』 …え?どうして急に謝るんだ。僕は知春に違和感を感じた。 『私、もう消えるのかな…』 『ち、知春、どういう事……えっ!?』 知春の体が透けていた。 『…今まで黙っててごめん。私、もう死んでるの。私は、幽霊なの』 『…!?』 僕はあまりの衝撃で、言葉がでなかった。 知春は、僕の手をそっと握った。 『健一君、ありがとう。私、一生忘れないよ』 知春はそう言って、空へ消えていった。 end
君と私 *是非読んでください*
私の名前は大森千尋。 初恋は小学5年生の時。 幼馴染みの折野稜悟(りょうご)に恋をした。 優しくて可愛くてでもかっこいい所に惚れた。 でも稜悟は脳に病気があったらしく、3年前アメリカへ手術しに行った。 それからというものの連絡も来ないし会ってもいない。 まだ稜悟のことが好きなのに…。 「よぅし、何かいいものあるかなーっ!」 今日、私は3駅離れたところのフリーマーケットに来ていた。 丁度今日暇だったしフリーマーケットって見てるだけで楽しいし。 ぶらりぶらりと歩いてたが良いものはない。 「はー」 ため息をつき、売店に寄る。 喉渇いたー。 大好物のソフトクリームがあったので買った。 ブラブラしながら食べていると… え、あれは…… 友達と戯れてる、可愛くてかっこいい男子が見えた。 もしや……稜悟? いやそんなはずは……ある。 その周辺にある友達が「おーい稜悟ー」って話しかけてた。 今しかないかもしれない。 もう会えないかもしれない。 話しかけるだけで良いから話しかけてみよう。 稜悟(?)がいる方に近づき、 「ねぇ、もしかして稜悟?私、千尋だけど。」 やや控えめに話しかける。 稜悟(?)の友達もこっちを向く。 「…………は?お前誰?てかなんで俺の名前知ってんの?怖。とりあえず知らねーから、じゃ」 稜悟、変わったね。 体も心も。 きっとあの時の手術、記憶が無くなる手術だったのかな。 わずか数秒後、雨がポツリポツリ降り出した。 私の心の中にもザーっと大雨のように何かが溜まった。
2人の思い
「光流(ひかる)ちゃん、ワンピースとか着てみなよ。絶対似合うよ!」 「光流ちゃんは女の子なんだから。」 そういう女子の話には吐き気がする。 俺は男だ。なのに誰も、俺の事を男だと認めてくれない。 制服だってスカートじゃなくてズボンが良かった。 女子だと決めつけられてるようで気持ち悪い。 でも、俺は男の子だと言うと、みんな変な目で見てくるから言えなかった。 唯一の救いは、光流という男の子らしい名前。そして… 「ひーかるくん」 俺の事を男だと見てくれている実緒だ。 実緒は、ご機嫌ななめだった俺の頬を白い指でつんつんとつつく。 「どうしたの~?そんな機嫌悪くしちゃってぇ」 実緒はそう言いながらいたずらっぽい笑みを浮かべる。 その笑顔が可愛くて、俺はつつかれてる頬が赤くなるのを感じた。 それがバレないように慌てて椅子を後ろに引いて「やめろよ、実緒。」と言う。 実緒は「そういう時も光流くんはかっこいいね~」なんて言ってぱっと自分の席に戻っていってしまった。 ちょっとした寂しさを胸に俺はあの可愛らしい笑顔を思い出す。実緒は優しい。 俺を俺のままで、俺が男だと受け入れてくれる。 ああ、俺は、実緒のことが好きだ。 「実緒ちゃんは好きな男の子とかいないの?」 「実緒ちゃんってモテてるよね、いいなぁ」 私はそういう話、というかそもそも男の子が苦手だ。 昔、男の人に嫌なことをされてそれ以来、苦手になってしまった。 でもこういう年になってくると、みんな好きな男の子とかの話になってくる。 正直言って、私はその話にまじれない。したくない。 だから男の子『は』好きになれなかった。 「ひーかるくん」 ムスッとした顔をしているなぁと思って、私は光流くんのそばに行く。 光流くんと初めて会った時、女の子だけど男の子になりたいんだなとすぐ気づいた。 そしてその時、私は自分の恋愛対象が女子になっていることを感じてしまったのだ。 光流くんが好き。 私は光流くんの頬をつつき回す。 「やめろよ、実緒。」と言った顔が真っ赤になっていた。かっこいい。 「そういう時もかっこいいね~」と言ってから私は光流くんの顔も見ず、自分の席に戻る。 ねぇ、光流くんは私のことを唯一男の子と認めてくれる子だと思ってる? 確かに私は光流『くん』って呼んでるけど、それは光流くんがかわいそうだったから。 でもね、本当に光流くんが男の子だったら、私あんなことしてない。好きにもなってない。 だから、あなたはこのままでいて。 -2人の想いは違う-
また会えたね(恋愛,長文注意)
これは毎朝バスで会う私と男の子のお話 「行ってきまぁす!」 「行ってらっしゃい」 青空の下で私は元気よくお母さんに言った。私の名前は梨乃。高校一年生。 私の通学路は,電車→バスなんだ。 入学してから毎日バスで会う男の子がいるの。名前は,陸斗っていう男の子。 私と同じ学年で,違う高校に行ってるの。その子とは気がすごく合うからすぐ 仲良くなっちゃった。そして今日も 会った。「陸斗くん!」私は小声で 言った。「梨乃ちゃん!」陸斗くんが そう言った。「ところで梨乃ちゃん, この本知ってる?」陸斗くんが見せてくれたのは『恋』と書いてある題名の本 だった。あれ?見たことあるような.. 「これ,僕の小学校で流行ってた本なんだよ,懐かしいなぁ。面白いから,梨乃 ちゃんに紹介したんだ」「陸斗くん!! 失礼だけど,どこの小学校出身ですか?」 私は思いきってそう聞いた。「えっと○□小学校だよ」「!?!?」私は驚いた。陸斗くんと同じじゃん。ってえ?陸斗って小学校時代私とすっごく喧嘩して先生に呼び出されるほどで,中学校は陸斗が 中学受験で都内のどこかに引っ越し ちゃって..うそでしょ「え,まさか梨乃?お前?」「そうだけど?」「「全然気づかなかった」」二人はハモって顔が真っ赤になった。そして陸斗が言った。 「今日の放課後の5時空いてる?」「空いてるけど」「○○駅前の橋の前で待ち合わせしない?話したいことがある。」「良いよ」話したいこと?陸斗が? 何なんだろ..そして放課後の5時。 ○○駅の橋の前で陸斗が言った通りに私は待っていた。そして陸斗が来た。「ごめんごめーん少し遅れた」「もう,少しオーバーでも許さないから」「許せよ」「で,話って何?」と私は聞いた。 「俺と付き合ってくれ」は?え?陸斗? マジで言ってるの?「実は小学校の時お前に見せた本,『恋』はお前の事が 好きだったからなんだ」そうなの!?!?私..気づけなくて..私は勇気を 振り絞って陸斗に言った。「ごめん, 陸斗,私気づけなくて,私,陸斗のこと 好きになっちゃった。こんな優しいとは思わなかったよ,付き合おう,大好き」「ありがとう」そして私と陸斗は連絡先を交換しあって家に帰った。そして長い月日が流れ,私は社会人となった。 デザイナーとして働いている。最近,陸斗と結構デートしてて,楽しいんだよね ...私は最近,陸斗にプロポーズしようか 考えているの,でも勇気が出なくて....でも,私は決心した。今日陸斗に, プロポーズするって。そして陸斗にLINEで「今日午後5時に○○駅の橋の前で 待ち合わせしない?突然ごめん,話したいことがある」と打った。「良いよ」と 返事が返ってきた。そして午後5時。 私は心臓のドキドキをおさえながら 待っていた。そして陸斗が来た。 「おっす。どした?」「ごめんね,突然」「大丈夫」私は勇気を出して言った。「私と結婚してください」陸斗は驚いた表情で私を見ている。無理だよね..泣 と思っていた。そして陸斗から返って きた言葉は「喜んで」その一言だった。そして私達は結婚した。結婚式当日。 家族や親戚の人達がいっぱい! 「陸斗,本当にアンタにはお世話に なったね」「俺も梨乃にお世話に なったよ」「「大好き」」 二人はハモって笑った。そして........「梨乃と陸斗との結婚を」 「「誓います」」私と陸斗は そう誓った。そして暖かい家庭に恵まれ,子供も二人出来た。 陸斗,これからもよろしくね 梨乃,これからもよろしく
私は罰ゲーム?
私は凛、高校一年生 おとなしくて人と話すのが少し苦手だけど最近好きな人ができた。彼は瀬戸優馬くん。でも人気者できっとモテるんだろうな…私はいつもマイナスなことばっかりかんがえちゃうな 「凛!遅くなってごめん!帰ろ!」 「うん!」彼女は深雪、小学校からの親友なんだ。 「あっ!忘れ物しちゃった!」 「ほんと凛はおっちょこちょいよねー!」「ごめん!」 やばい!宿題忘れた…一年2組だけどなんか声がするなあ 盗み聞きは悪いと思いつつもついつい聞いてしまった 「やりー!」「優馬の負けー!」 「罰ゲーム!」「罰ゲーム!」 「くっそー!なんだよ!何すればいいんだ?」「そーだなあ…よし!立川凛に告白ってのは?」「はあ?ふざけんなよ!」「はははー!負けたのはお前だろ?」「…」「よし決まり!」 気づくと涙が出ていた。宿題のことなんか忘れて一直線で深雪のところへ向かった。「それはひどい話だね…」「グスッ」「そんなやつなんか凛にもったいないよ!家に帰って寝な」「うん…」 私は家に帰ったはいいもののご飯は喉を通らず失恋ってこんなに悲しいものなんだ…と初めて一睡もできない夜を迎えた。 次の日 「凛?昨日は寝れた?」 「ううん」「そっか…もう振ってやりなよ!」「でも勇気が出なくって…」なんて会話を交わしながら学校についてしまった。 まだ告白してこないな…もう帰る時間なのに…深雪もう来たかな? 「立川さんちょっといい?」 緊張してるっぽい表情して…嘘くさ 「いいよ」 屋上 「あの…実は…ずっと前から立川さんのこと好きで!つっ付き合ってください!!」 顔真っ赤にして…そこまで頑張って私のこと騙したいんだ 「いいよ」 「へえっ?」 「なんて言うと思った?」 「そ…そんな…」 「何その表情!私への告白は罰ゲームなんでしょ?私のことなんてどうとも思ってないんでしょ?女の子はおもちゃじゃないわ!」 「…聞いてたの?」 「聞こえたのよ!」 「実は…俺、告白する勇気が持てなくて…風磨に罰ゲームできっかけを作ってもらったんだ」 「ふえ?どっどういうこと?」 「ほんとに立川が好きだ!告白は最っ悪だけど俺と付き合ってほしい」 かあーっと自分の顔が赤くなるのがわかった、「そっそれなら…いいよ。でも自分で告白してほしかった…」「ごめん!実は初めてで」「でも嬉しい!私も好きだったから…」「ほんとに?良かった!」 「凛?どうしたの?嬉しそうな顔して!」「実は…」「えー!良かったじゃん!振ってやりなよとか言ってごめんねー!」「ううん!逆にありがと!」 これが私の幸せの始まり!
心の矢印 恋愛小説
私…(世梨(より)) 涼「よう!世梨、今日も元気ないな。」 世梨「...」 いつも涼は私にそう言う。何と返せばいいかも分からないから、黙ってるけど、涼はそう言ってすぐいってしまった。実は、私は恋をしていたのだ。涼に。 放課後、教室で外をぼーっと見ていたら、外に涼がいた。私は思いきって、涼の名前を呼ぼうとした。その瞬間、涼の横にいた、とっても可愛い女の人が刃物で涼を刺した。血が土に染み込んでいく。 世梨「えっ……」 気づいたら、私の目から涙がこぼれていた。私はすぐさま涼のところに駆けつけた。涼は倒れていた。 世梨「起きて!ねぇ、涼っ…起きてよ…」 涼「あぁ、俺刺されたんだ、世梨…」 世梨「死なないでよ、涼、好きだよ、」 涼「…俺、心の矢印が世梨を指してるよ…」涼は静かに目を閉じた。
ラムネ
「じゃあまた明日!バイバイ! 」 そんな声を聞きながら、今日もまた、生きている。 あと何回このセリフが聞けるのかしら。そんなことを考えながら仕事をしているんだから、私もずいぶん年をとったんだろうなぁ。 私は夏が1番好きである。この声を毎日聞けるのは夏だから。 カブトムシをとったあの子だって、ふ菓子を買っていくあの子だって、無邪気に走り回るあの子だって、みんな宿題に追われているだろうし、それなりに忙しいと思う。 それでも、うちに来てくれるのは私にとってものすごく嬉しいことだ。 確かに私の店はどう考えても赤字で、建物もガタが来ていて、何より私がもう結構な年である。本当はやめたほうが良いのかもしれない。 でも、子供が好きなのだ。まるで昔の自分を見ているようで、好きなのだ。しおれた手でも、まだ彼らにいつものやつを握らせてやりたいのだ。 だから私は今年もまた、夏のためにラムネを入荷する。 まるでその瓶のように、透明で美しい心を持つあの子たちのために。
一筋の光から。
自分が生きているこの世界には、必ず手をさしのべてくれる人がいる____。 この記憶はたった数年前のような、ずっと前のような。 そんな儚くて淡い、『一人一人』の記憶。 何もかもが思うようにならなくて。 自分の性別について悩んでいて。 家族の関係が辛くて。 友人関係が上手くいかなくて。 生きていたくなくて、消えてしまいたくて。 誰もがいつか抱いてしまう、絶望の『負の感情』。 でもそんな人生という名の一生の壁がある中で 「努力はきっと実る。」 「自分は自分でいいんだよ。」 「辛かったね。」 「ずっと味方だから。」 「生きていて良かったって、思える日が来る。」 そんなたった一言が、誰かにとっての光で、希望で、生きる意味。 絶望があれば、必ず這い上がれる。 自分を必要としてくれて、助けてくれる人が『必ず』いる。 大切な光になる人に出逢って。 『誰かの生きる一筋になれる_____。』 些細な事でも悩んでいる人はたくさんいると思って。 そんな人が、ちょっとでも元気になれたり、生きる希望を持てたらいいなって思います。 この小説に自分の想いをギュッと込めました。 人生に絶望しても、一緒に這い上がろう。 湊(ミナト)
架空の人と、
私は、マリー 最近仲がいい「フェリス」とよく話す。 だが、その人はこの世に存在しない 私の架空の人物だ フェリスはピアノがものすごく上手だから よく教えてもらっている 最近は彼が実在するかのように思っていた。 私には、好きな人ができた。フェリックスだ 彼は、ものすごくヴァイオリンができる。 フェリスも彼のことをなぜかよく知っている。 「なんで、フェリスはフェリックスのことを知ってるの?」 フェリス「さぁ~ね」 フェリックスとの、アンサンブルが決まった フェリスは喜んで、たくさんのことを教えてくれた。 共演発表会当日 フェリスは待ち遠しそうに楽しみにしていた。 本番が始まり、大成功だった。 その後フェリスの姿がない。 そんな時に、フェリックスが来た。 「フェリス兄ちゃん、僕たちの演奏を聴いててくれたかな」 えっっ、フェリス? 「フェリス兄ちゃんって、、」 フェリックス「僕のお兄ちゃん ちょうど今から一か月前。脳出血で、亡くなった」 「一か月前。。」 フェリスと出会った日だ フェリックス「好きだよ」 「えっ」 あっ。フェリス フェリス「やっと、フェリックスも言えたか。よかった」 フェリックス「付き合ってください」 「はい」 フェリス「もう、大丈夫だ。元気でね」 「えっ」 フェリックス「どうしたの?」 「いや、何でもない」 フェリックス「行こっか」 「うん」 フェリスは私たちを結んでくれたんだ ありがとう 二人で頑張る。 ----------END----------
忘れられないもの
私の名前は、真奈(まな)なんだって。 私は最近事故にあい、記憶がなくなった。らしい。 【記憶を失って1日目】 私の病室にお母さんってゆう人とお父さんって人が入ってきた。お母さんは、私を産んだ人だって。産んだ人ってことは、私を大切にしてくれる人かな? 【記憶を失って2日目】 次の日は、友達ってゆう私と仲がいいらしい子たちが入ってきた。由美(ゆみ)ちゃん・あずさちゃん・凛(りん)ちゃんってゆう子たち。私に、学校のこと、他の友達のことを教えてくれた 【記憶を失って3日目】 修斗(しゅうと)ってゆう、男の子が入ってきた。その子は、私に寄り添ってくれた。「辛かったよね。大丈夫だよ。」って。 【記憶を失って4日目】 思い出した!お母さんとお父さんは、私の大切な人。友達たちは、私のことをいつも気にかけてくれて、優しくしてくれる人。そして、修斗くんは....、私の好きな人.... 【記憶を戻して1日目】 修斗くんがきた。 「戻ったのか!?記憶!?」 「私ね、急だけど、修斗くん」 「なぁに?」 「好き」 「俺も」 そうして、記憶を取り戻して修斗くんと付き合うことができた。
誰?
今日から新学期。クラスも新しくなる。もちろんクラスメイトも変わる。 先生は、どうやら今年新しく学校に来た人のようだ。初めて見る人だ。 先生は大きな声でクラスの皆の名前を呼ぶ。 先生『青野さん』 青野さん『はーい』 先生『伊山さん』 伊山さん『はい』 先生『小野さん』 小野さん『はーいーー!!!!』 : 先生『牧野さん』 牧野さん『はあい』 先生『三沢さん』 三沢さん『はいー』 この人初めてだ、あの子また同じだ嬉しい、などと思いながら名前を聞く。自分が呼ばれたら返事をする。 いたって普通の光景。 どんどん名前が呼ばれていく。もうすぐ全員呼び終わる。 ただ、最後の発言がよくわからなかった。 『若田さん』 このクラスに若田さんなんていなかったはずだ。というかこの名前は聞いた事がない。 クラスを見渡すが転校生が来ているようでもなかった。 もちろん自分も『若田』ではない。 ってあれ?今の『若田さん』って、先生の声じゃなかった。 先生が言った。 『もう名前を覚えていてくれて嬉しいです。 初めまして、この4月から新しく丸角小学校にきました!若田です。 これからは『若田さん』ではなくて『若田先生』って呼んでくれたらうれしいな!笑 これから1年間、よろしくお願いします。』 『若田さん』って、先生の事だったのか。確かに今考えてみれば『若田さん』って言ってた声は小野さんと谷くんの声だ。2人が照れている。 みんなが大きな声で返事する。 『『『若田先生よろしくお願いしまーーす!!!』』』
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私の名前は伊桜(いお)高校2年生。 私には、片思いしている人がいる。 でも、もう何処にいるのか分からない。 それは私が小さい頃の話。 家がお隣同士で仲が良かった桜介(おうすけ)。いわゆる幼馴染みというやつだ。2人に入っている「桜」の字は、私たちの親が桜の咲く季節に生まれた私たちに、同じ文字を入れようってなって入った字だ。 私は桜介の、明るくて、少しバカだけど本当は、優しくていつも守ってくれる様なところが好きだった。小学2年生の時、私は親の仕事の都合で引っ越す事になった。それまでは、おばあちゃんの家に住んでいたから、休みの時に、おばあちゃんに会いに行けば、桜介に会えると思っていた。だからそれほど寂しくはなかった。 翌年の夏休み、私はおばあちゃんの家に行った。やっと桜介に会えると思ったら、そこには、桜介はいなかった。 おばあちゃんに聞いたら、親の仕事の都合で、アメリカに引っ越していったと言っていた。 あの時は、すごく寂しかったなー 桜介は今、何をしてるんだろ、私のことなんて覚えてないだろうなーと伊桜は思った。 ある日、伊桜は、友達の沙彩(さあや)と夏帆(かほ)と、花見に出かけていた。 伊桜は桜があまり好きではない。桜を見ていると桜介を思い出し、もう会えないと言われているなうな気持ちになるからだ。 「伊桜~新しく好きな人作ったら?意外とモテるんだからさぁー」 「そうだよ、伊桜」 と沙彩と夏帆は言う。いつものことだ。 「そう出来たらいいんだけどなぁー」 伊桜はいつものようにそう返す。 「あっ伊桜あそこのグループに声かけない?新しい出会いも必要だよっ!」 「えっでもー」 「すみませんご一緒してもいいですか?」 「えっいいよーいいよー嬉しいなー男ばっかでつまんなかったんだ」 仕方ないかと伊桜は思い、顔を上げた。 そこには、桜介がいた。間違いない、伊桜の勘がそう言っている。 「お、桜介?」恐る恐る伊桜は聞いた。 「?えぇーーー伊桜!?!?!?!?!」 「やっぱり!えっでも何でいるの?」 「えっーと、あ、あっちで話そ」 沙彩と夏帆はニヤケながら、「どうぞどうぞ」と言った。 桜介に聞くと、今年、アメリカから帰ってきたらしい。それで、新しくできた高校の友達とお花見に来ていたらしい。 「いやーまさか伊桜に会えるなんてな」 「私もビックリしたよ」 「なぁ伊桜、俺なぁー引っ越してから、ずっと伊桜のこと、忘れられなかったんだ」 「えっ!?うん。それって!?」 「俺、伊桜のこと好き///」 「わっ私も桜介の事、好き。ずっと好きだった。引っ越した時、何も言ってくれなかったから、嫌われたんだと思ってた。」 「ち、違うよ、伊桜に言ったら、会いたくなって、余計、アメリカに行くのに、寂しくなるから…」 「そうだったんだ」 伊桜は、嬉しかった。桜介も私の事好きだったなんて。 「毎年、桜見てると、伊桜の事思い出して、寂しくなってたんだよなー」 「私も。2人の名前だもんね」 2人は、桜の木の下で、笑い合った。 やっと2人の思いが通じあったんだ。 その日の2人で見た桜は、毎年見ていた桜よりも、100倍きれく見えた 2人はその次の年もその次の年もまた、その次の年もずっーーーと、一緒に桜を見ようと約束した。
あなたと一緒にいたいから
陽花梨(ひかり)は三年生の時に優奈(ゆうな)と出会った。 そこから私達は探偵チームを組むことになった。 最初は2人だったけど後から優吾(ゆうご)、鷹願(たかね)、凛華(りんか)も加わった。 第一回目の事件は学校の謎の落書き事件だった。 私達は毎回の休み時間に潜入調査、事件現場の視察、聞き込み調査をした。 ここで私達は探偵チームとして有名になった。 だが、陽花梨は引っ越しすることになった。 事件を解決することが楽しみだったのに引っ越しすることになった。 陽花梨はなかなかメンバーに言う事ができなかった。